見出し画像

ベアルファレス(ゲームアーカイブスにて配信中¥628)

※本記事はmisskeyサーバー「ゲームすきー」にて企画された『ゲーム紹介アドベントカレンダー』用に書かれています。

12/19(火)担当とふ太郎です!
楽しんでいただけると幸いです。


⭐︎はじめに

さて、私の大好きなゲーム『ベアルファレス』について紹介したいと思います。
この作品、知名度はあまり無いのですが、隠れ良作として根強いファンがいるゲームです。私もそのファンの1人。

そしてこの紹介文は10年以上ベアルファレスが膝に刺さったまま抜けない人間によって書かれていますので、独断と偏見と主観に満ちています。

私は自分の行動によってキャラクターの好感度が上下するゲームが大好きです

よろしくお願いします。

⭐︎ベアルファレスって何?

「ベアルファレス」とは、2000年9月28日に発売されたPlayStation用アクションRPGです。高機動幻想ガンパレード・マーチとちょうど同じ日に発売されています。
今から23年前なので、割と昔のゲームですね。

ゲームアーカイブスにて628円で配信中(※PSP,vita,PS3から購入可能)

⭐︎大体こんな感じ

ストーリー・世界観:⭐️⭐️⭐️⭐️
     ゲーム性:⭐️⭐️
   キャラクター:⭐️⭐️⭐️⭐️
    芸の細かさ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
     バランス:💥

こんな感じです。
全体的に好きなんですけど、バランスはちょっとカスめです。

ここから上記の5つの項目について語らせていただきます。

⭐︎ストーリー・世界観

物語について。まずOPを要約して書いていきます。

その遺跡が見つかったのは偶然だった。
すくなくとも人々はそう思っていた。

とある二大国の国境線を大地震が襲い、その跡地から神話に描かれる不老不死の至宝「アザレの石」が発見される。石が発掘された土地を調べると、一万年前の太陽帝国の首都「アスラ・ファエル」が姿を現し、その遺跡を発掘した二大国はそこから多くの財宝を得ることとなった。
しかしある日、遺跡に見たこともない異形の生物が出現する。長きに渡る平和な時代に慣れきった国の指導者達は、軍隊を壊滅させた魔物の脅威にすっかり怯えてしまい、その遺跡を分厚い城壁の奥に封印した。

しかしその数年後、その城壁の中には小さな町ができていた。
人々の中に恐ろしい魔物の記憶が鮮明に残っているにも関わらず、地下遺跡を目指す冒険者は絶えなかった。ある者は富と名声のため、ある者は不老不死の至宝「アザレの石」のため。

そしてまた、それぞれの思惑を秘めた若き冒険者達がこの町にたどり着く。

という導入です。面白いです。
長いのでもっと要約すると

ある日発掘された地底遺跡からお宝がザクザク手に入るけど魔物も出る!!!
国は魔物を怖がって分厚い壁でバリケードを作ったけど、冒険者は一攫千金・伝説の秘宝を目当てに結構な人数が遺跡に潜ってる!遺跡の真上に冒険者達の町も出来た!
主人公たちも何かしらの目的でこの町にやってきました!

という感じです。

ゲームの舞台はこの冒険者の為の町『カルス・バスティード』と、そこから地底奥深くまで広がっている地下遺跡となります。

あの頃のRPGあるあるですが、結構暗めのストーリー展開。そしてこの作品、世界観の作り込みがかなりしっかり練り込まれています。
ここ好きポイントです!

ゲームを進める上で必要な部分はちゃんとストーリーでサラッと説明してくれるのですが、町の中にメインの流れでは触れない部分の世界観資料がまとまってる部屋がある。しかもゲーム内のサブキャラクター(学者さん)が纏めた資料として本棚に並べるという自然な形で。
なんか…凄い出てくる。各国の軍隊とか宗教観とか気候・環境についてとか。

クムラン先生(学者さん)からの注意書き

主人公たちは基本的にこのカルスの町から外に出ることはありません。オープンワールドでもないし、広い世界を自由に走り回る事も出来ません。
ですが、この世界の地図に書かれた国々のことを、キャラクターが生きてきた世界を想像できるだけの材料が揃ってるんです。
この資料部屋がゲーム内にある事が好きですね。有るけど、読まなくても全く問題はないという塩梅で。

