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学んだことのアウトプットとして利用しています。

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最近の記事

【AWS】Elastic Load BalancingとAuto Scalingの連携による効果的なトラフィック分散

はじめにAWS上でWebアプリケーションを運用する際、トラフィックの変動に合わせて、サーバーリソースを自動的にスケールさせることが重要です。そこで活躍するのが、Auto Scalingです。さらに、Auto Scalingと連携することで、トラフィックを効果的に分散できるのがElastic Load Balancing (ELB)です。本記事では、ELBとAuto Scalingを組み合わせることで、どのようにトラフィックを最適に分散できるのかを解説します。 Elastic

    • 【AWS】インスタンスタイプ 〜スポット、リザーブド、オンデマンド、専有の比較〜

      はじめにAWSは、ユーザーのニーズに合わせて選べる様々なインスタンスタイプを提供しています。それぞれのインスタンスタイプには、メリットとデメリットがあり、使用目的に応じて適切に選択することが重要です。ここでは、スポットインスタンス、リザーブドインスタンス、オンデマンドインスタンス、専有インスタンスについて紹介します。 1. スポットインスタンス概要 スポットインスタンスは、AWSの未使用の計算容量を利用して、オンデマンド料金よりも最大90%割引で利用できるインスタンスです

      • 【AWS】デッドレターキュー 〜失敗したメッセージを管理する方法〜

        はじめに分散システムにおいて、メッセージキューは重要な役割を果たします。しかし、メッセージの処理が失敗することがあります。そこで、デッドレターキュー (DLQ) の出番です。DLQは、処理できないメッセージを一時的に保存する特別なタイプのメッセージキューです。この記事では、DLQの仕組み、利点などについて説明します。 デッドレターキューとは?デッドレターキューは、通常のメッセージキューと並んで存在し、エラーを含むメッセージや、宛先が指定されていないメッセージを格納します。受

        • 【AWS】S3 Intelligent-Tieringの概要

          はじめにクラウドストレージを使う上で、コストパフォーマンスは重要な要素です。Amazon S3 Intelligent-Tiering は、オブジェクトへのアクセスパターンを自動的に監視し、最適な階層に移動させることでコストを最小限に抑える賢いストレージクラスです。 自動アクセス階層S3 Intelligent-Tiering には、以下の3つの自動アクセス階層があります。 高頻度アクセス階層 頻繁にアクセスされるオブジェクトに使用され、低レイテンシーと高スループットを

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        • 【AWS】インスタンスタイプ 〜スポット、リザーブド、オンデマンド、専有の比較〜

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          npm依存関係の競合エラーの解決方法

          はじめにプロジェクト開発中にnpm installコマンドを実行するとき、依存関係の競合によってエラーが発生することがあります。特に、異なるライブラリ間で同じ依存ライブラリのバージョンが一致しない場合、この問題が起こります。この記事では、npm依存関係の競合エラーが起きた際の解決策を説明します。 1. --legacy-peer-deps オプションを使用する依存関係の競合が原因でインストールが阻まれる場合、--legacy-peer-deps オプションを使用してコマンド

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          Next.jsプロジェクトでコマンドを短縮する方法

          はじめにNext.jsで開発を行う際に、よく使うコマンドを短縮して効率的に作業を進めたいと思うことは多いですよね。package.jsonのscriptsセクションを使えば、繰り返し使うコマンドを短縮して、簡単に実行できるように設定することができます。ここでは、その設定方法と例をご紹介します。 package.jsonでのコマンド短縮の基本package.jsonは、Node.jsプロジェクトの設定ファイルであり、プロジェクトの依存パッケージや実行スクリプトなどを定義できま

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          情報検索の新時代:RAGによる革新的手法の解説

          はじめに情報検索技術は、インターネット上の膨大なデータから正確な情報を迅速に見つけ出すために不可欠です。RAG(Retrieval-Augmented Generation)技術は、特に複雑なクエリに対して、より関連性高く、精度の高い情報を提供するための新しい手法を取り入れています。この記事では、RAGに基づく5つの革新的な検索手法について解説します。 仮説的ドキュメント埋め込み(Hypothetical Document Embeddings)仮説的ドキュメント埋め込みは

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          【Tailwind CSS】viewportを意識したデザイン実装

          viewportとは?ビューポート(viewport)は、Webページを閲覧する際にユーザーが実際に見ることができる画面の領域を指します。つまり、Webサイトが表示されるブラウザのウィンドウ部分や、スマートフォンやタブレットなどのデバイスのスクリーンの表示範囲を意味します。 tailwindでのviewportを意識したデザイン実装Tailwind CSSで、ビューポートを意識したデザインを実装するには、sm(small)、md(medium)、lg(large)、xl(e

