週刊イスラボニータ産駒4/18~4/24

今週はアルイメルやコスタボニータ、ミスボニータなど有力馬が出走しましたが、結果はコスタボニータの1勝。及第点ですが、できれば2勝は欲しかったところ。
一方、地方ではイスラにとって2年目世代となる2歳世代のティーズアヴァンセがデビューしました。結果はややほろ苦いものでしたが。その他3歳世代は上級条件で2着2回のまずまずの戦績。またユメミルボニータも地方全国古流重賞で「おっ」と思わせる結果を残しました。
また、先週アーリントンCに出走したトゥードジボンは全治3~6か月の膝骨折の報が。アイヴォリードレスやパンテレリア、ハンスなど有力馬が次々離脱しており、イスラ産駒の管理体制が問われるとともに、イスラ産駒の体質にも一抹の不安を覚えます。
来週の端午Sにはバトルクライが出走します。1200では圧倒的な強さを見せつけてきましたが、1F延長でどうなるか注目です。

4/18

水沢6R3歳B1ダ1400 カマポコショクニン:8着
カマポコショクニンはまたさらに馬体重を6㎏減らしての出走。後方外目を追走しつづけ、最後方集団に遅れるということこそなかったものの8着に敗れた。

水沢7R3歳Aダ1600 ビッグモンドルーフ:2着
叩き2走目のビッグモンドルーフは馬体重を7㎏絞って来ての出走。ゲートは五分に出て中団に。道中頭を上げたりとうるさい面を見せながらも直線よく伸びて3着をクビ差交わす2着となった。勝ち馬は強かったもののやはりこのくらいの力はある。

4/19

金沢1R3歳B2ダ1400 フミタツラブリイ:6着
フミタツラブリイはクラスが落ちたためか、それとも距離短縮したためか、着順が改善した。スタートで少し躓くような形になり、後手を引かされたが、直線ではまずまずの上がりを出して下位集団を離し2番人気馬をアタマ差抑えて6着となった。これならそのうち掲示板には乗れそう。

4/20

名古屋10RJRA交流名古屋CCチェリー賞3歳特別ダ1500 メイショウボニータ:9着
最後の望みをかけて交流未勝利に出走したメイショウボニータだが、スタートで後手を引くと砂を被るのを嫌がったのか首を激しく振り暴走。後方から伸びることなく9着に大敗した。メイショウボニータの出足でも逃げられるくらいのクラスから始めないと厳しそうだ。

4/21

名古屋11R東海クイーンC(SPⅠ)ダ1700 ユメミルボニータ:6着
流石に無理があるのではとも思われた地方全国交流重賞への出走に舵を切ったユメミルボニータ。しかし、内ラチ沿い中団後方で待機して4コーナーから押し上げると、最後笠松最強牝馬のドミニクに差されてしまったものの見せ場のある6着という結果になった。惜しくも入着こそできなかったものの、東海地区最先着馬からは1秒以内の差に収まっており、6月末に笠松で行われる東海北陸近畿地区限定重賞のクイーンカップであれば十分勝ちも見込める位置までやってきた。

門別7RJRA認定フレッシュチャレンジ2歳新馬ダ1000 ティーズアヴァンセ:7着
今年も2歳デビューの時期がやってきた門別。ティーズアヴァンセはこれが当然デビュー戦。しかし当然というか、この時期のフレッシュチャレンジは能力検査1着馬ばかりで構成されているため、ティーズアヴェンセは中団から競馬を進めたものの早い流れについていけずに7着に敗れてしまった。とはいえティーズアヴァンセも能検は1着。もう少し能検下位組が集まってくれば自然と順番は回ってくるはずだ。

4/22

名古屋1R3歳6組ダ1500 プラネタリウム:6着
プラネタリウムは新競馬場二戦目であるが、若干出遅れ加減でゲートを出たためにそれをカバーするために序盤で足を使ったところ伸び脚がなく移籍後初めて掲示板を外す6着となった。