私もここのテキストをしっかり読み込んではいないのですが、たまに眺めに行くと「ああ、あのキャラの話に出てきたのコレか」と気付くことがあって面白いです。スタッフのなかに世界観設定厨がいたのかもしれない。

⭐︎ゲーム性について

街でイベント発生→ダンジョンでミッションクリア、を繰り返して物語が進行する形式。
ステージ毎にミッションが定められており、そのミッションをこなす事でステージクリアとなります。

ミッション内容は様々で、『ゴールを目指せ』『ボスを倒せ』『遭難者をゴールへ導け』など、いろいろと用意されています。
そして与えられたトラップを駆使しないとクリアが難しいステージが多々ありますので、なかなか歯応えがあります。

14人の冒険者がそれぞれ独自のトラップや魔法を持っており、工夫次第で様々な攻略法を編み出せます。主人公に与えられるトラップは『乗ったモノを跳ね飛ばすパネル』『前方のモノを吸う柱』。シンプルですね。パネルはともかく、吸う柱はピンと来ない人が多いかも。(でも実はラスボスでさえも吸えるという活用次第では凄く使える代物)

主人公の使用武器は職業により固定。そして冒険に連れて行ける仲間は2人までなので、選んだ仲間によっても難易度が大きく変化します。「どうしてもこのキャラクターを連れてこのステージをクリアしたい」と思うと、勝手に縛りプレイのようになってしまいます。面白いですね。

ここ本当は星3つは付けたいけど、ゲームをオススメした家族にこの辺を全然楽しんでもらえず難しい所全部私がやってEDまで行ったので、自信を無くして星2です。
面白いんですけどね……地味ではありますね…

⭐︎キャラクターについて

ベアルファレスには主人公と共に冒険してくれる13人のキャラクターと、物語上でサポートしてくれるサブキャラクター、あとは5種のモブおじさん達がいます。
キャラクターデザインはSFC・GBA時代のファイアーエムブレムシリーズのキャラデザも手掛けている小屋勝義氏。

このゲームは必ず相棒となる仲間キャラクター1人と共にEDを迎えることになります。キャラなしEDはありません。
なので仲間キャラクターの情報ってかなり重要なんですけど、どのようなキャラクターが居るのかを確認出来るところがもう公式ではどこにもありません。企画・開発のZealsoft社が既に解散しているからです。
助けて欲しい。こんな作り込んであってキャラEDが充実したゲームなのに。

なのでとりあえず自前でメインキャラクター一覧を用意しました。氏のキャラクターイラストは是非ゲームをプレイした時にご確認いただければと思います。

昔の作品ですのでどうしても古さは感じられますが、皆魅力的なキャラクター達です。

EDはメインキャラクター13人×2(男女主人公)で26種類。(一部のEDは長さがかなり短めだったり、男女でのテキストの差が殆ど無い場合もありますが)
異性であれば愛情、同性であれば友情でEDが迎えられます。同性でもEDがあるところが本当に素晴らしいですね!!!!!ここは大変助かる部分です。本当にありがとうベアルファレス。

それぞれ理由があって『カルスの棺桶』と揶揄されるような町にやって来た若者達。
少しの交流でもどんな人物なのか伝わってくる裏表のない素直な人もいれば、暫く行動を共にしてもどんな人生を歩んできたのか全く見えてこない人もいます。
全容を知る為には個別EDを迎えられるくらい仲良くなるしか無いのです。

仲良くなる為にはどうするか、とにかく連れ回すのが1番効果的なんですよね……だから「どうしてもこのキャラを連れてこのステージをクリアしたい」という縛りプレイのようなものが発生してしまうのです。仲良くならないとそのキャラクターのEDを迎えるための必須イベントも見られません。よく出来てる。

私はこの個別EDの為にこのゲームをめちゃくちゃ周回しました。その結果、ヘキに刺さって抜けなくなったキャラも数名います。
気になったキャラは勿論EDまでとても楽しんでプレイしたのですが、全くノーマークだったキャラに君そんな境遇だったの!?と思わされたり、噛めば噛むほど味がします。

因みに、強くてニューゲーム等の引き継ぎ要素は無いのですが、メインストーリーが短めでテンポが良く、調べれば簡単なレベル上げの手段もテキストスキップもありますので、慣れれば1周にそれほどかからず終わる周回にちょうど良いボリューム感です。

⭐︎芸の細かさについて

世界観設定がしっかり作り込まれていると前述しましたが、他の部分の作り込みも非常に丁寧です!!大好き!!!

