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大学生のアルバイトについて


 皆さんこんにちは。工学部電気情報物理工学科2年 梶川友寧です。

 今回は、「大学生のアルバイト」について、私の経験も含めながらお話したいと思います。皆さんは、アルバイトの経験はありますか?私は中学・高校と校則でアルバイトが禁止されていたため、大学生になって初めてアルバイトをはじめました。1年生の8月末頃に学習塾のアルバイトをはじめましたが、自分に非常に合っていると感じ、今後もぜひ続けたいと考えています。もし、皆さんの中でもアルバイトの経験がないなどで不安を抱えている方がいらっしゃいましたら、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

 まず、アルバイトをどうやって探すかについて説明します。まず1つは、先輩や友人に情報を聞く方法です。私が選んだ学習塾は、同じ東北大学の先輩が勤めていた他、ほぼ同時期に東北大学の同級生も働き始めたので、そこでの働き方を聞くことができました。そのため、自分が働くときのイメージを考えることができ、また、求人サイトだけでは分からないリアルを知ることもできるので、「ブラックなところは嫌だ…」という人でも安心です。(笑)

 知っている先輩や友人からの紹介がない、または自分がやりたいことは別にある、という場合には、求人サイトを通して様々な条件を検索して自分に合うバイト先を探すこともできます。また、自分が住んでいる近くのお店などに求人募集の張り紙が貼ってある場合には、すぐに連絡して面接の時間を決めることができる場合も多いです。私は短期間ですがお弁当屋のアルバイトをしていた時もあり、実際に店舗に電話し、面接の日程を組みました。

 さらに、東北大学には「東北大学アルバイト紹介システム」というのもあります。以下にリンクを添付しますので、参考にしてみてください。
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/studentinfo/aftergrad/01/aftergrad0104/

 次に、アルバイトを始める前に必要な履歴書、そして面接について説明します。

 まずは、履歴書を書くことになります。履歴書は市販のものを使用します。就職ではなくアルバイトですので、使用する履歴書の種類に関してはそこまで厳しい規定はないとは思います。ただ、パート・アルバイト用の物があると、シフトを決める際にスムーズかと思います。履歴書を提出するタイミングはアルバイト先によって変わってくるとは思いますが、郵送、または提出用の封筒も予め用意しておくと良いです。履歴書に記載するべき内容の大きなものとしては、今までの学歴、持っている資格や免許、そして自己PRです。学歴や資格、免許について、特に資格、免許は職種によってはメリットに働くことになります。例えば、塾講師ならば数検や英検などの高い級を持っていればその科目に対する理解力を証明することができますし、飲食店ならば運転免許があればデリバリーの仕事を任されるということもあるでしょう。そして、悩む人が多いであろう自己PRについては、背伸びした内容で書くよりは、自分の体験と結びつけられる長所を書くほうが、面接時の対応も楽になります。

 次に、面接について説明します。面接に行くときの服装や聞かれることなどは職種によって様々ですが、どの場合でも清潔感としっかり自己主張できるかどうかは重要です。予期していなかった質問が来ることもあると思いますが(私は「自分を色で例えるとすると何色ですか?」と聞かれました)、焦らずにはきはきと答えれば問題ありません。うまい答え方をしようと考え込んで黙るよりは、最初に頭にパッと思い浮かんだことを言う方が受け手にとっては好印象です。面接ではどれくらいシフトに入れそうか、給料はどれくらいほしいかなどがメインで聞かれますが、なるべく正直に答えましょう。ただバイト先が求める期間や時間帯のシフトに入れないと、落とされる可能性はもちろん高くなってしまうので、飲食店だったらお客さんが多く来る時間帯に入れるようにするなど、事前のリサーチができるとより良いです。

 最後に、アルバイトの種類について説明します。アルバイトは沢山の種類がありますが、今回は、私にとって一番経験が長い、教育関連のアルバイトについてピックアップしました。
 東北大生に人気のアルバイトとして、学習塾の講師や予備校のチューターが挙げられます。これらの仕事は、自分の考えなどを誰もがわかりやすいように言語や図表などを用いて表現する能力、また多くの生徒とのコミュニケーションを取る能力が必要となってきます。
 学習塾では、自分が実際に講師として生徒に勉強を教えます。カリキュラムや指導方法が塾で指定されている場合が多いので、研修にしっかり参加し先輩講師にアドバイスを聞くなどして、指導力を確立させれば仕事ができます。他にも、模試の試験監督など指導以外の仕事もあります。
 チューターは、自分が勉強を一方的に指導するというより、生徒の学習習慣などを見返し、アドバイスをしたり学習計画を立てる補助をしたりします。ただし、学生の学習における質問への対応もあるため、塾講師のような指導力も必要不可欠です。
 実際に生徒を受け持つという責任感を持つことができる他、自分が指導した生徒の成績が上がると大きな喜びや達成感を感じます。塾講師を務める上で感じる大きなメリットの一つだと考えています。
 ただし、塾講師は特定の生徒を指導する事が多いので、シフトが固定されてしまうというデメリットもあります。しかし、大事な予定がある場合には早い段階から他の講師に相談してその分のシフトに入ってもらったりすることでカバーすることはできるので、テスト期間や部活の大会などの用事にも対応はできます。

 今回は教育関連のアルバイトについて話しましたが、アルバイトは多くの選択肢があります。例えば、飲食店や居酒屋も多くの大学生が選ぶバイト先として人気です。飲食店はスタッフが多く、シフトの融通がききやすいという利点があります。また、まかないのご飯や会社の社割があることも大学生にとっては大きなメリットになると考えています。他にも、コンビニの店員、イベントスタッフのような短期バイト、コールセンターなどの服装、髪型の規定が少ないバイトなど、自分に合ったアルバイトはどこなのか、求人サイトなどを今のうちから見ておくのも良いと思います。

 いかがでしたか。アルバイトは大学生活の中の楽しみの一つです。本当に合う働き方や職種は十人十色ですが、この記事を見てバイト探しの手助けになればと思います。

 ありがとうございました。楽しい大学生活に向け、頑張っていきましょう!

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