ドラフト2022展望

こんにちわ。
tetsuseiです。
今シーズンのドラフト会議もあと1か月きっていよいよ本番が迫ってきました。

U18も終わりを迎え残っているのは大学生リーグ戦のみ。評価も固まってきたところです。

というわけで今年の展望を考えていきたいと思います。

選手紹介に関しては以前添付したスプレッドシートを見てもらえれば。


1位展望

今年は不作と言われ「この選手は1位!」というのがなかなかいません。

そのため自分はかなり一本釣りが多くなるのではないかと思います。  (外すとかなり痛手となるため)

そんな中でも競合するだろうなと思うのが皆さんご存じ浅野将吾(高松商)外野手です。

現在巨人が公言し、阪神、横浜が有力視されています。報道がかなりされており絶対競合する唯一の選手ではないでしょうか。

現状の公言状況が

読売 浅野将吾(高松商業) 外野手
ハム 矢澤宏太(日本体育大)二刀流
西武 蛭間拓哉(早稲田大) 外野手
福岡 イヒネイツア(誉高校)内野手

という状況、どこも競合をなるべく避けたいという思惑が見えます。
この時点がこんなに出ているのは珍しいです。

荘司投手、曽谷投手は即戦力No1右腕左腕で投手が欲しい球団が集まる可能性があります。

時点で1本釣りから外れ1位までには絶対呼ばれるでしょうと思うのが

・荘司康誠(立教大)投手
・菊池吏玖(専修大)投手
・吉村貢司朗(東芝)投手
・松尾汐恩(大阪桐蔭)捕手

以上4名です。

時点で1位~2位予想の選手が

・内藤鵬(日本航空石川)内野手
・山田健太(立教大)内野手
・益田武尚(東京ガス)投手
・平良竜哉(NTT西日本)内野手
・西村瑠伊斗(京都外大西)外野手
・青山美夏人(亜細亜大)投手
・野口泰司(名城大)捕手
・金村尚真(富士大)投手
・田中幹也(亜細亜大)内野手
・友杉篤輝(天理大)内野手
・澤井廉 (中京大)外野手
・森下翔太(中央大)外野手

でしょうか。内藤は個人的には1位確定だと思いますが全国での実績が全くないのをスカウトがどう見るかわからないので保険をかけときます。

例年に比べるとどうしても上位12人は見劣りする気はしますね。

実際大勢選手みたいに予想外な選手もいるので不作年だからこその上記選手以外のびっくり指名もあるかも?→すでにソフトバンクのイヒネに仰天している。


中日ドラゴンズ

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誰がどう見ても打撃力が課題の中日
その課題を解決すべく去年は右のスラッガータイプを3人指名するという思い切った指名に。

それを考えるとまたタイプもポジションも被る浅野選手は正直考えずらいです。
あくまで内野手で中長距離打者の獲得が目標になるでしょう。

センターラインは岡林選手、土田選手の活躍が目立つので二三塁の右打者を探していきたいところ。
石川選手の対抗馬は必須だと思います。

今年うってつけの選手がいますね。

・山田健太選手 ・内藤鵬選手

の2名です。

山田選手はセカンド、サードがメインの右の中距離型。即戦力が欲しいなら獲得すべきです。ここにきて評価を上げてきました。

内藤選手は反対に素材型のサードのスラッガー。今年の高校生の打球の角度はずば抜けてトップクラスです。石川県なので中日のほぼ地元。

1位指名はこのどちらかの選手になると思いますが即戦力性と立浪監督にアピールできたという観点から山田選手になると思います。

投手力は素晴らしいものを持っていますが松葉選手のFAと柳選手の調子を考え即戦力が欲しいところ。
2位では1位から漏れた1位候補の獲得が見込めます。

昨年野手の乱獲をしたので編成上投手を厳かにするわけにはいきません。
12球団で1番投手の数が少なくある程度投手も確保しておく必要はあります。

リリーフ陣は8.9回はロドリゲス、マルティネスの最強投手陣がいますが両者助っ人です。
清水藤嶋に次ぐリリーフは来年以降に向けて確保してもいいのかと。

先発は盤石ですし高橋、小笠原、柳は言わずもがな上田など若手から中堅にかけたしっかりとしています。
先発はとるなら高校生か大卒の素材型になるでしょう。

また、ショートも獲得したいところ。根尾が投手にコンバートされ現状土田のライバルがいない状況です。
天理の戸井零士選手や浦和学院の金田優太選手などスリップしてきた選手を3位あたりで獲得したいところ。
土田選手がセカンドにコンバートされる可能性もあるので高校生ショートは獲得してもいいと思います。


