この時世、制作に没頭する時間が増えてきた。

先日、たくお番長とオシャレBAN-CHO会議を行い、アルバムについてかなり議論した。結果、次から次へとアイデアが出て、当初考えていたよりもだいぶ曲数が必要になった為、今はかなり制作モードに入っている。

ただこういう日々が続くとやはり早くライブがしたい衝動を抑えきれない。

今のところ自分のライブは騒動以降も中止にはしていない。
これは前回のブログにも書いた通りの想いから。

今週末には、京都、大阪とライブに行く。

この状況だし、約半数の予約がキャンセルになっている。
そのほとんどが本人の意思というよりは、会社からの指示であったり、お子さんの関係だったり致し方ない理由で、本人たちが一番悔しそうだった。

赤字を心配して連絡をくれる方や、音楽仲間からも延期したほうがいいのでは?というアドバイスをもらったりしている。

まず、そんなふうに本気で心配してくれる方々がいることがとても有難く、私は嬉しい。

そして、私は例えお客さんが1人になってしまっても唄いに行く。
(ていうか1人になってしまったら逆にもはやクラスターの心配はないかも(笑))

もちろん何も考えなしに動く、ということではない。
相当悩んだし、会場や関係者との考えも一致している場合のみ、である。


京都のトミショウ企画のほうは、ライブ配信を販売することになった。

ちゃんと事前にトミショウから配信の承諾の確認があり、私は企画者の意思を尊重したい思いで承諾した。

私はライブ配信は一度もやったことがない。
全く興味がなかったので考えたこともなかったが、やったことがないので何とも言えない。が、ここ最近みんなやってるのを観てみて思ったのが、私はやらなくていいかな、だった。(理由はかなり長くなるのでまた今度)
でも、ハンバートハンバートの配信を観た時には、こういう感じならやってもいいかも!と思った。映像も音質もすごくよかった。そして何よりハンバートのライブに行きたくなった。あぁ、これを生で目の前で観れてる人は幸せだろうなぁと思ったのだ。

音楽自体も今や配信は当たり前で、ライブ動画の配信もこれからきっと当たり前になっていくのだろう。
やるやらないは別として、そのこと自体を否定するつもりはない。

あえてここで言ってしまうが、私にはだいぶ前から小さな夢が2つあって、ほんとうに小さな夢なのだが、一つ目は、しっかりしたクオリティのライブDVDを作りたいのだ。配信には興味がないのにDVDは作りたいというこのナナメ感(笑) 自分でも笑ってしまう。

もうひとつは、アナログレコードでアルバムを出したい。

配信も今やCDと音質は変わらないという。そもそもCDもデータなのでね。

ところがアナログ盤はちょっとひと味違う。
そういうデータの音質というものとはまた別次元のものだ。
ぬくもりというかなんというか。
やっぱり音楽家としてはアナログレコードは憧れだ。
時代に逆行したような大きな紙ジャケも素敵。

そんな夢を叶えるべく、日々いろいろと試行錯誤しながら、新しい時代でも力強く活動していきたい所存である。

気に入っていただけたら、お気持ちを投げ銭ください! 今後の活動に非常に助かります!! でも、ムリはせずに…