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p.12 the Best Colleagues file #4 -悔しい経験が絆を深めた!新規事業、徳海亘奎-

こんにちは!
のぶさんと熱い信頼関係を築き、主に業務や志を高め合ってきた個人にインタビューした「the Best Colleagues file(最高の仲間)」のお時間です!

第4回目は、東工大店の徳海亘奎さんです!
主に新規事業で切磋琢磨しながら闘い、悔しい思い出も共にした徳海さんから語られるのぶさんとのエピソードはいかに!

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早速見ていきましょう!
それでは、徳海さんお願いします!

のぶさんとの出会い

徳海「なんの話だっけ?」

記者「…主にのぶさんとの仕事上での思い出について聞きたいと思っています。のぶさんとの出会いを教えてください!」

徳海「あ、そっかそっか。俺がのぶさんと出会ったのって、知るカフェ入った1ヶ月後、SHIPに行く前なんだよね。インド行くか悩んでた時に、かなもんさんと遥さんが会わせてくれた。東工大店で初めて会って、どういうことやっていきたいとか悩んでいることとか喋ったんだけど、あんまり何喋っていいか分からず、さらっと喋っただけだった。正直その時はすごい人なんだろうなぁっていうのはわかったんだけど、そんなに刺激は受けたわけじゃなかったな。」

記者「SHIPに渡航している最中に、のぶさんと一緒にやっているPJありませんでしたっけ?」

徳海「インドでは、社長に事業提案をしてた。学生個人個人もしくは学生の団体に企業がスポンサーになってもらう、奨学金というか個人にスポンサーをつけるということができるんじゃないかなって思って。例えば、スポーツ頑張っている人が、バイトに時間使ってしまうというのは非本質的。将来稼げるんだから学生にスポンサーがつけば、面白いんじゃないかって言ったら賛同してくれてPJがスタートした。でも結局、そのPJは頓挫しちゃった。のぶさんと週1でMTGをしていて進めていて、この時に、のぶさんの考えた事業の資料をたくさんもらって、ビジネスモデルの考え方とかもたくさんもらって、面白かったなぁ。面白いこと考えてたなぁ、懐かしいなぁ。」

新規事業の思い出

記者「徳海さんはのぶさんと主に新規事業を共に作ってきたと思うのですが、思い出残っているエピソードを教えてください。」

徳海「はーい。のぶさんとは、一緒にちょうど1年前の5月くらいに.comの前から新規事業を考えていた。.comに関しては、こう言うのやるからやって〜みたいな感じでやることになったな。あと、スポンサー企業についての認知度サーベイみたいなのもやってた。あれ正直、やだったなぁ。笑」

記者「どうして嫌だったんですか?」

徳海「店舗の方々にすごい迷惑かけたからさ。サーベイの前日とかに全然スタッフに対して説明もしていなくて…。というか、ほとんど決めてなくて…。とりあえず、前日にスタバでのぶさんとやばい!ってなって、のぶさんと考えていたんだけど。じゅんじから『この件やばい。どうしますか』って言われたりして大変だった。でも、『仕事をしていけばこう言う修羅場とかやばいことって無限にあるから』って言って、のぶさん自身はあんまり焦ってなかったな。」

記者「徳海さん自身は焦ってたんですか?」

徳海「俺はかなり焦ってたね。次の日にやるってスタッフに言っちゃってるのに、実際のオペレーションとか店舗への負担なんて全然考えていなかったから。(反省)正直、面倒くさいなとかも思わなくもなかった。笑 実際、次の日スタッフから『なんすかこれ』とか『なんでやらないといけないんですか』とか、うわ〜俺もちょっとわかるんだよなあとか思いながら、『すいませんでした。○○で必要なのでお願いします。』って送っていた記憶があります。懐かしいなあ。前日の夜の9時とかに、次の日のオペレーションを考えるというなかなかギリギリの戦いだったw俺あんまり店舗のオペレーション知らない人間だったし、のぶさんも俺に任せてた部分が多かったし、かつ店長と密に連絡を取っていたわけではなかったからさ、やばかったね、あれは。」

