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何も考えない練習の被害者とは。指導者も選手ももっと考えて練習をしよう!

※大阪なおみちゃん、全米オープン優勝おめでとう!最後難しい状況ながら見事に勝ちきった!強かった!

さて、先日テニスの研修大会があり、その後、数校で合同練習を行った。

その内容が結構衝撃的だった。後ろから走っていってローボレー、そしてネットについてボレー、そこからスマッシュ。
なんじゃこの高度な練習は!難しすぎる。更に言えば現実問題こんなプレーは日本のトッププレーヤーであっても難しい。

サッカーで言ったら、ボールを止めて蹴る、というのが基本中の基本だとするならば、走りながらダイレクトでパスを出す練習をしているようなもの。

ひどくなってくると、将棋で言えば飛車角落ちにして、その上で「気合で勝てー!」なんていう事を言う指導者もいる。(残念ながら少なくない)

こんな事をしていたら、テニスはそもそも上手くならないし、好きにもならないだろう。どうせ皆頑張って練習するならためになる練習をしよう。

指導者は常に研究しながら練習をしなければいけないけど、選手も、練習の意義を考えてやるべき。指導者に言われたらそれをやらざるを得ないケースがほとんどだろうけど。だからこそ指導者の責任は大きい。

大会では他校を見ていて、あーこの子上手くなるな。この子上手くは無いけど身体能力は高いからちゃんとやれば伸びるだろうなーというケースが数多くあった。しかしながらその全員を見ることは出来ないし、見た所で本当に伸ばせるかも分からない。

だからやはり一人でも多くの優秀な指導者(定義は様々あれど)を現場に送り込む、生み出す事が急務だと思う。

日本のスポーツ界はそれでもサッカーや野球を筆頭にかなり進んで来てはいるのだろうけど、まだまだ現場には魑魅魍魎レベルの指導者が蠢いている。
東京オリンピックを1つの起点として大きく変わっていくであろう今は本当に変革のチャンスなのだと思っている。頑張ろう

※JOJO展観てきた。控えめに言って最高だった。控えめに言わなくてもクッソ最高だった。

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