「自らの真の願望を成就する」ための機能

人間の内面には、「自らの真の願望を成就す
る」ための機能が備わっています。

この機能が備わっていない人間はいません。

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人間にとって、「真の願望」とは何かという
と、それは「根の深い悩みを解消すること」
です。

人間は、何かが欲しいのではないのです。

何かを手に入れたいのではなく、何かを手放
したいのです。

その手放したいものというのが、「根の深い
悩み」です。

「根の深い悩み」を解消したいがゆえに、人
間は、わざわざ生きているのです。

「根の深い悩み」が何なのかは、一人ひとり
異なります。

ちなみに、いわゆる「個性」というのは、一
人ひとりの「根の深い悩み」が異なるがゆえ
に生じています。

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繰り返しますが、人間の内面には「真の願望
を成就する」、すなわち、「根の深い悩み」
を解消するための機能が備わっています。

この機能が備わっていない人間はいません。

そして、その機能を作動させることができる
のは、一人ひとりの内面に常にある「言葉の
モト」です。

「言葉のモト」というのは、真の願望を成就
する力を発揮するためのスイッチなのです。

ここで大事なのは、「言葉」は、そのスイッ
チではない、ということです。

「言葉のモト」だけが、「真の願望を成就す
る」ための機能と結びついています。

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「言葉」は、ときに無力であったり、非力で
あったりしますが、「言葉のモト」は、常に
パワフルです。

そして、「言葉のモト」は、永遠にエネルギ
ーを生成することができます。