記者「連絡しなさいよ」

徳海「申し訳なかったね。でもしょうがないよね。まあいっかって思っちゃった」

記者「…」

徳海「あと、こう言うのもある!経営企画の時に、新規事業の定例で、俺・のぶさん・石田さん・修さん・高倉さんとかと週1で喋って、どんな事業やる?っていう内容をホワイトボード使って話してました。俺が考えてきたものを1週間かけて、やるのかやらないのか決めていった。楽しかったけど、難しくてやりにくかったなあ。笑 例えば考えていたものの一つは、”卒業旅行の後払い”。消費者金融じゃないけど、旅行のお金を初任給で払える仕組みを作りません?とかいう提案した。結局、知るカフェやる必要なくない?で終わったけど。他にも、学生のデータベースのこととか、学生のデータ集めて、どれだけそれぞれにあった情報提供ができるんだろうという話をしていたのが楽しかったよ。」

記者「なるほど。のぶさんを初め、最強の社会人と一緒に新規事業を開発なさっていたんですね。刺激になったことでしょう。」

徳海「そうだなあ。あとはあと、日本生命のPJをのぶさんと玲さんとまっつんと俺でやってた。オールで議論していたの思い出すなぁ。いつだっけ?」

記者「多分、7月19日ですね。かなもん誕生祭の日で、体調悪い日だから。」

オールで議論の後ののぶさんのツイート
https://twitter.com/maekawa_nb/status/1152338067073617921?s=12

徳海「うわ、本当だ。すごいピンポイント。最初の方、のぶさんしんどそうで体調悪そうにしてたわ。あの時のテーマは、学生の相互扶助について。何があって大学生は仲良くなって、どういう関係の人にならお互いに助けようと思うんだっけっていうのを、キーワード出して関連づけるっていのを、オールで議論していたw7時間くらいぶっ通しでやってたね。まっつん途中でダウンしてたけど、他3人はこういうのすごい好きだし最後まで楽しんでやってたなあ。」

記者「凄まじい集中力と体力ですね!その中で、学んだことはありますか?」

徳海「学んだ…というか、印象に残ったのでいうと、普段は知るカフェにおいてはのぶさんの方が知ってるわけだから、上下関係があるんだけど、のぶさん、玲さん、俺で純粋に対等な立場で話し合えたのはやりやすかったし議論を楽しめたな。

知るカフェ.comリリース

記者「徳海さんといえば、知るカフェ.comで有名だと思いますが、お話を伺えたらと思います。」

徳海「そうだね〜、.comに関しては、実際に議論を進めたのは5月から8月9月くらいで、リリースしたのが1月。ちょっとうまくいかないことが多かったんだよね。エンジニアのリソース足りなくて間に合わなかったり、経営企画的にもっと重要な問題が出てきちゃって後ろ倒しになってしまった。でも週1で石田さんとかのぶさんとかとMTGしてたときのサービスだから、本当に楽しかったなぁ」

記者「苦労も達成感もある思い出のサービスなんですね。一緒にやっていく中で、思い出に残っているのぶさんの言葉はありますか?」

徳海「1つはさっき言ったやつかな。正確には.comじゃなくてサーベイのときなんだけど、何回もSHIRUWORKとかで修羅場を潜ってきたから、『こんくらいの修羅場なんて何回も経験しているからそんなに俺は焦ってない』って。こんくらいの状況はもう経験しているから問題ないっていってもらって、そう考えれば焦るほどのことでもないなぁと思って安心したよ。でも、これの嫌だったのは、普通に楽しかったんだけど、.comというサービス自体は俺が考えたものじゃなかったんだよね。始まり方が、トップダウンで決まって自分に降ってきたものだったから、自分の心を入れて、共感させて、っていうのが大変だったなあって。自分の子供じゃないのにお前の子供だろって言われて、そこに愛を注がなきゃいけなかった。しかも批判はおれに飛んでくるっていうのは辛かったね。変わったバージョンは全部俺が考えたけど、最初の始まりはそんな感じだったね。」

