居場所、所在

わたしは豊中という町に住んでいる
現在は1人で住んでいる(遠い目)
TOYONAKA-CITYには約40万人が
住んでいるらしく
私は1/400000だ

住んでいるとはいえ
ここに居る時間でいうと
そんなに居ない
日々どこかに行ってるので
所謂ベッドタウンだ
なんならそのベッドに
帰って来れない日もある
とんでも8ぷんである

母から聞いた話

小学校の時
通信簿らしきものに
「元気で良い子なのだけど
 いつも居場所がないような
 そんな面があり気になる」
と言った教師からの一文を
どうやらもらったらしい

大人になってから聞いた話だが
割と合点がいっている
ガッテン承知の助だ

どこかに所属をしている人
確固たる、いやゆるやかでも
形成されるコミュニティに
属する人たちを
心から羨ましく思うのだ

やろうとした
頑張ったのだよ

でもね
ざっくり言うと
外的にも内的にも
そういうの上手くいかないんです
なんやろねこれ

そのうちに
その属する事を諦めた時、
どうもたくさんの事が
上手くいくようになったんす

未だに羨ましく思うけど
まあ出来ない

そこで今やっているのは
自分の生きるスペースを
ワザと広げること

音楽をやっていると
「界隈」という言葉をよく聞く

そのどの界隈にも出来るだけ属さず
でも可能な限りの界隈に顔を出す

そうやってるうちに
一つの居場所ではない
たくさんの居場所が出来たのかもしれないが
それも安心すべき材料ではない


もっと時間がかかるかもしれないが
居場所が完全に自分自身になったら
この現世は楽園になる気がする

いや居場所は未だに欲しいけど、、、

でもそんなん出来たら
すぐに離脱しそう笑

ほとほと面倒くさいなアタシ
って思いますよそりゃ

まあでも
このどこへでも行ける感
悪くないす

行ったらみんな仲良うしてくれるし
バイバイの後はまた会えるがあるし
それがなくなったら
きっとみんなの記憶で少しずつ会えるし
誰かの脳みその中で
たまにthanの曲が流れたりとかね

居場所、居場所
所在無げは
きっと所在が無い

所在がないのを
しばらく楽しみたいと思います

帰る家はいまんとこあるし
自分のベッドが1番好きだし
でもこの所在の無さは
とても気持ちいいな

やるべき音楽は
さほど変わんないし
音楽には居場所なんて
おそらく必要ない
必要あるとすれば
地球に音楽が所在している
くらいのことでしょ

わたしの所在は
わたしとわたしの音楽だ
わたしの仕事だ

1/80億人のわたしの所在は1/80億

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