週刊イスラボニータ産駒3/14~3/21

 今週は何と言ってもプルパレイの重賞勝利でしょう。イスラにとっての初重賞をなんとか初年度3歳で届けてくれました。次走はNHKマイルCに向かうようです。阪神の朝日杯は状態の問題もあり敗れましたが、府中ではどうでしょう。
 また、新馬戦を2着としていたポップパフォーマーが骨折のため引退抹消となりました。どうやら能失の伴わない骨折のようなので地方からの復帰も見込めそうなのに社台RHは諦めが早いです。そのうちサラオクで買われて地方で走ってそうではありますが。
 それから、園田のシルバーコレクター、エイシンリュージュが岩手に転厩しました。岩手で1着はとれるのでしょうか。注目です。

3/14

特になし

3/15

園田2R3歳C2ダ1400 リュウノデイ:8着
これしか番組がないので仕方がないが久しぶりの1400m戦となったリュウノデイは、スタート飛びあがるような形となって出遅れ、その後も後方から進め直線大外を回して着狙いの競馬をしたが流石にそう上手くはいかず8着となった。

3/16

笠松8R朧月賞3歳2特選(b)ダ1400 ユメミルボニータ:1着
笠松開催が1開催中止となり久しぶりとなったユメミルボニータ。単勝1.3倍断然の一番人気に推されると、道中逃げ馬に並ぶ形の2番手から競馬を進め、4コーナーで先頭に立つと最後方から追い込んできた馬と三番手から競馬を進めてきた馬を寄せ付けず押し切り勝ちを収めた。昇級戦でも前走に続く連勝を収め、初の特選勝ちと45万円の賞金を手に入れた。
とはいえタイムは同日のOP戦より2.9秒遅く、OP戦にはまだ到底手が届かないだろう。

3/17

園田7R3歳AB特別ダ1400 エイシンリュージュ:2着
園田馬限定戦となればそうそう2着を譲る馬ではないエイシンリュージュ。今回は逃げ粘って圧倒的1番人気の重賞3着馬にこそ差されたものの様式美の2着確保。これで通算8回目の2着となり園田への別れも2着で飾った。新天地岩手で未勝利戦ぶりの1着を狙う。

3/18

特になし

3/19

中京2R3歳未勝利ダ1400 フルティージャ:6着
ダート替わりのフルティージャは好スタートを抑えて後方に待機すると、最後の直線上がり3位の足で追い込んで6着となった。末脚が使えるのは確認できたが、流石に位置取りが後ろ過ぎたようだ。

阪神5R3歳未勝利芝2400 メイショウボニータ:15着
ほとんど破れかぶれの出走といっていいであろう芝2400mのレースへの出走。後方からレースを進めたが全く見せ場はなく後方侭で15着に惨敗した。

中京11Rファルコンステークス(GⅢ)芝1400 ニシノレバンテ:12着
                       プルパレイ:1着
やっっったーーー!!!!
スタート若干ゆっくりと出たものの冷静にリカバリーして中団前目につけたプルパレイは前が空いた瞬間を見逃さずに前目に進出、そのまま押し切って快勝した。デムーロ騎手のコメントによれば先頭に立つと止めてしまう性格のようなので、今の差し競馬が性に合っているのだろう。
もう1頭の出走馬ニシノレバンテの方は好スタートから2,3番手あたりにとりつくと、残り1Fあたりまでは逃げ馬を見る2番手につけていたがそこでガス欠、12着にまで後退となった。左回りは大分克服できていたようなので、距離短縮の葵Sなら勝負になりそうだ。

3/20

阪神2R3歳未勝利ダ1400 モズスーパーノヴァ:16着
前走大出遅れをかましたモズスーパーノヴァだが今回もあまりゲートの出はよくなく後方に。そして仕掛けどころではどんどん遅れて2走連続のシンガリ負けと相成った。流石にこれは……。

中山3R3歳未勝利ダ1800 パワーエンブレム:6着
若干スタートが悪く出負けした感があり中団後方からの競馬となった。中盤位置取りを上げたものの直線お釣りがなく6着となった。泥を被るのを嫌がったとのジョッキーコメントではあるが、やはりこの距離は長いのではないだろうか。思い切って1200や府中1400を使ってみて欲しいところだ。

阪神5R3歳未勝利芝1800 コルカノン:16着
前走と同距離の1800mを使ったコルカノンは後方から徐々に上がっていく競馬で残り2Fあたりでは先頭を窺う勢いであったものの、そこからどんどん後退し16着に大敗した。やはり距離が長いようだ。

阪神6R3歳1勝クラス芝1200 プラソン:6着
厩舎所属新人の今村騎手に乗り替わったプラソンは前走逃げての大敗を踏まえてか抑える競馬をしたが、見事に内で前壁になってしまいまだ足が残っているのに6着となってしまう悔しい結果となった。手ごたえはあったので次走は期待できるだろうか。

3/21

中山3R3歳未勝利ダ1200 シルバーキングダム:3着
逃げと言う自分の競馬の形を成立させたシルバーキングダムは今回もハナを譲ることなく逃げの一手。しかし、未勝利戦で入着すること5回のミンナノユメミノルとは実力が違い、さらに垂れたところをヒメカミノイタダキにも半馬身差されて3着となった。とはいえ自分の競馬ができているし直線入り口リードを保つ競馬ができているので勝ち上がりは望めそうだ。

中京5R3歳未勝利芝2000 オーダーナチュラル:11着
1600mから距離延長で臨んだオーダーナチュラルはレッドバンディエラと2頭ポツンと最後方からチャンスを狙い、4コーナーから悪くはない伸びを見せていたが先頭集団には全く届かず後方集団を交わす程度の11着に敗れた。流石に2000は無謀だったと思う。

中京9Rフローラルウォーク賞3歳1勝クラス芝1600 カイハオン:5着
カイハオンは若干後ろ目から競馬を進めることを選択したが、馬群の中にいないと行きたがってしまうのか終始騎手が手綱を引きっぱなしの競馬となってしまい、それに気を取られたか仕掛けどころで位置取りが内側になってしまった。そこからは一瞬前壁になったものの何とか外に持ち出したが、直線伸び脚はなく最後交わされて5着となった。距離の懸念はあったがやはりといったところか。騎乗もグッドではなかったし気性の改善も必要そう。少し課題の見える1戦だったように思える。

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