【本日、代表就任しました。】
《一本の連絡》
「頑張って立ち上げたブランドが撤退しそう。何とかならないですか?」
2016年上旬、妹である平安座レナからの一本の連絡から全ては始まりました。当時彼女は香港の大昌貿易行という上場企業にマネージャー兼デザイナーとしてスカウトされてブランドを立ち上げていました。
「贅沢禁止令」
中国で習近平(シーチンピン)国家主席が腐敗撲滅を掲げてぜいたく品禁止を推進。その影響が香港市場で上場していた親会社である大昌貿易行に直撃し、香港市場では株価が暴落していました。まさに妹が立ち上げたアパレルブランドは撤退の通知がきたところでした。
当時、私は野村證券那覇支店で法人やそのオーナー様など富裕層に特化した営業スタイルで沖縄においては圧倒的な顧客基盤を築きつつありました。
「ROSEM」
その妹からの相談は「ROSEM」という彼女が立ち上げたブランドを自分で引き継いで独立したいというものでした。その連絡を受けてすぐに東京に飛び、とりあえず大昌貿易行の日本法人の社長の話を聞く事になりました。
続く…
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