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T1第2節 ポートFC対ポリス・テロFC観戦記【タイリーグ2023-2024】

どうも、きーきあっです。
先週からタイリーグが開幕し、今週は第2節。
そして我らがタールアことポートFCのホーム開幕戦です。

そんなホーム開幕戦ですが、22日に中国の浙江FCとのACLプレーオフがあるので、先週に続いて金曜開催となりました。
金曜開催でも20時キックオフなので、時間的にも十分余裕があります。

先週の開幕戦はアウェイでT2からの昇格組ナコンパトム・ユナイテッドに2-2のドローと、決して順調なスタートではありませんが、それでも逆転された後に何とか追いついたことをポジティブに捉えたいところ。

そしてこの試合をしっかり勝って、22日のACLプレーオフに弾みを付けたいところですが果たして・・・。


スタジアムへGO!

ということで、仕事を終えた後に聖地PATスタジアムへと向かいます。
PATスタジアムはクロントゥーイエリアにあります。
T1(タイの1部リーグ)で使用するスタジアムでは唯一都心にあり、MRTクイーンシリキット駅から歩いて15分とアクセスも抜群。
アソークからだったらバイクタクシーで10分くらいで着いちゃいます。
地図も載せておきますね。

さて、スタジアムに着いてからまずこの日はやることがありました。
それはシーズンチケットの受け取りです。
シーズンチケットは事前に申し込み、オンラインで支払いも済ませてあるので、あとはクラブショップで支払いした画面を見せるだけです。

ちなみにシーズンチケットはタールアのFacebookページに毎年情報が載ります。
シーズンチケット以外にも試合の経過や結果、アウェイ観戦バスツアーの情報なんかも載りますので、タールアサポは要チェックです。

あと、シーズンチケットを買いたいという人のためにリンクを貼っておきますね。
こちらは3,500バーツのシーズンチケット申し込みフォームです。
席はゾーンA(メインスタンド)、そして今シーズンのユニフォーム付きです。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc4ZYyvVPZJreIzyl6diVCUXoza0ox-FWNJOIk5wAL6VpP_AQ/viewform

こちらは2,000バーツのシーズンチケット申し込みフォームです。
席はゾーンB、C、D(メインスタンド以外)でユニフォームは付いていません。
ゴール裏やバックスタンドで応援したい人、安く観戦したい人向け。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdXU_sUB9DFKPJqAyHLgh9SONhaZBlDqjdGIlHSfz8tpODx-A/viewform

また、クラブショップでは新シーズンのユニフォームを求める人で一杯でした。
タイは日本よりもユニフォームが安く買えることもあり、スタジアムでのユニフォーム着用率がめっちゃ高いです。
そのおかげ!?で僕もタールア以外のクラブのユニフォームをつい買ってしまいます。

こちらがタールアの新ユニフォームです。
今シーズンからサプライヤーが「Grand Sport」になりました。
昨シーズンまでは「Ari」だったのですが、3シーズンぶり(だったかな)「Grand Sport」に戻りました。
愛するクラブのユニフォームなので毎年気に入ってますが、今シーズンもやっぱりかっこいい!

ということで今シーズンも無事シーズンチケットを受け取りました。
こちらが会員証です。

そしてこちらがチケットです。
今までは当日にクラブショップで会員証を受け取るシステムだったのですが、今シーズンはリーグ前半戦をまとめて1枚のチケットにしてました。
プラスチックでなかなかかっこいいのですが、失くさないか心配。

そしてシーズンチケット購入特典。待ちわびた新ユニです。
これを受け取る時は毎年めちゃくちゃテンションが上がります。
昨シーズンは右サイドバックの15番スパナンをマーキングしたのですが、今シーズンは誰にしようかなと悩んでます。

あと、おまけで選手のミニポスターをもらいました。
誰がいい?と聞かれたので、今季から加入した33番志村謄(しむらのぼる)選手を選びました。

久しぶりにタールアに加入した日本人選手なので推していきたいのですが、先週も今週もベンチ外。怪我?外国人枠?

無事にシーズンチケットをゲットできたところで、まだ開門まで時間があります。
ということでスタジアムをブラブラ。
この文字を見ると毎回気持ちが高鳴ります。

みんな大好きマダム・ペーン。僕も大好きです。
写真が新しくなりましたが相変わらず素敵です。
タイサッカー協会の会長に立候補するなんて報道もありましたが、どうなるんでしょうか。

バックスタンド側にあるチケット売り場。
金曜開催だというのにこの日は早々にメインスタンド側のゾーンAが売り切れになったそう。
毎試合スタジアムが満員になってほしいと思っているので、たくさんの人が訪れてほしいです。

こちらはPATスタジアム名物といっていい、スタジアム前のスタグル通り。
両サイドにたくさんの屋台、そして座ってビールを飲んだり食べたりできるテーブルも出ています。

ソーセージや串揚げなどのスナック系から、オムレツ載せご飯やガパオライスといったご飯系、そしてアイスクリームなどのデザート系などバラエティーに富んでます。
もちろんビールも売ってます。
スタグルの充実度ではバンコク、いやタイのスタジアムでもトップクラスです。
あと、サポーターのビールの消費量もタイリーグトップクラスだと思います。
ちなみにPATスタジアムの中ではアルコール類の持ち込みが出来ないのでご注意を。

いざ、観戦!