まず、超美麗という訳ではないのですが、キャラのドット絵がかなりヌルヌル動く。そんな動きここ1回でしか使わないだろってところまでしっかり作ってあります。この丁寧さは一見の価値ありです。

芸が細かい動きの一例ですが
・話の難しさに着いていけず地団駄を踏んで床に座り込む仕草
・酒場のおっちゃんの私室に女主人公で深夜に単身乗り込んでいった時のリアクション
・主人公が鍛冶屋で盗みを働いた時、嬉しそうに武器を構える鍛冶屋の親方(※専用表情差分付き)
・体力が多い時は掛け布団をめくってベッドに潜り込むが、体力が僅かな時はベッドに倒れ込む

などですね。
凄いんですよ。寝相とか全部違う。
色々とその時専用の動きが用意されているので、キャラクターやストーリーの魅力をより深めてくれています。

モブおじさん達も主人公が話しかけた方向に顔を向けて話してくれます。すごい。

また、メインキャラクター達は勿論のこと、街の人々全員がストーリーの進行状況に応じて様々な言葉を聞かせてくれます。酒場に貼ってある壁新聞も情勢によって内容が変化します。
街のモブおじさん1人にも人生があることを感じられるので、状況が変化した時にいろんな人に話しかけてみると結構面白いです。

状況とモブおじさんによっては1回目2回目3回目4回目と話しかけた時に追加で話す内容が変わることもあります。すごい。

⭐︎バランスについて

最初に私、バランスがカスと表現しましたね。お前好きなゲームになんて事を言うんだと思われたかもしれません。
でもここさえ良かったら……!!!もっとこのゲーム人にオススメしやすかったんです!!!!!

左端がゲーム開始、右端がラスボス

体感ですが、こんな難易度バランスです。

左側がおかしいですね。何故操作に慣れない序盤に最難所とも言えるステージが来るのか。
ただネタになるほど崩壊してもいないからこう……何とも言えない。地味に難しいだけ。ここさえなければ……ここさえ…せめて違う時期だったらな……

正直操作に慣れていれば全然大したことはないのですが、そこそこゲームが得意な兄にプレイしてもらった時、序盤のバランスが特におかしい部分で兄は顔を歪めながらvitaを置き、二度とベアルファレスに触れなくなりました。

⭐︎さいごに

もし、このゲームについて詳しく知りたくなった方は「ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~」のベアルファレスの記事をご確認ください。
アドカレでベアルファレスを紹介しようと決意し、一先ず他の記事ではどんな事が書かれているか確認しにいったら、あまりにも言いたい事全部書いてあって私が満足してしまった。

こちら。ありがとう@wikiさん
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3974.html

いつか来るかもしれないゲームアーカイブスの終焉に日々怯えていますので、名前だけでも知ってもらえたらとても嬉しいです!

以上、ベアルファレスの紹介でした。
ここまで読んでくださりありがとうございます。







お疲れ様でした

…………ここまでがゲーム紹介アドベントカレンダーの紹介用です。
ただ、何も知らない方にわかりやすく紹介するだけだとこのゲームの好きな部分について全然書き足りないので、個人的にオタクの呻き声編も続けて書いていこうと思います。

オタクの呻き声編(蛇足)

はい

読まなくても全く問題ないオタクの呻き声です。お時間があってオタクが喚く様は健康に良いでゲスなぁガハハという方だけ読んでいただければと思います。
まさか2部構成になってしまうとはな。

 書いてる途中にvitaでスクリーンショットが撮れることを知ったので、ここからは少し多めにスクショも貼ります。血迷ってキャラ一覧を描き始める前に知りたかった。
ちょっとしたネタバレでも気になる方は引き返していただきますようお願い致します。

オタクの呻き声編では主に以下3点について話します

・もっと!芸が細かいベアルファレス
・もっと!キャラクターについて
・キャラのレベル=この世界での戦闘力

あと、おまけで干し肉の量産の話をします。
よろしくお願いします。

★もっと!芸が細かいベアルファレス

ゲームの状況によって変化するテキスト差分って好きですか?私は大好きです

キャラメイクについての話をします。
ここ、私が「このゲームのことをすごく好きになるかもしれない」と予感した部分です。めちゃ好きポイント。

カルス・バスティード周辺国

ベアルファレスのキャラメイクは、ゲームスタート時に主人公の『性別』『出身地』『職業』『ここに来た目的』を酒場のおっちゃんことオイゲンさんに伝えることで完了します。

