初制作作品『裸の男』の裏側
こんにちは『ティフロムスタジオ』というチャンネル名で短編映画を作っております者です。
前回は自己紹介が上手に出来たので、今回は短編映画の裏側を書いていこうかと思います。
最初の作品である、この『裸の男』がどのようにして誕生したのかをここに綴っていきたいと思います。
長くなります。(たぶん)
まず、そもそも私は映画を作ろうだなんて思ってなかったんですよ、実は、実際。
趣味でモトブログをやってたんです。モトブログってのは、なんかバイクに乗りながらその走行中の走りをGoProとかで撮ってYouTubeにアップするって言う行いのことですね。それをしておったわけです。
愛車はコレ!!
カックイイ!!!
チャンネルはコレ!!
んで、バイクに乗ってる時の映像は良いから、バイクから降りた時のその土地土地(とちどちって言いますか?)の映像を綺麗に撮りたいと思って、イイカンジのカメラを買ったのです。
そんで動画も写真も撮れるから「よっしゃ遊んだるでー」と思って、役者さんをやっている友人に「宣材写真無料で撮ってあげるから練習させて」と我が儘を申し上げました。
快諾して頂けたので、調子に乗った私は「じゃあ、映画を撮ろう」って言っちまいました。
そしたら彼も「撮りましょう」って言っちまいました。
友人の名前は「井上喜介」。Twitterの奴でも貼っとけば良いのかな。
こやつでやんす。
そして、役者仲間である加藤拓也さんを紹介して頂いて、当日は山奥へ行って宣材写真をたくさん撮りました。たのしかったです。
加藤さんのTwitter・・・ツイ・・・あれ?見つかんない、ごめんなさい。
洋服来ている方の人です。加藤さん。
そんなこんなで、ゆるゆる撮影道(さつえいどう)が始まることになります。
短編を撮る事になって、何を撮るか考えたのは当日。
『裸の男』の監督は裸の方の井上喜介。
集合場所までの電車の中で脚本を書いたそうな。
そんな無計画行き当たりばったりの猪突猛進小僧たちの活動がここから始まるわけですね。
以下、ネタバレになるのでまずはネタを観て下さい。
この作品、実はオチが違ったんです。最初の脚本と。
最初は裸の男が服を奪って山を降りていくってだけの話だったんです。
でも私にはよく分からなかったので、完成したバージョンになるように提案したのです。
なぜ、そのような提案をしたのかと言うとですね、3分くらいの短い作品なので、尺は3分だけど、3分では完結しないようなツクリにしたかったのです。
映像の3分の前後に想像する余白を設けて3分間以上の感覚を作りたかったって感じです。
ジェニー・・・じゃなかった。井上喜介(私は彼の事を昔からジェニーって呼んでるのでついクセで・・・)のお話によると裸の男ってのはターミネーターからヒントを得たそうな。
映画と言えばターミネーターだよね!そうだよね!俺も好きだよターミネーター!!
それで完成したのが『裸の男』って作品さ!
撮影当時は夏も終わるころの山奥、すごく寒そうにしていたのを覚えております。私は服は着ていたので別に大丈夫でした。
完成した後に、せっかくだから出せそうな映画を探して、応募したのが『2019年米子映画事変 第9回3分映画宴』というものでした。
※余談ですが、いや、ずっと余談なんですが、YouTubeに載ってるのは3分14秒とかだと思うんですが、応募したのはそれ用にエンドロールを短くして条件を満たしたものを送っております
初めての撮影、初めての編集、初めての応募。どうなることやらと待っていて、連絡が来たのがなんとツーリング中。
何とも言えない縁をすこーしだけ感じました。
ノミネートされましたとさ!!
まさかノミネートされるとは!びっくり仰天です。
そこからの受賞はなかったんですが、確かにスイッチの入る音はしました。
「カチッ」と
いや
「パチッ」と
そんな事になったので短編映画を2ヵ月に1本くらいのペースで作りましょうとなったそんな秋か冬かの吉日でした。
『裸の男』は『つくばショートムービーコンペティション2020』にも応募させて頂きました。
そしてまたまた、ノミネート!!
簡単にノミネートされるもんだから、自惚れとかじゃなくて、出せばノミネートされる物だと思っちゃってました。システム的に?自動的に?
でもこの時の応募作品数が136作品だかなんだかでノミネート作品が確か10~20の間だった気がします。
「ちゃんと審査されてるんだぁ」と思って、私たちは(少なくとも私は)調子に乗る事になるのでした。
つくばの結果は『佳作賞』でした。そう受賞したんです。ジェニーは大喜びでした。
え?私ですか?私は平常心でした。だって受賞の種類とノミネートの作品数が同じだったので、最低でも佳作ってのはノミネート時点で分かっていたので・・・。むしろ「ダメだったかぁ」感の方が強かったです。
ジェニーがこの事に気づくのは少し後のお話♪
今もまだYouTubeで観られるわけですが、視聴回数が1万7千回を超えてスーパー順調です!!
絶対タイトルのお蔭です!!
「裸」で検索して出てきたものを観てるんだからチャンネル登録して欲しいなあと思う今日この頃です。
もう2,000文字も超えて誰も読んでないと思うので、ここら辺で終わります。
こんな感じで、制作している中の人がグングン出ていくスタイルで自分たちの活動やその裏側を紹介していきたいと思いますー!!
読んで頂きありがとうございました。
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