開門時間が来たので、いつものようにスタジアムの中へ入ります。
メインスタンドからの眺め。やっぱりこの眺めが最高です。

こちらのゴール裏は椅子が完全に撤去されてました。石段に座っての観戦となります。
ってか何故椅子をなくしたんだろう?ACLのスタジアム基準は大丈夫なんだろうか?
って、まずプレーオフに勝つことが先だけど。

反対のゴール裏はしっかりと椅子があります。なんかきれいになった気が。

さて、ここでホーム開幕戦ということもあって、久しぶりにきーきあっ的タールアのスタメン紹介をします。

まずGK。1番のソンポーン。
って、最初から写真がありません。観戦仲間との話に夢中になって撮るのを忘れてしまいました。

昨シーズン途中からタールアに加入し、レギュラーを掴みつつあるも、開幕戦は起用されず。
その開幕戦では36番ウォラウットが若干やらかした感があるので、ここでしっかりアピールして守護神の座を射止めたいところ。

センターバックは8番タナブーン。
センターバック、サイドバック、ボランチと複数のポジションをこなせるが、どのポジションでも危なっかしいプレーを見せることでおなじみ。

タールアが優勝するためには彼が一皮剥けるか、もしくは彼をベンチに追いやる選手が出てくるかだと思ってる。
何とか奮起し覚醒してほしいところ。頼むよキャプテン。

もう1人のセンターバック、13番オーキー。
今夜の対戦相手、ポリステロから今シーズン移籍してきた選手。
186cmと身長もあり、昨年はタイ代表にも選ばれているので期待したい。
タールアは昨シーズンのレギュラーセンターバック、エリアスとティラバッシの2名が退団しているので、その穴を埋められるか?

右サイドバックは4番のスパナン。
昨シーズンからタールアに加入し、右サイドバックのポジションを掴み、タイ代表にも選ばれた。
スピード感溢れるオーバーラップと、正確なクロス、そして意外性のシュートもある。
昨シーズンの15番から今シーズンは4番と背番号も変わり、更なる活躍に期待。

左サイドバックは23番ケヴィン。
こちらもスピード、テクニックに優れ、左サイドから駆け上がってのクロスが武器。
10番ボーディンとのコンビネーションもバッチリ。
タイ代表のレギュラーも張れる実力だと思うのだが、怪我が多いのがネック。

ボランチは5番プトロス。
イラク代表経験もある選手。
センターバックやサイドバックもこなせるが、今シーズンはボランチ、アンカー的なポジションで使われるもよう。
個人的にはセンターバックの方が向いている気もするが、今シーズンのタールアはこのポジションの選手層が薄いので仕方なし。
攻撃陣は充実しているので、彼がしっかりと中盤でボールを奪って前線に繋げていきたいところ。

インサイドハーフは44番ウォラチット。
昨シーズン途中からタールアに加入。
ドリブラー、クロサー、ストライカーはいてもパサーがいなかったのがタールアの攻撃が停滞していた原因だったのだが、彼が加入したことでそのピースが埋まった。その結果後半戦は快進撃を続け最終的に3位に滑り込んだので、彼がタールアのシーズンMVPだと個人的に思っている。

テクニックに優れ、視野が広く、とにかく気の利いたプレーをする。
タイ代表でも欠かせない存在になりつつあり、これからが楽しみ。

もう1人のインサイドハーフ、77番ネゲバ。
ブラジル人らしい創造性溢れるプレーを見せてくれる選手。
彼のドリブルやトリッキーなパスがチームのいいアクセントになっていて、そのプレーにスタンドが沸くこともしばしば。
本当はもう1列前のポジションが適任だと思うけど、ボランチやインサイドハーフもしっかりこなしてくれる。

右ウイングは37番タルデリ。
今シーズンより加入したブラジル人選手。
2020-2021シーズンではサムットプラカーン・シティ時代に得点王を獲得。
昨シーズンもノンブア・ピッチャヤーFCで11ゴールと挙げている。

先週の開幕戦でもチームを救うフリーキックでの同点ゴールを決め、今シーズンもその得点力は健在。
ハミルトン、ネゲバとのブラジル人トリオが今シーズンのタールアの武器になりそう。

左ウイングは10番ボーディン。
ドリブル、パス、シュートと全てが素晴らしいチームのエース。天才。
以前はプレーの波が激しく、いったいどちらのプレーが本当なのか分からなかったが、ここ1~2年は常に高いレベルのプレーを見せてくれるようになった。
その実力をクラブだけでなくタイ代表でも発揮できるようになり、代表でもレギュラーを掴んだ。
今シーズンも優勝に導くプレーを見せてほしい。

そしてセンターフォワードは25番ハミルトン。
191cmの長身を活かしたヘディングやポストプレーだけでなく、足元の技術も素晴らしいブラジル人選手。
高いパスを空中で胸トラップするプレーは見もの。

