Stream Palette 5 -CHATTING-に参加しました
tigerlilyです。
このたび、Diverse System様のM3-2024春の新譜「Stream Palette 5 -CHATTING-」に「warm room」という楽曲で公募採用いただき、参加することとなりました。
Stream Paletteは、ゲーム配信者・ストリーマーの方々向けに、配信中に確認なしで使用可能なBGM集として企画されたシリーズです。配信映えするよう、いわゆる強めな楽曲が多数収録されているのですが、公募採用いただいたのはCHATTING、つまり雑談配信用BGMとして企画された新シリーズとなります。
Stream Paletteは毎度公募枠があります。今回はCHATTINGも5と同時に公募枠があり、挑戦待ってるぜ!という状態でした。Stream Paletteは難しいけど、CHATTINGならワンチャンあるか?!と思い、制作・挑戦をしてみたというわけです。
公募枠をゲットするにあたり、以下の点を重視しました。
(1) 聞きなじみの良さ
(2) 主張しすぎないが、空気にもならないように
(3) 複雑なメロディを避ける
(4) 印象的なリフ、ループを一つに絞り、磨き上げる
(5) イントロ、アウトロを省く
(1) 聞きなじみの良さ・・・雑談配信としてかけていただく以上、音楽がお喋りの邪魔をしては本末転倒です。鋭角な音色などは避け、心地よい空間に聞こえるように制作しました。
(2) 主張しすぎないが、空気にもならないように・・・雑談配信に使われている楽曲をリサーチしたところ、演奏に隙間がある、空気のような楽曲が多数ありました。ですが、この楽曲を参考にすると採用されないだろうな、、という予感があったため、ギリギリのラインを攻めることにしました。
(3) 複雑なメロディを避ける・・・(1)(2)にもリンクしてくる内容ではありますが、メロディを複雑にすると主張が激しくなりがちです。今回は最小限のメロディになるように工夫しました。
(4) 印象的なリフ、ループを一つに絞り、磨き上げる・・・いわゆる和音をジャーンと鳴らすようなアレンジは避け、和音での同時発音数を減らし、特徴のあるリフを1ループ作り、それを展開し続ける手法をとりました。リフはコードの役目も担っており、音色も使い分けで曲の展開ができるよう、アタックはあまり無いが特徴的な音色と、アタックがあるがすぐ減衰する音色を重ねています。
(5) イントロ、アウトロを省く・・・楽曲的にも無いほうが好ましいものになりましたが、すぐ本編に入るアレンジのほうが、曲間の無音部分が少なく感じて雑談配信には適切であろう、という理由です。
色々書きましたが、実際は開始2秒あたりまでのメロディ、リフを思いつき、上記の決め事を採用し続けた結果の楽曲となります。
公募採用いただいたのが2度目なのですが、1度目は前回ポストしたworksシリーズの1なので、実に13年ぶりです。調べてびっくりしました。
また久しぶりの公募採用でしたが、やはり嬉しいものだなと感じました。
Stream Palette 5 -CHATTING-は4/28、東京流通センターにて行われる「M3-2024春」場所はシ-29abにて頒布されます。また、通販サイトDiverse Directでも購入いただけます。よろしくお願いします!
Diverse System | Stream Palette 5 -CHATTING-
DIVERSE DIRECT | Stream Palette 5 : CHATTING
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