窓を開けて眠れる幸せ

ここ10年を振り返ると、平均して2年に1回くらいのペースで住む場所を転々としている。

今のシェアハウスに越して来て2年以上が経ったのでそろそろ引っ越したい願望が高まっている。

次に住むところはどうしようかと考えた時「窓を開けて眠れる部屋が欲しい」と思った。女性の一人暮らしで一階に住む人はまず無理だろう。よほど度胸のある人でなければ...

学生時代、私がまだ実家に住んでいた頃、オートロックマンションの4階で空き巣に入られた。別に富裕層が住む地域でもないし特別高そうに見えるマンションでもないのに。

それから窓を開けて寝ることが当たり前に出来るわけではない事を知った。といいつつ、今住んでいる部屋では開けっぱなしで寝ることがある。

それは今の部屋が2階であること、ベランダもなく部屋には小さい窓があるだけで、建物の壁はのっぺらでハシゴでもなければ登ってこれない構造になってるからだ。しかもシェアハウスには10人以上が小さな建物に住んでいる。共有スペースは24時間常時あかりがついているし、いろんな生活リズムの人が暮らしているので深夜にガサゴソ起きている人もいる。侵入しにくい家だろう。

シェアハウスを出て一人で住む物件を探してはみるものの、夜窓を開けっぱなしで寝られそうな部屋という条件で探すとかなり難しい。少なくとも家賃が低いところで探そうとするとまず見つからない。

窓を開けて寝るって贅沢だよなぁ。とりあえず今年の夏はいまのシェアハウスで存分に窓開け生活を堪能しようと思う。



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