ウマ娘SS ATフィールド展覧会

 どうも。TextmakerBOT(有人)です。かようなタイトルとなりましたが、決してそういう・・・・ものを吊るし上げるようなものではありませんのでご安心ください。……ま、そういう機会がないことを切に願っておりますが。唯々良作――であることが確定している作品を褒めたたえるだけです。

 閑話休題といたしまして。ATフィールドという言葉はご存じだと思います。何せ私、学生(当社比)な17才(当社比)ですので、リアル(当社比)が忙しい(当社比)今の身(当社比)、下手にあまりに良い作品を読んでしまうと心が崩れてちょっとしたうつ状態になってしまうわけです(一敗)――確か、rore先生の『疑いようもない朝が来る』を拝見したときでしたでしょうか。ご飯の味がしなくなって、いつもは日が変わって寝るのに7時に寝たのはいい思い出なわけがないです。

 というわけでですね。明らかに私の精神に打撃を与える作品をみかけると私、ATフィールドを起動するようにしているのです。そんな素晴らしき作品たちを、今回はいくつか、5、6つほど紹介していこうと思います。「読まない」ではなく「読めない」、そんな我儘の集合体。故にATフィールド展覧会、またの名を60年後隠居中に読む予定の禁書リストです。

 基本私の脳内そのまま出力のアレですので、面白味はご期待せずに。ではいきましょう。


1,糸と冬―rore先生

ATフィールド起動点:物体は力ない放物線を描いてタキオンさんに当たっ

 以下状況再現です。
「切れやすい糸で結んでおきましょう、いつかくる
さよならのために」
 物体は力無い放物線を描いてタキオンさんに当たっ――
私「OH……(新しいタブ)」

 破壊力が高い……。私の中にある何かのメーターが一瞬で閾値をヽ(゚∀゚)ノ パッ☆←いつしか道楽で入れた顔文字変換パッチも偶には役立ちますね。

 rore先生には勝手にダメージを受けた過去がありますので、作品が更新された際に開くのも一苦労です。風呂に入って歯を磨いて、冷蔵庫からジュースを持ってきてちょっと体を伸ばしてよしやるかと一声かけねば読めません。

 当人は大学生とのことですが、『プラネタリウム』『ストーリー・テラー』『フォール・イントゥ・ラブ』『オルゴールと大雨警報』etc…大学生? 大学生……これが大学生……ですか……。私も一年経ったらこうなるんでしょうかね。17才(当社比)ですし。

 いつか読めるくらい自信のある作品を捻出したいものです。

 では、次に。


2,一歩、あなたの方へと踏み出して―宵地先生

ATフィールド起動点:N/A

 はい。はい。……はい。

 決して7万字に押された訳ではありません。これは本当です。7万字だろうが70万字だろうが――流石に一気だと多いですね――私は読めるのですが……

 私事ながら懇意にさせていただいている方たちのサーバーがありまして。宵地先生や他の方とはちょこちょこお話させていただいているのですが、その他の方というのが軒並み大ショックを受けられたようなのです。

「やばい、これまじでやばいよ有人さん」
「やめるまでに書く作品が増えた」
「あぁ……うぁぁ……」

 こんなものでしょうか。

 怖いです。それも、とても非常に。書きはじめてそろそろ1年になりますが、しかし……どうにも左クリックが重くなってきて困ります。作品数としては先生と比較して倍では利かぬ程のはずなのですが、自作品となると途端に面白さが欠ける気がするのはどうしてなのでしょうね? 私、あまり結婚するべきでは無いのでしょうね。