広島東洋カープ

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投手力、長打力ともに課題の広島。
昨年は左腕と右打ち外野手を2枚ずつ補強しました。

・大瀬良、森下、床田、九里に次ぐ先発、
・栗林につなげるリリーフ(ここはすぐ埋められるものでは基本ないので外国人や既存の選手で賄いたい。)
・右のスラッガー
・センター、即戦力でも有望株でも

5位なため2巡目でもある程度の投手野手を見込みやすいので1位は競合覚悟で動いてもいいと思います。

自分は浅野選手が妥当だと思いますが、フロントは即戦力選手を1位指名予定とのこと、また広島は体の大きな選手(右投手は180以上、それ以下の投手はアームアングルが高い)を好むのでスラッガーで体の小さい浅野選手は構想外だと思われます。

1位は即戦力投手か右のスラッガーで考えています。

前者であれば荘司投手、後者であれば森下選手が1位指名になると思います。

正直どっちになるかは難しいですが即戦力投手は2位でも指名できるけどセンターは森下しかいないよねと考えると森下に行くのではないでしょうか?

荘司投手は競合の可能性があるので外した場合は菊地投手、益田投手が候補になると思います。

1位森下の場合は2位で即戦力の投手が合理的ですが、沖縄大の仲地礼亜投手には広島は熱心に見ている印象が強いです。またパイプのある亜細亜大の青山投手も高身長でカープの投手に多いカーブを持ち球とする投手なので指名が考えられます。

右の強打者は高校生でも獲得があると思うので中位以降で大阪桐蔭高の海老根優大選手、佐伯鶴城高校の古川雄大選手はセンターも守れるので注目です。

また、菊池選手の後釜も優先順位は低いもモノの気にし始めたほうがよく、実際に菊池選手の離脱時は大きな穴になってしまいました。
ただ、ここは若手の二遊間は韮澤選手はや羽月選手もいるので、下位でいい選手が残っていたらでいいと思います。


読売ジャイアンツ

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昨年は投手ドラフトを行った巨人。
ここは広島と補強ポイントは全く一緒かなと思います。

・戸郷、菅野に次ぐ先発(広島に比べて若手の成長待ちなところはある。)
・大勢につなげるリリーフ(中川帰ってくれば、あとは助っ人)
・右のスラッガー
・丸の後のセンター

投手は補強したいところですが、支配下投手が多くなっているのであまり多く指名はできないので一人計算できる投手を獲得してあとは野手ドラフトにしたかったと思い東芝の吉村投手を考えていましたが、なんとこの時期に浅野選手と公言が出てしまいましたね。

となると、巨人のことなので競合を外しますね。

そうなると、巨人は鋤原投手、高橋投手、平内投手、大勢投手など大学投手に行く傾向がかなりあります。

今年だと菊地投手青山投手金村投手らが候補になりますが巨人の好みがわからないので誰を指名するのか全く見当つきません。

万が一浅野選手を獲得できた場合は2位、3位は即戦力投手になると思います。トヨタ自動車の吉野光樹投手、鷺宮製作所の小孫竜二投手らの実践的な投手が筆頭になると思います。

浅野選手が取れなかった場合、中位以降では広島同様大阪桐蔭海老根選手やパイプの強い東海大の森下選手、中京大の澤井廉選手、慶応大の萩尾匡也選手らが指名候補になると思います。なんなら2人以上指名してもいい。

余裕があれば中山選手の競争相手に高校生ショートなども検討したほうがいいかなと思います。ただ、今年は上司候補を逃すと高校生ショートがガクッと落ちる印象があるので、残ってたらくらいの感覚でそれまでは補強ポイント最優先でよさそうです。



