こうすれば吃りにくい!vol.1

こんにちは。

今まで吃音をメインに色々書かせてもらいましたが、実際に僕がどのように吃音を回避しているのか、

吃音になりそうな時にどうしているのか、少しづつですがこれから書いていきたいと思います。

参考になりそうなものがあったら是非日常に取り入れてみてください。

僕が吃りそうな時に取っている手段の一つは「演じる」というのがあります。自分がそこで話しているというより誰かになりきって話す。つまり、台本を読んでいる俳優のように思いっきり誰かになりきって話します。

色々な状況で誰になりきるかは、その都度変わります。

例えば、「プレゼン」であったとしたら、僕はオリラジの中田敦彦さんを参考にすることが多いです。中田さんのYouTubeチャンネル「YouTube大学」にはまっておりよく見るのですが、内容だけでなく身振り手振り、セリフとセリフの間、言葉の出だしに何と言っているか、など自分がいつでも真似できるところまでかみ砕き、日常に落とし込みます。

中田さんは抑揚の付け方や、誰かになりきって分かりやすく説明する作法、スピードの強弱、表情など、自分が普段どれだけこれらに気を遣わずに話しているかが浮き彫りになるくらい、とても参考になります。

中田さんだけでなく、話や伝えるのが上手い方をよく見てみると、自分と明らかに違う点ばっかり目が行きます。すぐにでも真似できるようなこともたくさん見つけられるのでお勧めです。

だらだらと書きましたが、僕は真似したい人がいたらけっこう真剣に「研究」します。もちろん吃らない会話や発生をするためです。誰かを演じることによって、劇的にとまではいいませんが、吃りが減ったのは事実です。

また、演じながらどんどん「誰でもない誰か」というのを作り上げていくのです。要は真似したい人の真似したいところを色々合わせた誰か、ということです。

例えば、中田さんの身振り手振りと池上彰さんの柔らかい話し方とキンコン西野さんの会話の間と・・・・みたいなのをすべて足していくのです。こうなれば誰かの真似というよりは、「誰でもない誰か」つまり、いろんな人のハイブリッドが完成されるのです。

いかがでしょうか。

あこがれる人はたくさんいます。テレビをつけているだけで色々な方の話し方を見ることができます。ただ漠然とテレビを見るだけではなくて、このように違った視点ももって観てみてはいかがでしょうか。

では。