石ころ

先日のライブにお越しいただいた皆さん、ありがとうございました。

こんな状況の中、不安だったことでしょう。
日に日に今、ライブ開催は非常識なことのように言われはじめ、ライブに参加したことで罪悪感を抱いてしまった方がいたら申し訳ない。

でも、俺は嬉しかったし、生きているなぁと感じることができて、これからの困難にも立ち向かっていけそうです。ほんとうにありがとうね。

いずれにしても、俺は自分と違う考えを攻撃したりするのはやめようと思う。
というか、こういう状況だから、みんなイライラしてるなぁと感じる。
今の世の中のストレスは計り知れないものね。

今こそ、自分との闘いの時期だなぁと思う。

自分の心が向かうほうを信じていたい。

基準は愛だ。


先日のライブで「石ころ」という曲を、半分EGくんが唄ってくれてセッションした。

EGくんが本当に素晴らしく、忘れられない石ころになった。

音源になっていない曲なのだけど、EGくんが前にライブで初めて聴いてくれた時から、良い曲だって言ってくれて、今回も選んでくれた。

俺のライブでは、ひそかに人気がある曲である。

正直自分では、自分の曲はどれがいいとかはわからない。

ただ、

こないだ地方のライブで初めて観てくれた方から、「すごく良かった!!見事にラブソングがひとつもないですね!」と言われた。(その方はもちろん変な意味で言ってるのではなく、甘いラブソングがなく、そこも面白かったという、私にとっては褒め言葉に近い)

自分の曲のことでひとつだけ言えることは、全部ラブソングだと思って書いている。ということ。

ちょっとナナメの男なので、わかりづらくてごめんね(笑)

石ころも俺なりのラブソングなんです。

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「石ころ」

あの桜並木はまだ通行止め 
そこだけ時が止まったまま 時が止まったまま

行き場のない石ころが そこらへんに寝転んでる
まるでぼくらと同じように そこらへんに寝転んでる

ギリギリの心と向かい合う日は 
風向きなんか気にしながら うつくしい海を眺めてる

そろそろ行かないか ぼくらと一緒に 
そろそろ行かないか 一緒に

繰り返す過ちが 奪っていったのは
残酷なほど無邪気な あの子の笑い声

行き場のない石ころが こちらのほうを睨んでる
まるであの子と同じように こちらを睨み続けてる

なにかを変えないか ぼくらと一緒に
そろそろ変えないか 一緒に

そろそろ行かないか ぼくらでよければ 
道づれにしてくれよ、ほんとに

信じてくれないか 頼りないかもしれないが

どうせ石ころみたいな 人生だ

俺は石ころみたいな 人間だ

気に入っていただけたら、お気持ちを投げ銭ください! 今後の活動に非常に助かります!! でも、ムリはせずに…