阪神タイガース

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中日同様圧倒的投手力備えながらも打撃と守備が課題のチーム。
去年は投手ドラフトだったのも踏まえて野手ドラフトが予想されます。

1位指名筆頭はご存じ浅野選手です。

文句なしに今阪神が1番欲しい選手でしょう。

競合が予想されますので外した場合が難しいのが阪神。

岡田監督の意向で投手に変わる可能性がありますが、個人的には外野手のスラッガーである京都外大西の西村選手を推しておきます。

今年の村上枠は彼だと思いますし、阪神は外した場合は同じタイプの選手を続けて指名します。(大瀬良→柿田→岩貞、有原→山崎→横山、藤原→辰巳→近本、など)

となると同じ高校生スラッガーである西村選手が外れ1位筆頭になると思います。

2位では即戦力二遊間が欲しいところ。
糸原選手のセカンドは正直限界があると思います。

中日同様山田選手、平良選手の獲得が理想的ですが阪神の位置まで残っているか微妙なところですし二人とも守備がうまいわけではないのであまり考えられないかなと。

自分はむしろ前々から言ってる中野選手のセカンドコンバートを推しているので、来年以降ショートを期待の小幡選手、高寺選手に加え即戦力ショートを獲得し競争させるのが理想だと思います。

となると筆頭は天理大の友杉篤輝選手が筆頭になると思いますが。ロッテあたりに先に取られてそうだなと思ったりしてるので、個人的な推しである明治大の村松開人選手がいいと思います。現在1学年下に宗山という来年ドラ1確定のスーパースターがいるので本職のショートを譲りセカンドをやっているのでそのままセカンドをやらせてもいいと思います。
明治大とはパイプも強いので指名可能性は高いと思っています。

下位以降では高校生左腕や阪神が育てたら面白くなりそうな投手などを押さえておけばよいドラフトになると思います。


横浜DeNAベイスターズ

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打のチームから一転投手力で2位まで躍進した横浜

毎年いわれるようにショートとキャッチャー、そして10年間で細川しか獲得していないホームランバッターが補強したいところ。野手多めのドラフトになると思います。

1位はスカウトをはじめ球団社長まで熱心に追っている浅野選手が筆頭なのは間違いありません。しかしわからないのがファン球団でありながら予想がつかないのがこの球団(過去10年あてたのは東浜、松井、今永、小園のみ)

個人的には浅野選手松尾選手の2択だと思います。

戸柱選手以降捕手の指名は高校生のみになっているので捕手は育てたいという意思は感じられます。

どちらが1位になっても2位か3位のどちらかは即戦力投手かなと思います。

リリーフで計算しやすい投手を1枚獲得したいところ(山崎メジャーや三嶋手術)なので鷺宮製作所の小孫投手がよさそうには見えます。

また、ショートの指名は森と競わせる形でを2~3位で押さえておきたいところ、創価大の門脇誠選手や、明治大村松選手が筆頭になるかと思います。

伊藤裕のトレード宮崎の後釜が至急になっていますが今年はサードの候補が大不作。
指名解禁から2年たっていますが日本新薬の福永裕基選手は次世代のサードが育つまでの活躍できるユーティリティプレイヤーとして重宝されそうです。

それ以降ではある程度先発で計算できる社会人投手や、横浜の指名に多い上位候補高校生投手でスリップしてきた選手の獲得が予想されます。


東京ヤクルトスワローズ

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圧倒的な力で2連覇を達成したヤクルト

躍進を支えたのは間違いなく村上の存在でしょう。

とはいえ昨年ほど安定しなかった投手陣の整備と山田の後釜探しはし始めてもいいのかなとおもいます。

3連覇を狙うにあたって1位は即戦力投手が筆頭かなと思います。

ただ1番誰を取るのか想像できないのがヤクルトになっていて
高橋投手ともう1枚左腕が欲しいとなれば白鷗大の曽谷投手かパイプのある日体大の矢澤選手を二刀流評価で獲得はあるのかなと。

