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新規事業のリリースを目指す「第2回 TGA studioコース レクチャー&ワークショップ」開催レポート

MAKOTO CAPITALでは、東北において、「地域経済を牽引するロールモデル起業家の育成」ならびに「新規事業を生み出す仕組みを作る」ため、仙台市主催の「TOHOKU GROWTH Accelerator」を企画・運営しています。

11月9日、TGA studioコース採択者を対象とした第2回目のレクチャー&ワークショップを実施しました!当日のレクチャー&ワークショップならびにゲスト講演をレポートします!

全体目次
・株式会社neuromagicのサービスデザイングループリーダー兼スプリントマスターの木村隆二氏によるレクチャー&ワークショップ
・株式会社GOクリエイティブディレクター三浦崇宏氏によるゲスト講演

木村氏によるレクチャー&ワークショップ

「クリエイティブコラボレーション・プロットタイピング・ストーリーテリング」についてお話ししていだき、リーンキャンバス・仮説検証を進めていく中での表現の補強を行いました!さらには後半にストーリーテリングについてワークショップを実施していただきました!

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その講演内容と、来場者から頂いた反響をご紹介します!

目次
・前回から2週間の変化を共有
・レクチャー&ワークショップ
・参加者からの反響

*前回から2週間の変化を共有
前回はリーンキャンバスを用いて得られたビジネスの全体像から不確定要素を洗い出しました。前回のレクチャー&ワークショップでの学びからどう2週間過ごしたかについて、参加者同士で最初に共有しました!

それぞれ異なるジャンルについての情報交換だからこそ、違った視点や刺激が得られる数少ない場になったように感じます!

*レクチャー&ワークショップ
今回のレクチャーの目標は、自分のビジネスが、人に見せて伝わるのかどうかを試せるようになること!

まず、
・チームを作る意義とマネジメントの仕方
 (クリエイティブコラボレーション)
・自分のアイディアを有効的に可視化する方法
 (プロトタイピング)
・五感を取り入れてユーザーに疑似体験してもらうプレゼン方法
 (ストーリーテリング)

の3点について木村氏にレクチャーしていただきました。

その後、ストーリーテリングについて採択者同士で実践するワークショップを行いました。絵を用いてイメージを可視化し、どうすることで自分の細かいイメージやニュアンス、思いを伝えるか具体的に表現しました。

採択者同士でストーリーテリングを使って自分の事業を伝える時間では、お互いに相手の思いや熱意を共有できていて皆さん嬉しそうです!

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*参加者からの反響
レクチャーやワークショップに参加した起業家の皆さんからは、
「次に自分が何をするか考える時間にできた。チームメンバーの探し方や関わり方などロジカルに理解できて、ためになりました。」
「ワークショップを通して自分たちが顧客にどう変わって欲しいのか、顧客とともにどんな世界を見たいのかを具体的にイメージすることができた。」
といったお声をいただきました。

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三浦氏によるゲスト講演
「同じ価値観で繋がるシームレスな世界に、おもてなしで勝負していく」

講演内容と、来場者の反響や様子をご紹介します!

目次
・試される日本の”おもてなし”・・・・
・一問一答ゼミ
・参加者からの反響

*試される日本の”おもてなし”
講演の中で三浦氏によると
今はグローバルからシームレスの時代への変化の時期であるそうです。ここでのグローバルとは国境を越えることであり、シームレスとは国と国との境界やつなぎ目がほとんど認識できない、存在しないということです。つまり、現代では国と国との境界ではなくなっているといいます。では、何によってコミュニティに差が生まれているのでしょうか?三浦氏によると、それは価値観だそうです。「国境で区切られたコミュニティ=国」ではなく「価値観によって生まれたコミュニティ」のニーズに刺さるものを作ることがこれから求められるそうです。
そこで強みになってくるのが日本のおもてなしの力!圧倒的使いやすさやフィット感。どこまでも相手への気遣いこそ、これからの世界を勝ち抜いていけるとおっしゃっていました。

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*一問一答ゼミ
最後に、参加者から出た全質問に答えて頂く、「55問切り」を行っていただきました!
アイディアの生み出し方から好きなラッパーの話まで多岐にわたるたくさんの質問にテンポよく、答えていただきました。
三浦さんの仕事に対するプライドや姿勢を飾らずに伝えていただきました!

*来場者からの反響
「価値観の認識に対して、より敏感になる必要があると感じた。」
「日本のおもてなしの力と結びつくのは面白いと思った。」
といったお声をいただきました。

次回第3回目のstudioコースは11/24に実施。studioコースの他にgrowthコースでも並列してレクチャーやメンタリングを行っています。各コース採択者はそれぞれ資金調達・事業開始を目指し、2月のイベントに向けて準備を進めています!興味がある方や実際に起業家のピッチを聞いてみたい方は、ぜひ2月に国際センターでお待ちしています!


齊藤紗也華(さいとうさやか)

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福島県立医科大学看護学部在籍
2019年9月、MAKOTO capitalインターンjoin
capitalでの広報タスクを獲得中!
学生団体Meetpieの立ち上げ、福島からのリモート生活、躰道、ヒドラ、たくさんやっています。
MAKOTOにいると東北って可能性たくさんなんだと日々感じています。
capitalでの取り組みや東北の良さを発信していきます!

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