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電気情報物理工学科の研究室配属

 皆さんこんにちは。工学部電気情報物理工学科4年  梶川友寧です。

 今回は、「電気情報物理工学科の研究室配属」についてお話します。前回、2022年3月30日に「電気情報物理工学科のコース分け」についてのnoteを作成しましたが、今回はその続きの内容を扱います。コース分けについては以下のリンクを参照してください。

https://note.com/th_eng_navi/n/nd9f55760eff5

電気情報物理工学科では、研究室は、4年生からメインで活動する場 になり、人によっては通うキャンパスも青葉山から別のキャンパスになります。また、今までは授業ごとにクラスがあり、同じ授業をとっている学生との関わりがメインでしたが、研究室に配属されると、卒業研修、実験、セミナーなどがメインとなり、研究室のメンバーとの関わりが深くなります。つまり、研究室選びについて知っておけば、4年生からの大学生活についてイメージがつかみやすくなるでしょう。

 今回は、研究室配属までについてお話します。なおここでは、電気情報物理工学科の6つのコースのうち、応用物理学コースを除く5コース(いわゆる電気系のコース)に所属する研究室への配属について紹介します。個々の研究室についての研究内容などについて知りたい場合は、以下の電気情報物理工学科の研究室一覧のページを参照してください。

https://www.ecei.tohoku.ac.jp/eipe/lab/

 まず、研究室配属までのスケジュールについてお話します。

 研究室に配属されるのは、3年後期(6セメスター)から(早期卒業対象者の場合は3年前期(5セメスター)から)となります。ここでは、2022年度の早期卒業対象者以外のスケジュールについて説明します。

 2022年度は、研究室配属のガイダンスが開催されたのが7月下旬でした。対面ではなくオンラインでガイダンス資料が公開される形でした。

 次に、研究室見学会が9月28、29日の2日間にかけて行われました。対面、オンラインで開催され、対面は研究室によっては9月16日までに申し込みが必要でしたが、オンラインでは基本的に予約は不要で、対面でも予約なしで受け入れてくれる研究室もありました。一日のうち午前はオンラインで最大4回、午後は対面で最大6回開催され、一日最大10か所もの研究室を見学することができました。ただ、対面だとキャンパスや建物の移動があるため、私は一日3か所程度見学しました。対面とオンライン合わせて2日間で合計10数か所見学できたので、かなり研究室選びに役立ちました。

 さて、ここから研究室配属の手続きを説明します。

 2022年度は、Googleフォームによる研究室配属の希望調査が10月17日にありました。締め切りが10月21日13時までと短かったので、ちゃんと提出できているかしっかり確認する必要があります。ここで1次、2次配属が行われ、結果が11月4日に決まるそうなのですが、この段階ではまだ結果は非公開で、1次、2次配属で決まらなかった人のみに3次配属のアナウンスが行われます。3次配属対象となる場合は、11月9日までに教務係に調書を提出する必要があります。その後、11月15日に結果が発表となりました。つまり、希望調査から配属決定まで1か月ほどかかりました。私が入りたい研究室は人気だったと先輩から聞いていたので、かなり長い1か月に感じました…。

以上のスケジュールを簡単にまとめると、

7月    ガイダンス開催

9月末   研究室見学会

10月中旬 希望調査

11月中旬 研究室配属決定

となります。

 次に、研究室配属における疑問について、前回のコース分けの記事と同様、Q&A形式でまとめました。これは2022年度での話や私が所属する研究室の話になるので、時期や研究室によって異なる可能性もありますが、参考にしていただければと思います。

Q. 研究室配属の基準は?

A. 研究室希望調査で第1希望から第10希望まで選びますが、第1希望の選考(1次配属)では、まずその研究室を第1希望とする人から専門科目の成績上位数名を選ぶそうです。2次配属では、専門科目や英語科目のそれぞれの科目の成績に重みを付けたものを選考基準として用いるそうです。重みのつけ方は研究室ごとに異なります。研究室ごとの評価方法一覧は学生でも学内のwebで見られる形になっていました。3次配属についての詳しい話は私はわかりませんが、メールに従って手続きすることになると思います。

Q. 研究室の活動が本格的に始まるのはいつから?

A. 研究室によりますが、私の配属された研究室では2月から本格的な研修が始まりました。(私は春休みから課題に奮闘中です…!)ただし友人の話によると、研究室によっては4月から開始になるところもあれば、配属されてすぐに活動があったところもあるそうです。おそらく、大学院入試期間に休みを設けるかどうかや研究の引継ぎの大変さなどで変わってくると思われます。ちなみに、私の研究室では顔合わせが12月にあり、いきなり初対面からスタートというわけではありませんでした。

Q. 一度入った研究室は変えられないの?

A. 大学院進学の際に、場合によっては研究室を変更することも可能だそうです。私が配属された研究室にも大学院から入ったという先輩がいらっしゃいました。また、一部大学院からのみ所属できる研究室もあります。

 いかがでしたか。電気情報物理工学科の研究室配属について、イメージは掴めましたか?東北大学工学部電気情報物理工学科の研究室は、どこも最先端の研究を行っています。皆さんも合格後の学生生活を想像しながら、勉学に励んでください。


 ありがとうございました。楽しい大学生活に向け、頑張っていきましょう!

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