右左関係なく即戦力となると東芝の吉村投手か神宮で投げることの多い立教大の荘司投手になると思います。

現状わかりません。

阪神浅野に行くとなったので、競合しそうなのがロッテくらいとなると左の曽谷投手に行くのではというのが現時点での予想になります。

セリーグの強打者に左が増えてきたので(村上、佐野、西川、岡林、坂倉、佐藤など)左が優先されるのは必然かなと。

上位2枠は投手だと思うのでもう1枚高校生投手は指名されると思います。
ヤクルトまで高校トップの投手は残っていそうな気もするので、右なら日本文理の田中晴也投手、苫小牧中央の斎藤優汰投手、常葉菊川の安西叶翔投手、左腕なら東海大札幌の門別啓人投手らが考えられます。

右の内野手の高齢化が気になるので法政大の斎藤大輝選手や利根商業高校の内田湘大選手などもいいかもしれません。

北海道日本ハムファイターズ

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5位に大差をつけられ最下位に沈んだ日本ハムですが。
昨年のドラフトで高校生中心に獲得しながらも上川畑選手や北山投手など買いで指名した即戦力選手がしっかりと機能しました。

現在日本体育大の矢澤宏太選手を二刀流で指名することを公言しており、まず交渉権は確定するでしょう。

2位指名を1番最初に行え、現状公言による単独指名が増えそうです。
投手が欲しいなら専修大の菊池投手や東京ガスの益田投手、もしかすると東芝の吉村選手なども狙えるかもしれません。

野手であれば固定できていない捕手に名城大の野口泰司選手がいいと思います。打撃力が高くスローイングも今年の候補の中でもトップクラスで6番くらいを打てる捕手になってくれるかもしれません。

最近は地元路線にも力を入れてきたので、東海大札幌の門別投手や知内の坂本拓巳投手などの高校生左腕の獲得も考えられます。

有望株は多いのでそこに割って入ってこれるような選手が欲しく即戦力中心にはなると思います。

中には今年28歳の東京ガスの臼井浩投手なども高評価しており、オールドルーキーとして注目を浴びるかもしれません。


千葉ロッテマリーンズ

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佐々木朗希投手や松川選手など若手のホープが活躍をした今シーズン。

あと一皮むけてくれればと思う選手が多く一気に来シーズン優勝まで考える伸びしろ高いチームです。

その中でも投手力とショートは補強ポイントに挙げられ今ドラフトで埋めていき完璧なチームを目指したいところです。

その中で1位投手とショートどちらで行くかを考えますが、大本命の曽谷投手がオリックスが公言、対して同じく補強ポイントがショートの楽天が投手で行くと話しているため、ロッテも1本釣りの流れに乗ってNo.1ショートの亜細亜大、田中幹也選手に行くのではいかと思います

推しなので詳しい選手紹介は後述しますが高い水準でショートを守ってくれると思います。

2位以降は全指名投手でいいと思います。

ロッテは毎シーズン少ない指名で終わらせる球団、今年に限って言えば4人で終わることも考えています。

上位では同じ亜細亜大の青山投手、トヨタ自動車の吉野投手らが挙げられます。
左腕が欲しいのであれば京都国際の森下瑠大投手、西濃運輸の林優樹投手などが候補に挙げられます。

ロッテはあまり指名に特徴が出てこないチームなので予想しずらいですが唯一といっていい地元高校生投手枠として市立船橋を初めての甲子園に導いた森本哲星の指名も育成であるかなと思いますね。

ショート1、ピッチャー3~4人の指名になると思います。(育成除く)


東北楽天ゴールデンイーグルス

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まさかの大逆転を許しBクラスに転落した楽天。

楽天のドラフトの傾向として投手か野手どちらかに偏るドラフトになることが多いです。

現状石井監督兼GMは投手1位を明言しており早川投手の手術や、田中将大投手の移籍、投手陣全体の高齢化を考えて投手ドラフトになることは間違いないでしょう。

ロッテと同じように投手多めショート一人みたいな指名になると思います。

1位ですが左腕が欲しいのであれば競合覚悟で白鷗大の曽谷投手の特攻すると思います。

ただ現状No.1右腕の立教大荘司投手や東芝の吉村投手などが1本釣りが狙えそうなのが現実。これをどう考えるかは石井監督次第ですが、去年の吉野は別としてあまり1本釣りを狙う球団ではないので、左右どちらでも構わない以外の理由で曽谷投手を指名しない理由はないと思います。

