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将来に向き合わないといけない

(画像は近所の畑の梅)

3月に入って就活が解禁されたので泡を食ってエントリーしている。

元々持ち合わせていた逃げ癖と怠け癖が最大限に発揮された結果就活に対してろくに向き合わないまま3月を迎えてしまった。

私の今までの人生のモットーは「やりたいことだけやる」であった。やりたくないことから徹底的に逃げ続けた。公文の宿題はため込んだし数学が出来なくて理系で行きづまった時は速攻で文転したし辛い飲食バイトは秒で辞めた。

そして幸か不幸か、今までの人生はやりたいことしかやってなくてもなんとかなっていた。しかし必ずやりたくないことに向き合わねばならないときは来る。それが就活だった。

しかし今までやりたいことしかやらなかった人間が一人だけで、就活とかいうこの世のやりたくないことを煮詰めたようなイベントに自分から乗り込んで行けると思うか?少なくとも私は無理だった。他の人と比べて「やりたくないことに向き合い、戦う」経験値が圧倒的に不足していた。

コロナ禍で学校の人々と合う機会が無くなったのもよくなかった。人に影響されやすいたちの人間なので就活を真剣に頑張っている周囲の同級生を見ていたらもう少し早くから就活に向き合うことができていたかもしれない。

流石に稼ぎがないと生きていけないので就活を嫌々ながら始めてみたものの正直完全なる手探り状態で何もわかっていない。

今自分のしていることは間違っていないのか、もっと早くから自分の進路について考えておけばよかったのではないか、夏のインターンとかいうやつにもっと真剣に参加すればよかったのではないか…

「就活はまだこれからだ、今から諦めることはない」と周囲の人は励ましてくれる。しかしそれでもやらなかったことに対する後悔は尽きない。

ESを書くことに疲れたので外に出て近所の公園に行くと桜の花が咲いていた。いつの間に咲いていたんだろう。ぼんやりと七分咲きの桜を眺めながら季節の移り変わりにも気づけないぐらいに精神的余裕が無くなっていたことに気づいた。

別に派手な生き方をしたいわけじゃなくてただ公園の花が咲いていたとか昨日より暖かくなっていたとか、ふと訪れる日常の幸せを感じ取って生きていくことさえ出来たらそれでいいのに。

かなり鬱っぽい話になってしまった。とりあえず頑張ってみてダメだったらまた考えよう。オチは特にないです。

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