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第二子を出産して資金調達して七転八起した2023年を振り返る。

こんにちは、株式会社ドットミソ代表のテキサスアユミです。
ドットミソは味噌汁で社会や食卓に笑顔を増やすブランドです。元プロキックボクサーで引退後に出産、長男の育休中に未経験で食産業に飛び込み立ち上げました。
自身のバックグランウドは大学卒業後に映画製作のフリーランスを約7年、その後医療系スタートアップでコンテンツやECの事業開発とマーケティングを担当していました。
初めましての皆さまへ、ワタシについて詳しくはこちらをどうぞ。

もうまもなく2023年も終わりますね。39年間の人生の中でも濃さランキング10には確実に入る今年。”キャリアとライフイベントのネクストアクショを追い求めるコミュニティ【MEASURE】のアドベントカレンダー企画に参加し、今年を振り返ってみようと思います。

一月、第二子を出産。

2023年は、1月16日の第二子出産から始まりました。第二子出産予定日がわかったのが2022年の春。2022年は産前産後の会社のロードマップづくりと準備に費やした一年間でした。

そして満を持しての2023年。出産予定日の前日に母子ともに健康で出産を終えました。その後は正直なところ苦しみの連続で、今でも喜び二割・悩み八割です。新生児期に高熱で入退院を繰り返し、その後は無事に育ってきたと思ったら長男の弟への葛藤に戸惑う日々。二歳差育児がこんなにつらかったとは。

育児は自分の嫌な部分を発見し向き合っていくことでもあります。子どもを育てているようで、自分が育てられている毎日。

仕事とプライベート、両方あるから良い。

ワタシの育児と仕事の両立法は、仕事とプライベートを完全に切り分ける頭を持つこと。実際のタイムスケジュールの話ではなく、マインドの話です。(我が家は生後すぐから子どもたちがミーティングに参加することもあったり職場や出店場所に連れて行ったり。取引先の方々の理解にはいつも感謝)

育児も仕事もそれぞれのツラさがあります。ツラさを乗り越えるにはもう一方の充実が、頑張れる原動力になるかもしれない。でも、悔しさは別です。仕事の悔しさはプライベートの充実では決して拭えないし、逆もまたしかり。キックボクシングの世界もそう。試合の悔しさは試合で返すしかない。スポ根上等です。

業界のゲームルールを理解すること。

2020年末、コロナ禍で立ち上げたドットミソの戦略の主軸はオンラインでした。その後、新しい生活様式を経て2022年からはオフラインイベントも復調を兆し、2023年ではコロナ禍で停止となっていた多くのイベントが復活したり、新しいイベントが立ち上がったりしました。
ドットミソの顧客層は対面での購買体験を大切にする方も多く、私たちは2023年は思い切ってオフラインの開拓に大きく舵を切る選択をしました。

対面/非対面に関わらず業界独自のゲームルールがあり、入り方からネットワーキング、交渉術までさまざまなことが最初は壁となりました。一口でオフラインと言っても、委託販売、マルシェ、展示会、百貨店の催事さまざまな形がありそれぞれ交渉方法があります。

ほぼNGのような返答だと感じていた商談会。落ち込んで帰って、その後有識者のyoutubeで学んだ商談会後のフォローを忠実に実践して、成約へ。
「最初から◯◯ならOKって言ってくれればいいのに!」
と心の中で突っ込んでしまいましたが、これもすべてお作法というか、業界の慣習やゲームルールだったりします。
ゲームルールは目標ではなくHOWのひとつなだけであって、業界が内包する社会課題と最短距離で向き合うために必要な知識です。ゲームルールの把握を意識してとにかく泥臭くトライアンドエラーを繰り返す、早いスピードで。

ちなみにオフラインだけではないですが、量をこなさずに効率化を考えるときのアウトプットと、量をこなして見えてくる効率化では全く質が違うと思っています。
今年はとにかく色んなところに出店、実際に接客し、お客様の声を聞き、売上に一喜一憂しました。
正直に言いましょう。8月頃の20時過ぎ、出店後の20kgの備品を持って埼京線で悔し涙をヒッソリ流していた疲れた女はワタシです。
字面は笑えますね。

三度目の資金調達と、次の資金調達への道。

経営者の最大の仕事は資金調達です。お金があるからこそ挑戦できることが増える、雇用を創出できる、働いてくれるメンバーや協業先に還元できる。事業規模に関わらず、どの経営者の方も常に抱えていることですよね、キャッシュフロー計画と資金調達。

2023年は出産の年。0歳児育児は不測のことが多く起こる前提で事業を考えなければなりません。まだまだドットミソは、ドットミソ=ワタシなので、ワタシの歩みが止まれば全てが止まります。
子どもが常に健康ではないかもしれない。長く業務が止まってしまうかもしれない。ワタシの歩みが止まっても事業が存続するように、または本当に止まってしまったときに事業にどう決着をつけるかのBケースまで考えた資金計画をたてました。

今年実行した資金調達は一回。創業から数えると三回目の資金調達です。もちろん、すべての回が希望額通りというわけではないので(自分の見積もり自体が正しいかどうかを含め毎回試行錯誤です)資金調達に上手い下手があるとして、自分がどちらかはわかりません。ただただ、今あるすべてをぶつけるしかないんですよね。数字も事業計画も熱意も。

今年の新規事業で新しい成長曲線が描けてきたので、2024年はさらにもう一段階大きな資金調達に向かいます。やってやるぞ。

心と身体が健康であること、事業が健全であること。

食の仕事に携わって三年目。改めて「食」とは生きること文化を作る大切なものだと実感しています。食に関わる責任を噛み締め、引き続き事業に向き合っていきます。
それにしても、何をするにも健康は大事。お金も無くちゃ事業が傾きますが、実際に高熱出して動けなくても事業は傾きます。その大切な健康を作るものの大きなひとつが「食」なんです。医者の不養生ではないですが、健康を作る食に取り組む自分が、雑な食事で体調崩してちゃいけないな、と。日々健康に生きることこそ、事業にも生きてくると、改めて。

2024年も猪突猛進、一心不乱、そして崖っぷち精神で働いていきます。
まるでブラックな人生…ではありません。一生懸命になにかに取り組むってすごく楽しいんですよね。やるからには全力投球したいんですよね。仕事も、遊びも、人生も。That is MEですよ。

そんなドットミソでは、2024年、仲間を募集しています。
食で世界を変えていきたい方、ぜひ一緒に私たちと取り組みませんか?まずは気軽にお話しましょう!各種SNSまでご連絡お待ちしています。

来年もドットミソをどうぞよろしくお願いいたします!

▶ドットミソ

▶テキサス・アユミ X(Twitter)


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