19/09/09 光の氾濫

昨日は台風の風がすごくてなかなか寝付けなかった。
朝、窓の外を見たら、昨日刈られて綺麗になったばかりの芝の上に木の葉が散乱していた。
黄色・オレンジ・茶色・若葉色・・・、大きさも重なりも多様でしばらく見つめていた。

昨晩は寝る前に感傷的になったせいか、センチメンタルな夢を見た。内容はもう思い出せない。
シャワーを浴びて何も食べずに仕事に向かう。
店前に残された台風の爪痕は大きく、せっせと掃除しながら良い汗をかいた。良い汗はかいていて気持ちが良い。能動的に流す汗だ。
他方、夏の暑さでかくような受動的な汗は不快なものだ。前者は全身を汗が流れ落ちてゆくが、後者は首や脇や背中がベトつく。

仕事は忙しく、夕方からずっと頭痛が続いた。
副流煙のせいと思うが、もしかしたら気圧の変動のせいなのか。帰ってご飯を食べてシャワーを浴びてすぐに布団に入る。

寝る前にFacebookでCianのライブを見た。素晴らしかった。今すぐ飛んでいってハグしたい。
https://www.youtube.com/watch?v=5KuGUP-C9Ko&feature=youtu.be

息つく間もないと言っていた彼の言葉が脳裏に蘇る。
これほどの仕事をする為に、息つく間もない彼の暮らしを思う。日高さんも同じようなことを言っていた。
私もそうなりたい。つまり、自分がやりたいことで忙しくなりたい。そう思う時、それができるという確信めいた気持ちが、今何もしていない日々との落差を急速に埋めようとしてくる。だけど、埋められない。一人では。

掻き立てられて、揺さぶられて、氾濫する光の中でまぶたを閉じる。それしか今は出来ず、それが今の私の選択である。