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ひょんなことでもらった官能小説?「秘鈔金瓶梅(ひしょうきんぺいばい)」(2021/07/19)

こんにちは。eemo(イーモ)の藤井です。

先週、小田原市のコミュニティ通貨「おだちん」を使って、「秘鈔金瓶梅(ひしょうきんぺいばい)」という小説を譲っていただきました。

浅学で知らなかったのですが、「金瓶梅(きんぺいばい)」というのは三国志や水滸伝と並んで中国四大奇書に取り上げられるような名作とのこと。

ただ、ちょっと性的な表現とかが多く、たびたび発禁処分を受けたそうな。

「秘鈔金瓶梅」自体はその金瓶梅をモチーフにした日本の小説で、そこまでは古くもやらしくもない感じです。(それでも60年ぐらい前の本です)

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背表紙 年季入ってます

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昭和34年初版

少しずつ読み始めてるのですが、中身はさらっと読める短編推理小説集、という感じです。

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目次はパンチあります。女人大魔王とか。

もともと、この本は「みんなの掘り出しもの市」という企画の中で扱われていたものです。(以下企画コンセプト)

だれかにとってはゴミでも、だれかにとっては宝ものかもしれない。
たとえば、規格外の野菜、廃棄してしまうはぎれ 、賞味期限切れ間近なもの...もしかしたらほかの人にとっては掘り出しものかもしれません。そんな掘り出しものをおだちんで買うことができる「みんなの掘り出しもの市」です。お宝さがし感覚で、ご覧くださいませ。 

こんな機会が無ければ金瓶梅のことを知ることもなく、この本を手元に置くこともなかっただろう、と思うと不思議な感じがするとともに、少し痛快な感じもします。

偶然の出会いを作ってくれた「おだちん」に感謝。


♯小田原でカーシェア始めております。



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