大井10Rマーガレット特別3歳選抜ダ1200 カワイイ:2着
条件戦から一気に特別戦へと競走のレベルが上がったカワイイは時計的な見劣りが懸念されていたものの、スタートを出ると逃げ馬を見る形で2番手に立ち、直線内から出ていった勝ち馬には千切られたが、外を通った1,2番人気馬は抜かさせないどころか寧ろ突き放す根性を見せて2着を確保した。次を勝ってなんとかC1クラスに編入といきたいところ。

4/23

阪神1R3歳未勝利ダ1200 バリオーレ:14着
            ベジェサ:6着
ベジェサは前走同コースで5着、バリオーレは初出走馬。両馬とも出足はつかず中団待機。ベジェサの方は直線に入ると上がり3位の足で追い込んで6着となった一方、バリオーレの方はさらに後ろの馬に抜かされて14着大敗した。ベジェサはできれば優先出走権を確保したかったところだが仕方ない。

福島2R3歳未勝利芝1200 アムルム:12着
アムルムは前走大幅に増やしていた体重を絞ったためか-22㎏での出走。しかし、後方から行き脚がなく後方侭でゴールし12着大敗。芝1200戦で2.5秒離されていては……。

東京4R3歳未勝利芝2000 タイニープライド:7着
長岡騎手に乗り替わったタイニープライドは前走6着に入ったからか同様の逃げの手にでたが、途中まくってくる馬がいた影響などもあり、直線足が持たず下位人気の馬にこそ抜かさせなかったものの7着に終わった。ただ、この後長岡騎手は8Rで逃げて人気薄を持ってきているので展開次第だったかもしれない。

阪神5R3歳未勝利芝1400 ミスボニータ: 5着
ミスボニータは芝に戻ったが、ここは相手が悪かった。本来であれば1度未勝利を脱出しているはずだが降着となったハギノモーリスに当たってしまい、先行したものの格上の作り出すハイペースの逃げについていけず最後1Fで馬群に飲まれ、なんとか掲示板は確保したとはいえ戦績から考えると不甲斐ない5着となった。少し流れについていくのが苦しそうなので、もう1Fほど長い方がよいかもしれない。

4/24

阪神2R3歳未勝利ダ1400 アルマイメル:12着
アルマイメルはここまでの実績から2.7倍の1番人気に推され、いつも通り逃げたのだが、4コーナーあたりで被せられたためか、それとも何か状態に問題があったのか、どんどん後退していきまさかの12着大敗。これは立て直しが必要そうだ。

東京3R3歳未勝利芝1400 ラパルマ:12着
ラパルマはこれが初出走。しかしパドック解説の時点で太いと指摘されていたように、出足がつかず重い走りで後方に。その後直線で上がり3位の足を見せていたものの前有利の東京でそんな位置から届くはずもなく12着となった。絞ってもう少し前に付けられるようになれば違ってきそう。

阪神4R3歳未勝利芝1600 コスタボニータ:1着
これまで2着2着5着と勝ちきれない競馬が続いていたコスタボニータは休養明けで一発回答となった。大外枠に入りながらぽんとゲートを出て先行すると、4角から他とは違う脚で抜け出して一気に先頭に立つとそのまま2馬身離して押し切り勝ちを飾った。牝馬限定という条件とはいえ、これまで同様上がり最速の足を使えており、昇級戦でも楽しみな1頭だ。

東京6R3歳1勝クラスダ1400 ルワンジュ:10着
交流未勝利を勝ってきたルワンジュであるが、やはり世代戦ではまだ家賃が高いのだろうか。まず出遅れをして最後方待機になってしまったとはいえ、最後足を延ばしたものの前との差は大きく、賞金圏内を外す10着となってしまった。しかしながら、最後に使った脚は上がり3F38.8と決して悪いものではなく、出遅れさえなければ掲示板とは言わずとも6,7着くらいはあったかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?