性別は男か女か、出身地は12カ国、職業は6種類(上級貴族・騎士・聖職者・商人・猟師・農民)、目的は『金を稼ぐため』『永遠の命を得るため』『武者修行のため』『遺跡の研究のため』の4種類。

この中から選んでいきます。簡単ですね。
ただ、
この4つの選択、特に『職業と目的の組み合わせ』によっておっちゃんの話す内容がめちゃくちゃ変わる。

例えば「男→ビアストク王国→聖職者→金を稼ぐ」と選んでいった場合。

・男を選択

・ビアストク王国を選択

・聖職者を選択

・「お金を稼ぐため」を選択

『聖職者の身でありながら欲に目が眩んだ俗物』と思われて呆れられる。

まず、プレイヤーはゲームを始めた段階ではこの世界のことを何も知らない状態です。が、このおじさんの反応によって、出身として選んだ国のこと、その身分が世間的にどのような印象を持たれているか、その上で来た目的が他者からどのように思われるか、が大体わかるのです。

ここ、結構な量のテキスト差分が仕込まれてます。画像がとんでもなく多くなるので端折ってますが、おじさんこの倍以上は喋ってくれてる。

因みに、『聖職者+武者修行』の組み合わせだと、こう↓

『今時珍しい真面目な聖職者』だと感心される

他にも…
『上級貴族+金儲け』→「没落貴族ってやつか…正直ざまあみろだな」
『猟師+遺跡研究』→「平民の学者さんか!?そうなるまで大変だったろ、頑張れよ!」
といった感じで反応が変化します。
細か〜〜〜〜!!!!!好き。

また、キャラメイクによって各キャラクターとの初期相性も決まるのですが、特定のキャラに何故か嫌われるor何故か好かれる設定の組み合わせがあって面白いです。何故そうなったのかについては、その人と共に行動して内面を知れば分かる事かもしれません。

そして、他人に友好的な人物であれば親近感を覚える設定だと部屋に挨拶に来ることがあるのですが、主人公の設定によっては同郷でも親近感を覚える相手ではなくなるので、来ません。細かい。

こういうのが沢山あってすごく楽しい!!!
私は逆転裁判で全キャラに全ての証拠品・人物ファイルを見せて反応を確認するのが楽しいタイプです。

★もっと!キャラクターについて

はい、もっと!キャラクターについて。
本当は全員の魅力的な部分を書いていきたい気持ちもありますが長くなりすぎるので、とりあえず一人に絞って、私がこいつおもしれーな!!!と思っている部分をピックアップして紹介します。

その前に一言だけ。

『「くっ…殺せ!」って言うタイプの女騎士』
『自由奔放に生きているようで懐に入れた人間には慈悲深い美女』
『普段は軽薄な態度をとるが何かを抱えたナンパ男』
『熟練先輩ポジションの前衛後衛バディ』

そういう人、います!!!!!!!!!!

いるんです。よろしくお願いします。

このゲーム、こちらから関わりに行かないとストーリー中空気と化すちょっと協調性のない仲間キャラ達もいるんですけど、私は特にその協調性のない人達のEDが大好きでしてね………ネタバレだから何も言えないんですが……
(協力的な人達も勿論好き。特にサラのED大好き)

それでは、ここからオルフェウスというキャラクターについて。重大なネタバレにはならないよう主に初対面のシーンの話をしていきます。

【女主人公で会いに行った場合】

ポポロロ…ポロロ…タラララ…♪
リュートを奏でてる。なんだか切ないメロディ

丁寧なお辞儀つきの自己紹介。
なんか息するように口説いてきますが、なかなか礼儀正しい人のようです。とある貴族の隠し子とのこと。

【男主人公で会いに行った場合】

ベィ~ン⤴︎…ベレンベレベレ…テレリテレリテレリ…テーンテレレ♪
…………弾いてる曲が全然違う
えっ

何ですか?じゃない

「何ですか?」(ペヨ〜ン…ギコギコ…)
話しかけたら調弦(チューニング)しはじめる。嘘だろお前。

このように、女主人公で会いに行くと24時間体制で綺麗な印象の曲を弾いていますが、男主人公で行くとコレ☝️です。
対女主人公の時に被っていた猫を脱ぎ捨てている。この記事書いてる間に気付いたんですけど、よく見ると弾いてる時の表情も違う。マジかよ。

因みに、男主人公でも女性の仲間を伴って行った場合は女主人公時に弾いていた曲を弾いています。
つまり、男相手だと「良い印象を持たせたい」と全く思っていないので、自分の好きな曲を弾いているのです。(もしくは練習している?)

