週刊イスラボニータ産駒2022/6/6~6/12

プルパレイが函館スプリントSに出走しましたが、色んな意味で酷かったですね……。外的要因と馬及び鞍上自身の問題とが合わさって15着とタコ負けしてしまいました。他サニーバローズが3着健闘しましたが、中央は出走馬が少なかったこともあって未勝利に。
地方の方はビーガールが佐賀移籍初戦で初勝利。この馬は移籍の際にも記事に書きましたが着順こそ芳しくないですが悪くない競馬をしていて、中央時代からセンスを感じていたので勝ててよかったといったところでしょうか。他ラコンテとカワイイが堅実に2着を取ってくれました。
来週はバトルクライがユニコーンSに出走予定。一応10/11の抽選なので不運がないことを祈っています。調教の動きはここのところ登り調子で、前走の内容も相まって期待できそう。他に立待岬特別にプラソンとルワンジュが登録しています。さらに、18日の阪神1600m新馬戦にはクリノヒーローが、19日の東京1600m新馬戦には天下のサンデーRのモンテイゾラも出走予定。今年の中央初デビューになります。

6/6

特になし

6/7

金沢8RJRA交流能登舳倉島特別中央3歳未勝利ダ1500 ヤマカツメリッサ:6着
7頭立ての外枠6番からとなり、かなり外々を回る感じで後方を追走。途中5番手に絡む様子は見せていたものの4コーナーにかかるまでに競り落とされて、5着に3秒もの大差を付けられる6着に終わった。この後ヤマカツメリッサは中央の登録を抹消されたが、金沢の下級クラスならなんとか…といったところだろうか。

6/8

門別4R3歳以上C4-3ダ1000 ラコンテ:2着
前走強敵を破ったラコンテは石川騎手に乗り替わったこともあり1倍台の1番人気に。大外9番に入ったが、二番手まで上がっていったものの、他に絡んでいく馬がおらず逃げ馬の楽逃げを許してしまい2着におわった。とはいえ連対は外していないので好調は維持していそうだ。

6/9

名古屋4R3歳8組ダ1500 プラネタリウム:8着
プラネタリウムは最内1番に入り、いつも通りスタート悪く後方へ。ここから向こう正面で5,6番手あたりまで上がっていけたのだが、ここまでで力尽きて後退してしまい、またも掲示板を外す8着に終わってしまった。

大井2R3歳281.5万円以下ダ1200 カリスマパラダイス:9着
久々の競馬となったカリスマパラダイス。久々過ぎて調教再試験を受けることになったがそこでは1着となりながらも抑えの効かない一抹の不安も見せていた。レースの方は好スタートから2頭ならぶ形での逃げ。このまま抜け出すことができれば勝てるのだが、もう残り200mあたりで脚が上がってしまい、ずぶずぶと差されて9着となってしまった。長期休養明けで+20㎏だったので、一叩きしてどうかといったところだろうか。

6/10

名古屋1R伯至還暦記念3歳13ダ1500 モズスーパーノヴァ:7着
前走しんがり争いを制していたモズスーパーノヴァ。しかし今回はかなり進歩が見られたように思う。ゲートで少しちゃかつく様子も見せていたが、中央時代のような大出遅れはせず、まずまずのスタートで中団前目につくと、直線に入ってもそのまま掲示板争いを続けるガッツを見せ、前走から大幅に進歩した7着となった。この馬なりにかなり良化してきているので、次走は掲示板入りできてもおかしくなさそうだ。

大井6R3歳396.5万円以上ダ1200 カワイイ:2着
カワイイはいつも通りの好スタートで先団3番手逃げる2頭を見る形で前半を落ち着けると、4コーナーから前2頭を交わしにかかったが、前の1頭がヨレて進路がカットされたため、そこでは加速しきれず。結局残り100mあたりでジリジリと上がっていったものの、大外からごぼう抜きにしたカンパニョーラの末脚に屈して2着までとなった。とはいえ、圧倒的1番人気だったゼットソードは内に上手く閉じ込められており、堅実に60万円の賞金を手にしたと言えよう。7月になるとC1に格付けされてしまうので、6月末の特別を勝ってB3を確定させたいところか。

6/11

函館1R3歳未勝利芝1200 アルマイメル:9着
アルマイメルは函館に滞在し、函館SS出走のペプチドバンブーの併せ相手となっていたが、相手がオープン馬とはいえ遅れるなど仕上がりの面で不安が燻っていた。外目の枠に入ったこともありハナは取り切れずに4番手追走。函館の急なコーナーで大外を回される不利があり、最後バテてしまって6着~10着までの混戦を制しきれず9着となってしまいこれで2アウトとなった。下手な1勝馬より賞金を稼いでいる馬なのでこんなところで3アウト退場となってしまうのは惜しいのだが……。

佐賀3Rさがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞3歳-8組ダ1400 ビーガール:1着
中央でもスピードが足りていないながらも悪くない競馬を見せていたビーガール。佐賀で相手のレベルを落としてその才能を見事に開花させた。5番人気と人気はなかったが佐賀では絶好枠の大外に入ったビーガール。押して逃げ馬につける2番手に位置取り、4コーナーで抜け出しを図る。逃げたシゲルチータも最後の最後まで抵抗し続けたが、ここは競り合いを1馬身制して1着となった。

佐賀5R佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞3歳-7組ダ1300 マイネルホリゾンテ:競走除外
発走の際ゲート内で暴れ、馬体に故障はなかったものの騎手が負傷したため、南関なら即座に騎手変更となるところだが騎手不足の佐賀なので馬ごと除外となった。

東京12R3歳以上1勝クラスダ1400 アメトリーチェ:10着
アメトリーチェはベテラン内田騎手に乗り替わってオーダー通りの先行する競馬で3番手につけたが、相手が強かったということもあるがやはりというか距離が長く、直線残り300mあたりでずるずる後退し10着となった。福島1150mを使うか、いっそ芝1200mを使ってみるかといったところになりそうだ。

6/12

中京4R3歳未勝利芝1600 サニーバローズ:3着
復帰初週の団野騎手を背に、久々の競馬となったサニーバローズ。今回は初めてブリンカーも着用してスタートを五分に出ると前の争いには加わらず中団後ろ目の外に位置取り。3コーナー辺りから徐々に押し上げて、外からの差し切りを狙って上がり2位で脚を伸ばしたのだが、2着アドマイヤラヴィに1/2馬身及ばず3着に終わった。しかし、位置取りがもう少し前だったとしても、1着ダイシンビヨンドが逃げ馬に併せていたにも関わらず上がり1位の脚を使ってその5馬身前にいたのでは勝ちまでは厳しかった。流石に相手が悪かったので優先出走権も得たことだし次走に期待と言ったところ。

函館11R函館スプリントS(GⅢ)芝1200 プルパレイ:15着
差し馬にとって最悪の枠、函館の1枠1番に入ってしまったプルパレイ。鞍上デムーロの悪癖が出てしまい、出遅れて後方に行ってしまったのでそのリカバリーのために脚を使う羽目に。3コーナーでは斜行被害を受けた他、直線では内で詰まり倒し、その上斜行被害まで受けてしまっては競馬にならず、鞍上も競馬を諦めて追わず、ブービー15着に終わった。デムーロ騎手とここまでコンビでやってきたが、もしこのままスプリント路線に進むなら出遅れ癖の目立つデムーロ騎手は却って合わないかもしれない。追走ができていないといったことはないので、スプリントでもやってやれないことはないとは思うのだが…。

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