記者「なるほど、徳海さん発案ではないんですね!全店MTGで発表されていたのは徳海さんでしたよねね?」

徳海「そうだね。慶應店でプレゼン発表だったんだけど、その2時間くらい前から、練習してて。しょうまとかマッキーとかに練習に付き合ってもらったりしてめちゃ練習した。みんな心配そうに見てくれて、プレゼン見られてるなあって思った。のぶさんに終わってから、よかった、ちゃんと考え抜いて、心からの言葉だから響いたよって言われて、嬉しかったなぁ。その後、のぶさんツイートしてくれてて、あれ嬉しかったなぁ。」

話題のツイート
https://twitter.com/maekawa_nb/status/1138091407837523969?s=12

徳海「当時は、いろんな人からネガティブな意見ももらって、凹んでたね。メンタルそんなに強くないし。でも、のぶさんがSHIRUWORKも最初はこんな感じだったよって言ってくれたのよ。新規事業の最初はみんなに迷惑をかけながら、良くも悪くもいろんな反応がくるっていうのを教えてくれた。心強いなと思った。全く同じじゃないけど、似たような経験を先にしていて、自分の感情や考えに寄り添ってくれるっていうのはありがたいし、安心するよね。

記者「最高の上司ですね。」

徳海「うん。それこそ、のぶさんはいろんな経験をしているけど、俺はまだそこに追いついてないから、早く知るカフェ以外で新しい事業やサービス作って、のぶさんにFBKしてもらいたいね。やんなきゃなって思う。俺が考えるサービスもどんどんクオリティ高いものを出していくだろうし、それに対するのぶさんのFBKももっともっと専門性の高いものになっていくだろうし、そういうのをいつまでもやっていたい。今もやりたいし、10年後20年後もやってたらそれはすごい素敵だなぁと思う。そういう関係でいたいよね。

記者「のぶさんへの信頼と尊敬が伝わってきます。」

徳海「すごいよね。これだって、俺が大学2年生の時だから、のぶさん大学4年の代でしょ。すごいよなぁ。(エモさにひたる徳海)あと、のぶさんってなんかかっこいい言葉好きじゃん。そこの点、わかりにくいなとは思うときあるけど。笑 一緒にやっていたとき、こんなのも送られてきたよ。」

■徳海に対するFBK的な文章
Yes, andの実践者。場の空気を切り開き、メンバーが発言しやすいクウキ感を作っている。視野が広く、アイデアが豊富な一方で、現実的な視点を忘れておらず、発散しながらもゴールに向けて進められる力はすごい。チーム全体をリードする姿勢があるので、メンバーも前向きになって活発な議論の中心になっていたのが好印象。まわりをサポートする姿勢もあり、人の意見に素直にいいねと言えるポジティブさは圧倒的な強みに感じる。仕事はチームでアウトプットするものだという話をしたが、チーム力を圧倒的に高められるマインドやコミュニケーションスキルがあることは、就職活動という狭い視野でなく、長期的に仕事において強みになるので、ぜひ伸ばし続けてほしい。さらなる成長ポイントとしては、議論の見える化。自分が得意な方法(付箋をつかう、ホワイトボードや大きな紙に書きだす、マインドマップを使うなどなど)を見つけて、チームメンバーの巻き込み力を上げられるとさらにチームとしてのアウトプットの価値を高められるようになる。

