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【本日、代表就任しました。3】

「在庫の山」

初めての展示会を大成功で終わらせる事が出来た私達だったのですが、その間ずっと不安な事がありました。全くオンラインストアで売上が上がっていなかったのです。

当時私達はブランドの世界観を創るという目的でアメリカはロサンゼルスまで撮影に行っていました。HENZA LOS ANGELESは元々妹が作る服がアメリカ西海岸を連想させる服であった為、そこにいる自立したオシャレで洗練された女性をイメージしてブランディングしていました。

綺麗なモデル、素晴らしいロケーション、そして、HENZA LOS ANGELESの可愛い服。これだけやればオンラインでも絶対売れる!そう思っていました。

でも実際は違いました。全く売れないのです。
来る日も来る日もメールで届く売上報告はゼロゼロゼロ。シーズン終わりは近くなのに在庫の山は一向に減りません…。

「資金繰りの悪化」

まあそうなりますよね。「アパレルはお金が水のように無くなる。」見事にそうなりました。
妹と在庫をセールに出すのはやめようと話していたので本当に厳しくなりました。

それからです。受注発注モデルを考え始めました。通称クラファンモデル。独自の販売法を探し出していきます。まずサンプルを作って、SNSでWEB展示会を告知。オンラインストアにて1週間程度で受注発注予約を頂くイメージです。ただし、それを確立出来たのはもっともっと先の話です…。

続く

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