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ローカルジョブ奮闘記 in Aus ⑰ カーチェイスで成長を実感

当時乗っていた、スズキのバレーノ君。まごうことなきオンボロです。

ある日、車で信号待ちをしていると、よそ見をしていた後方車がゆるーいスピードで「コツン」でぶつかってきました。僕はびっくりして、少し固まっていました。正直、既に傷だらけのオンボロ車に乗っていたので、別によかったのですが、後ろの車は急に方向転換し、去っていこうとしました。

固まっていた僕は、一瞬で決断、車を追い始めました。そして1kmには及ぶカーチェスを繰り広げます。
ラウンドアバウトを2つの車両がとんでもない速さで駆け回ります。

これがラウンドアバウト

観念したのか、逃走車は車を止めました。中から出てきたのは、インド系の若い男。そして笑顔で言ってきました。

「Hi bro!」

「ハイブロオ!」じゃねえよ!!
そっちがそんな感じならと、僕は車の後ろフレームを指さし
「I won’t call the police if you can pay some money for this… 」
こうして1万円をもぎ取りました(笑)

あまり良い話ではないですが、僕にとっては成長を感じる1つの出来事でした。

ワーホリや留学に来ている方は多くましたが、どちらかと言うと女性の方が、活発で度胸があったと思います。渡航した当初はそうでもないのですが、だんだんと「日本人女性がとにかく人気であること」と「基本的にレディファーストな国」であることをうまく利用して、英語がろくすっぽ話せなくても、楽しんでいる子が多かったと思います。外人と付き合っている女の子も結構いました。何ならワーホリで来て、付き合い始めて、そのまま結婚。オーストラリア在住、だなんて人もいましたね。

そういう意味で

女性の方が英語をトレーニングできる環境はかなり作りやすいと僕は思います。


ただ、環境が良くても、英語が目的でないような人達とずっと居るのなら、話は別です。付き合う人種は何でもよいと思いますが、出来れば志や目標を通わせられる人と一緒にいた方が、情報も入ってきますし、モチベーションの維持にも良いと思います。

ローカルジョブ奮闘記 in Aus ⑱ 多発する事件  へ続く



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