記者「これはなんですか?」

徳海「これなんだろうね、俺に対するFBK的なものなのかな?」

記者「覚えておきなさいよ」

徳海「普通に俺にFBKなのかな?多分。MTGを話しながら書いてくれてたんだと思うんだよね。これ。あとこんなのもあったね。」

記者「これ絶対録音してくれないやつですね。」

徳海「うん、してくれなかった。見てみたかったな。笑 あとね、褒められたこともあるよ。」

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褒められた時のスクショ

記者「すごい、めちゃ褒められてますね。」

徳海「うん!(ニッコリ)」

最後に

記者「最後に、これだけは言っておきたいことってありますか?」

徳海「新規事業考えていた時に、結論頓挫しちゃったわけですが。のぶさんと一緒に企画を詰めていたわけですが、その時柿本さんが切羽詰ってたときなのもあって直近のマネタイズしかできてないという状況で。結果として頓挫してしまったんですけど、気持ちめっちゃわかるなぁっていう話をしてくれた。のぶさんもSHIRUWORKでやりたかったのが、学生がどういう軌跡を歩んできたのかというところまでやりたかったそうなんだけど、(それを聞いて)泣いちゃって、お互いにやりたかったこと、俺が一番熱量を注いでやりたかったことがなくなっちゃって、めちゃくちゃきつくて、やりたかったことが一気に消えて、喪失感でさ。しばらく業務はこれしかやらない!くらいの気持ちでいたからさ、それが一気に消えて、何やればいいのかも分からなくて、インドのスタッフルームで泣いてた。それにのぶさんもすごい共感してくれて、同じく悔しがってくれて、事業ってそんなうまく行くもんでもないというか、そういうフェーズじゃなかったのもあるけど、今考えればもっとできたこともあるのかもしれないけど、うまくいかなくて悔しい思いをしてただただ泣いてっていうのが今では自分のいい経験だなぁって。その経験が、インドから帰ってきて一緒に新規事業やろうとかにつながっているし、プラスとマイナスを一緒に経験できたのがよかった。自分の力がのぶさんのおかげで急成長している時に、ガクンて下がった、うまくいかなかった。苦楽を共にしたっていうのが今の関係に繋がってるんだなぁって思うよね。」

記者「苦楽を共にしたというのが、関係を強めたんですね。」

徳海「そうだね。あぁ、今めちゃくちゃのぶさんと話したいもん笑 多分3時間とか5時間かかりそうだから、BARで酒飲みながら語りたいな。あの(うまくいかなった)経験があったからのぶさんと仲良くなれたと思ってるし、今でも知るカフェの中でトップクラスで仲良くさせてもらってるけど。そういうのがあったからこそ、悪い部分だけじゃなくて。うまくいかなくてよかったじゃないけど、今がある。人生ってつながっている。俺の人生で1点でも変わってたら、例えば高校入試の点数が1点でも変わってたら、今の自分の人生とかは大きく変わってたなって思うから、まさにそれで、会社の状態がああで、企画が頓挫してしまったからこそ、今ののぶさんとの関係とか、今の業務とかがあって、全てが今の俺につながってるんだって思う。

記者「(泣)最後に、のぶさんに向けて、意気込みはありますか!」

徳海「今はまだ自分の実力がのぶさんに追いついてない。のぶさんの方がレベルとして上にいる。いつまでも先輩後輩って立場は変わらないと思うし、俺はそれが楽しいんだけど、これからは社会にインパクトがだしながらも、そういう関係になりたいって思ってます。仲良くしてくれてるのありがたいよね。なんでそんなに好いてくれているんだろう…まだ自分は何者でもないのに。本当に、これからは自分で事業やっている時のFBKとか、お互いもっともっと高いレベルでしたいよね。最初は小さな企業の小さな事業を一緒にやって失敗したっていう関係性が、5年後10年後とかにもっと大きなレベル、社会に大きな影響を与えるようなレベルで、この企画書どうですかとかこのファイナンス戦略どうですかっていう風にFBKしてもらう関係になれたら、面白い縁だよね。すごい熱い、貴重な繋がりだなあって思うから、そうなりたいよね。ONE PIECEで言う”2年後にシャボンディ諸島へ”じゃないけど、みんな強くなって集まってまた一緒にやるっていうような関係なれたら、嬉しいね、幸せだね。胸が熱くなる。燃えるよね。これからも3ヶ月に1回とかで飲みに行けたら幸せだな。

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徳海さん、ありがとうございました!

悔しい経験も、それを乗り越えた素晴らしい景色も、のぶさんと共に経験した徳海さん。お二人の絆と人間らしさが伝わる素敵なエピソードを話していただきました。

さて、次回のthe Best Colleagues fileは、「木下玲さん」です!
のぶさんとは仕事上でも信頼が厚いのは言うまでもなく、お互いの志を深く熱く語り合う仲である彼から出てくるエピソードはどのようなものなのでしょうか?必見です!

記者:Moe Kuwahara
取材日:2020/06/07(Sun) 14:30-15:30