 で、この方も大学生、と。日本の未来は明るいですね。赤字国家ですけど。

 いつか読めるくらい自信のある作品を捻出したいものです。

 では、次に。


3,独立行政法人日本ウマ娘トレーニングセンター学園―regulus先生

ATフィールド起動点:プロローグ終了後

 この人も大学生らしいです。ううむ。すごいなぁ……
 処女作ということですが、なんと17万文字! ラノベ単行本にすると大体二冊に手が届きそうですね。

 さて経緯なのですが……この作品を読む前、私は結構地の文信者でした。会話文主体で事を進めるなぞクソ喰らえだと、まぁそういった風情です。で、私の作品――特に過去のを見返していただけるとお分かりになるかと思いますが。バリバリ会話文主体。理想とする文体と現実に生み出す文体に無意識コンプレックス! そんな気分の時に出会ってしまったがばっかりに、めでたくATフィールド行きです。本人曰く私が触れた最初の部分はまだ優しいそう&まだ完結していないそうですので、楽しみですが多分まだ読めません。

 もちろん今は会話文主体でもいい作品はいいと理解しています。それでも地の文でできるだけ書きたいとは思っておりますが。

 いつか読めるくらい自信のある作品を捻出したいものです。

 では、次に。


4,カフェレーサー―FRISK先生

ATフィールド起動点:N/A

 なんだかここまで書いていると心が痛くなってきますね。元々心を痛ませないための処置だったはずなのですが。これも先の宵地先生とほぼ同じ理由に端を発しています。この、何というんでしょう。タイトルと表紙から漂うやばさですよ。もうね、だめです。オーバーロードのニグンみたいな感じです。特定状況下で三回質問されたら本当に死ぬんでしょうか?

 読書会で私のファインSSを出した時に感想をいただいたこと、とても感謝しております。HELLSINGは我々の青春也。

 あぁ~オーバーのところまだ直してない~♪
 あと誤字がどこか分からない~♪

 いつか読めるくらい自信のある作品を捻出したいものです。

 では、次に。



5、あおぐも幸福机上論―ここし先生

ATフィールド起動点:うまい棒には穴がある。

 ウマい。負けた。

 では、次に。ラストです。



6,初期設定のマンハッタンカフェ―おはな先生

ATフィールド起動点:仇敵(幕間話)

 読書会で仇敵を読みました。解像度に圧倒されました。買うと約束しました。寒い財布に鞭打ってメロンブックスにお願いしました。数日待って届きました。

 届いたのが確か4か月ほど前のことです。表紙を見ながら綺麗だなと思い、幾度か開きかけるもののやはり読めていません。アグネスタキオンとマンハッタンカフェをメインに書かせていただいている身として、素晴らしい概念を摂取してしまうと私の思考から自身の存在価値が抜け落ちてしまう……この感覚、大なり小なり意外と感じたことがあるのではないか、私はそう思ってやみません。因むと私的自己評価は中の下くらいです。

 とはいえ書籍化してみたいと思ったのもこの作品がきっかけですし、あまり悪いことばかりではないのでしょう。最近はセイウンスカイのお話も投稿されていらっしゃるようで。ある意味それもATフィールドかもしれませんね。

 いつか読めるくらい自信のある作品を捻出したいものです。


締め

 はい、ここまで私のATフィールド集もとい聖なる禁書リストでした。いかがでしたでしょうか?……見返したらほぼほぼ己の愚痴ですね、情けない。よく話している方からネガティブネガティブ言われるのですが、私そこまでネガティブじゃないと思うんですけれどね。

 さて。これらに限らず、今後もジャンルは変われどATフィールドは展開されていくでしょう。ヒトはそう簡単に変わらんのです。ボケが入るか入らないかくらいで思い出して、過去にtxt保存しておいたまとめを読んで微笑みながら読める……筈です。

 ただ、挙げた作品の他にも数多の名作があることをお忘れなく。あまりに私の心に刺さりそうなため、私が勝手に防衛機制を発動しただけにすぎません。よく分からん性的表現てんこ盛りガイドラインコサックダンス反復横跳びの下半身から伸び出た手がタイピングしてる作品(勿論全て、ではないですよ!)に紛れて埋まっているだけで、確かに素晴らしいものはあるのです。知者揃いの作者様と交流できることに感謝でいっぱいであります。

 では長くなってきましたので、これにて。私の拙作も読んでいただけますと、嬉しいです。

 以上、TextmakerBOT(有人)の脳内でした。


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