こんな感じで主人公の性別の片方やってるだけだと永久に気付けない差分があります。
特に例として挙げたこの男は性別での態度が違いすぎるので、この対応の差を見ていくのが大変面白い。

塩対応に負けじと話しかけたらこれだよ

男主人公でのこの塩対応極まっている状態からでもちゃんと仲良くはなれます。私はこのキャラクターの友情EDも愛情EDもどちらもとても好きです。


この野郎とは思います

 

★キャラのレベル=この世界での戦闘力

個人的に地味に好きな部分について。
実はこのゲーム、過剰なまでにレベルを上げて俺つえ〜!!!ができるゲームです。
レベルを上げれば上げるほどHP攻撃力防御力が増し、敵が脅威では無くなっていきます。ゲームってそう。
この世界の中でもそれが適用されるという話をします。(※後半ステージのネタバレが含まれます)

ゲーム開始時点では自分も含めて仲間の誰もがレベル1です。レベル1がこの世界での一般人の強さ。
一般人が遺跡に潜り、戦いの中で強くなり、10…20…30とレベルをどんどん上げていきますね。強くなるからもっと強い敵とも戦えるようになります。

そして終盤のステージに行けるまでになると、例えば最初に苦戦していたステージのモンスターからの攻撃を受けてもかすり傷にしかならず、それで死ぬことの方が難しかったりします。

この世界では人間相手にもそうなります

どういうことかと言うと、カルスの町の外の人間ってハッキリ言ってめちゃくちゃ弱いんですよね。軍とかあるけど。(※カルス目線)
町の酒場で飲んだくれてるおじさんも、カルスを取り囲む壁の外に出たら戦で英雄になれるくらいには強いんです。主人公たちは最終的には遺跡の最奥まで行く事になりますので、ベアルファレスの世界的に見て化物クラスの人間になります。

どんなに見た目が可愛い女の子でも一騎当千の戦士であり、一般兵士が束になってもまず殺すのは無理な人材が出来上がります。
やったね!!!

そしてこのゲーム、『1人も死なせてはいけない』がクリア条件となる、その一般人離れした強さが仇となるステージがあるのが面白い。人が死んだらアウト。お気に入りステージです。
やってるとイライラします

推定レベル1〜5くらいの人間達がか弱い雄叫びを上げながらワラワラと群がってきて、群がりすぎてバウンドして壁にぶち当たった衝撃で死にます。こちらは武器を振るうどころか立ってるだけなのに。

俺達が強すぎるばかりに…

こんな風に、クリア条件が『敵を全員倒せ』とか『ゴールを目指せ』とか、そういうものではないステージも存在するのがこのゲームの楽しいところですね。好きです。

★おまけ

干し肉の量産について。
未プレイの方はなんのこっちゃと思われると思いますが、このゲームは仲間が生きている限り、アイテムがあればあるだけ主人公の口に勝手に突っ込んでいって生かしてくれるというシステムなので、とにかく回復アイテムが必要です。私がプレイする時は序盤の魔法使いは干し肉係でした。

なので干し肉、ここで稼げます!!!!!
なんか肉の絨毯になって楽しいぞ!!!!!

というオマケ情報。

敵が湧き続ける巣の前4マス目

最初のステージのココ↑に立って短剣を振り続ける!!!!!!

それだけです。お手軽。テンポ良く連続で敵を倒すとドロップ率が100%になるのでお肉が沢山手に入ります。一度に11〜14個くらい。いろいろ試しましたが短剣が1番楽で確実でした。

これさえ知っていれば序盤の最難関ステージを乗り越える一助になるのですが、あんまり他のところで書かれてるの見てないのでここに添えておきます。もしベアルファレスをプレイする機会があれば試してみてください。地味に楽しいので。


オタクの呻き声編は以上です。お疲れさまでした。まだまだ話せることはありますが、それはまた別の機会に。

この記事を書いている間ずっと好きなゲームの好きな部分のことを考えられて本当に楽しかったです。今まで積んできた好きの気持ちを詰め込ませていただきました。ここまで読んでくだった方は本当にありがとうございます。

それでは明日以降のアドベントカレンダーの記事もお楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?