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祈ること願うこと

なんか年齢を重ねるほどに願ったり祈ったりすることが増えてきた気がします。

「どうか健康でいてほしい。」
「たくさんの幸せが訪れますように。」
「お願いします。良き方に転んでください。」

成長を感じます。
大人になったんじゃないかなと。

自分の力が届くところ届かないところがわかるようになったのだろうし、諦めるところ諦めないところの分別もつくようになったのだと思います。

聞き方によっちゃ無責任で消極的になったように聞こえるかもしれませんが、悪くないんです、個人的には。

万能感というか生意気な使命感というか、そんなものを抱えて動いて、状況とか人の心とかを中途半端にかき混ぜて終わる。
そんなことが多々ありました。

自分の力、他人の力。自分の都合、他人の都合。そういったことを見極められるようになりました。

関わりたいけどコミットできるほどの力、余裕がない。
それでも無関心は保てないから、願う祈る。

そんな風にして願うこと祈ることが増えました。

あとはなんとなくですが、祈ると頑張れると思えることがあります。

自分以外の力、例えば巡り合わせやタイミングや関係性や環境といったものが自分の外側にあるものとして、お天道様なりご先祖様なり神様なりに任せると思えると自分の手の届く範囲にあることは一生懸命になれる感じがあります。

自分のことは自分でやるべきですし、そこは戦いどころですから、どこまでお上に任せるかっていうのは常に考えなきゃいけませんが、それでもまあどこかでなるようになると思えるとかえって入り込める気がします。

特定の宗教を信仰している訳ではないのに、なんとなく祈る対象を持っているのはいかにも日本人っぽいですね。

これからも神社で手を合わせお墓参りをしてクリスマスで盛り上がり座禅をしようと思います。

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