割と低い位置まで降りてくるプレーや、周りを活かすプレーが目立つが、2021-2022シーズンはノンブア・ピッチャヤー時代に得点王に輝くなど、得点力に優れているので、もっと前線でドーンと構えていてほしい気もするが、とにかく頼りになる選手。
あとはカッとなりやすく、それでよくイエローカードを貰うので、それだけは何とかしてほしいかな。

さて、タールアのスタメン紹介も終わったところで、ここからは試合のレポートを。
ということで両チームの選手が入場してきました。

ゴール裏のサポーターも盛り上がります。

こちらはポリステロの選手。
前節の開幕戦はホームでBGパトゥム・ユナイテッド相手に2-2の引き分け。
チャナティップが加入し優勝候補とも言われるBG相手にドローとは正直驚きました。

一方こちらはタールアの選手。
前節はアウェイとはいえ、昇格組相手に先制しながらの引き分け。
逆転された後に追いついたのが救いでしたが、昨シーズンに続いて開幕戦でT2からの昇格組に勝てなかったのは少し残念。
ここはしっかりと勝ちたいところ。

マダムペーン。

試合前恒例の円陣。

さあ、キックオフです!

と思ったら、開始早々、4番スパナンがハンドのファウルを犯しPKを与えてしまいます。

そのPKを9番チョン・ウグンが決めポリステロが先制。

あっという間に先制されてしまいましたが、まだ始まったばかりなのが救い。

そんな前向きな気持ちでいたら、ボーディンが左足を振りぬき同点ゴール。前半のうちに追いつきます。

そのまま1-1でハーフタイムを迎えます。
忘れた頃に現れるタールアのマスコット(名前不明)。

そしてタールアのスポンサーとの写真撮影会withマダムペーン。

そして後半。開始早々タールアが逆転に成功!
コーナーキックから25番ハミルトンがドンピシャのタイミングでヘッド。

その後もタールアは攻めるもなかなか決めきれず。こういう時は得てしてちょっとしたミスから追いつかれてしまうものなのですが、今シーズンのタールアは一味違います。

右サイドからのクロスを37番タルデリがヘディングを決めダメ押し。

このゴールが非常に大きかった。
そして3-1でタールアが見事ホーム開幕戦を逆転勝利で飾りました。

試合の感想なぞ・・・。

勝ったのはもちろん嬉しいのですが、内容が伴っての勝利というのがめちゃくちゃ嬉しいです。

開始早々先制されましたが、これは不運なハンドでのPKなので事故みたいなもの。
その後にしっかり追いつき、逆転し、ダメ押しをしたのが素晴らしいです。
まるで強豪クラブの勝ち方みたいで、タールアにそんなことができるのかと正直ビックリ。

ゴールを決めたのが、ボーディン、ハミルトン、タルデリと前線の3トップというのが、今シーズンの攻撃陣の破壊力を物語っているのではないかと。

そしてその攻撃陣を活かしたのが、ネゲバやウォラチットのインサイドハーフですし、更にスパナンとケヴィンの両サイドバックの攻撃参加で厚みがある攻撃ができているんです。

先週の開幕節とは打って変わって、選手同士の連携もしっかり取れていましたし、見ていて面白いサッカーでした。

と、攻撃陣ばかりを絶賛しておりますが、それを支える守備陣も素晴らしかったです。
前半と後半にそれぞれ危ないシーンが1度ずつあったくらいで、あとはもう安心して観ていられました。
「あの」タナブーンでさえも、この日は良かった!ポカも訳の分からないパスミスもほとんどなかったですし。いや、むしろしっかりと守れてました。

タールアの守備が素晴らしかったのか、ポリステロの攻撃陣がイマイチ迫力に欠けていたのかは微妙なところではありますけど、この日に関しては選手を讃えていいのではないかと。

仮に、仮にですよ。もしこの試合勝てず引き分けまたは0-1だったとしても、内容に関しては評価していたと思います。
まあ、こういう内容だったから勝てたのだというのもありますけどね。

とにかくこの試合に関して言えば、今シーズンの期待を持たせる内容でしたし、22日のACLプレーオフもいけるんじゃね?って夢見てしまう内容でした。

というわけで、金曜の夜にこんな試合をしてくれたおかげで、最高の週末が過ごせそうです。

さて、次節はアウェイでのムアントン・ユナイテッド戦。こちらの試合も22日のACLプレーオフの関係で何と28日(月)の開催となります。
実は、過去のサポーター同士のいざこざの関係でタールアサポがムアントンのスタジアムに入れない(PATスタジアムでの開催はその逆でムアントンのサポーターが入れない)ということがあります。
今シーズンはそれが数年ぶりに解禁となるのか、それともまだ観戦できないのかは、現時点では分かりません。

更に月曜日開催というところで、スタジアム観戦ができるか微妙なところではありますが、何とかスタジアムに駆けつけたいなと。
そして数年ぶりにアウェイのスタンドでタールアの応援をしたいです。

というわけで、次節のムアントン戦も頑張れ!
あ、その前に22日のACLプレーオフも頑張れ!

以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!

読んでいただきありがとうございます。あなたのサポートできーきあっはもっと食べてもっと太っちゃいます。