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          【Tailwind CSS】fixedプロパティの使いどころ

          アプリのメイン画面を作る時、まずサイドバーの部分とメインコンテンツの部分に分けたいですよね(こんな感じに↓) ただ以下のような実装だとサイドバーとメインコンテンツが横に表示されず、解消方法が分からなかったのでメモとして残しておきます。 サイドバー export const SideBar = () => { return ( <div className="bg-blue-500 h-full w-[256px]"> SideBar </div>

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          デジタル画像のフォーマット解説:SVG、PNG、JPEGの違いとは?

          画像フォーマットの選択はウェブデザインやデジタルコンテンツの品質を大きく左右します。SVG、PNG、JPEGといった主要な画像フォーマットは、それぞれ特有の特性を持ち、使用するシナリオによって最適な選択が異なります。本記事ではこれらのフォーマットの基本的な特徴、利点、適用シナリオについて深掘りし、デジタルコンテンツ制作における適切なフォーマット選択の指南を行います。 第1節: SVGフォーマットの基礎知識ベクター形式の利点 SVG(Scalable Vector Grap

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          【Tailwind】ボタンのデザインを調整したい(ホバー、クリック時)

          はじめにTailwindでボタンのデザイン(ホバーやクリック時)を調整したい人向けの記事です。 前提shadcn-ciのbuttonを追加していること。 ※ していない方はこちらから↓↓↓ https://ui.shadcn.com/docs/components/button やり方button.tsxのvariant内にボタンのcssを書く。 例えば、以下のようなデザインを作りたいとする。 ・初期状態:グリーン ・ホバー時:濃いグリーン ・クリック時:下の部分も

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          【Next.js】ボタンのデザインを変えたいが修正箇所が分からない人へ

          対象読者Next.jsでボタンのデザインの変えたいが、どこを修正すればよいか分からない人 前提・ Next.jsの雛形は作成済み やり方以下のコマンドを実行 npx shadcn-ui@latest add button button.tsxが作成される。 primaryとdestructiveのcssは以下のように指定している。 primary: "bg-sky-400 text-primary-foreground hover:bg-sky-400/9

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          zipファイルにパスワードをつける方法(Mac)

          はじめにMacでzipファイルにパスワードを付ける方法です。 手順・ターミナルを開き、対象のファイルがあるディレクトリに移動する。 # (例)zip化したい元のファイルが、desktop/jobというディレクトリにある場合は以下のように入力 cd ~/desktop/job ・以下のコマンドを叩く。 # zip -e [zip後のファイル名] [zip化したいファイル名]# 以下に例を示す(resume.pdfというファイルを、resume.zipというファイルに

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          評価指標まとめ(分類編)

          モデルの精度を知るための評価指標には様々なものがある。分類問題ではF値が有名だが他にもPrecisionやRecallといったものがあり、自分の求めるモデルに合わせた評価指標を選択することが必要になってくる。 まずこれらの評価指標を語る上で欠かせないのが混同行列だ。実際に起こったか否か、モデルの予測はありと判断したのか否かに基づき、以下の4つに分類する。 ・真陽性(正と予測したものが実際も正)= TP ・偽陰性(負と予測したが実際は正)= FN ・偽陽性(正と予測したが実

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          train_test_splitの引数について詳しく調べてみた

          kaggleなどのコンペで、学習データと評価用データに分ける際に使うtrain_test_split。引数が多く、整理のためにここにまとめておく。 一般的にデータを分割する際には以下のようなコードを記述すると思う。 from sklearn.model_selection import train_test_splitX_train, X_test, y_train, y_test = train_test_split(X, y, test_size=0.2, strat

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          LightgbmでkaggleのTitanicコンペに挑戦してみた

          ◯ バギングとは? 1. 訓練データからサンプルを弱学習器の数だけ取ってくる。 2. それぞれのサンプルデータを使って弱学習器を学習、予測する。 3. 予測結果をまとめて、最終的な出力結果を得る。 決定木とバギングを組み合わせた手法にランダムフォレストがある。 バリアンス(分散)を小さくすることが目的。 ◯ ブースティングとは? 前の学習結果を次の学習に活かすようにする。 バイアス(誤差の平均)を小さくすることが目的。 ブースティングの代表的なアルゴリズム ・XGB

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