外した場合に上記の2人や高評価している地元富士大の金村尚真投手の中からじっくり選ぶと思います。

2位では即戦力ショートとして守備の評価が高い天理大の友杉選手が筆頭に挙げられます。
近年野手は高校生の指名が多いので、天理の戸井選手や浦和学院の金田選手に目を向ける可能性も高いです。

3位以降ではまた投手の指名に戻り、パイプが強く楽天に多い落ちる球の強い投手として慶応義塾大の橋本達弥投手なども面白い存在です。

1位で曽谷投手が獲得できなかった場合、左腕が欲しく西濃運輸の林投手や大島高校の大野稼頭央投手なども候補に挙がってきます。


埼玉西武ライオンズ

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投手陣の躍動で最後まで優勝争いに参加した西武。

秋山選手にフラれて外野手が欲しいところに小学生のころからラブコールを送っている早稲田大の蛭間拓哉選手を公言しました。

手薄になっているサードの獲得もしたいところですがここ2年で、渡部選手、ブライト選手、中山選手と大学生を連続で指名していて指名しずらい状況。
セカンドやほかのポジションも狙えるという点で、西武らしいフルスイングが代名詞のNTT西日本の平良選手が面白そうです。

また、森選手のFAがうわさされており昨年No.1の古賀選手を獲得はしたものの捕手が欲しい状況。
三振を全くしないバッティングが魅力でほかのポジションも狙っていけそうで、渡部選手の後輩である桐蔭横浜大の吉田賢吾選手が非常に楽しみな存在になってくれそうです。
高校生であれば地元北関東の健大高崎の清水叶人選手が左打ちでバッティングもよく指名が考えられます。(個人的に松尾に次ぐ評価、去年の中川枠)

投手ですが、指名が多い東北で評価を上げてきている八戸学院大の松山晋也投手も西武が好きそうな高身長パワータイプ素材型投手で指名が考えられます。

高校生ショートで地元、浦和学院の金田選手も滝沢選手のライバルとして非常に良い相乗効果があると思います。

あとなんとなくですが九州学院の村上慶太選手は支配下でとるなら西武かなという勘が。秋広選手みたいに苦労はすると思います。


福岡ソフトバンクホークス

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最終戦までもつれ込んだ優勝争いで惜しくも敗北してしまった福岡ソフトバンクホークス。

先日サプライズで超素材型ショートの誉高校、イヒネイツア選手の公言をしました。
自分の記憶が正しければ今宮選手以来となる2位以上での高校生ショートの指名です。(小園は外した)

今まで二遊間の選手は上位で指名しておらず、なおかつ内野手は小柄な選手が多かったですが、ここにきてソフトバンクに入ったら面白いだろうなという選手を指名してくれたのはうれしいです。

とはいえ外野手や、野村選手の対抗馬がいないサード、そして何より投手の数が足りていない状態です。

2位3位は即戦力の投手で埋めてくると思います。

候補としては、ソフトバンクの好きな選手として剛速球をバンバンゾーンに投げ込める投手上げられますが、昨年までは1位候補だったもののけがに苦しんだ東洋大の羽田野温生投手や鷺宮製作所の小孫投手などが可能性が高そうです。

先発タイプとしては同じく速球派の大阪経済大の才木海翔投手や隠し玉枠として明星大の松井楓投手なども好きそうです。

正直サードは今年の候補でパットする選手もおらずセカンドも三森選手、牧原選手らがいるので優先順位としては柳町選手の次に来る外野手。
正直残ってるとは思えませんが佐伯鶴城の古川雄大選手はもろソフトバンクが好きそうな選手で、もしかしたら投手すっ飛ばして2位3位で指名するかもしれません。

現実的に行くなら大阪桐蔭の海老根選手、呉港の田中多門選手、九州国際大付属の黒田義信選手、東北の伊藤千浩選手などが考えられます。

オリックスバファローズ

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超スーパーウルトラミラクル大逆転優勝をしたオリックス。

大学No.1左腕の白鷗大の曽谷投手を公言しました。
昨年1位指名の椋木投手が手術することになったので投手指名はうなずけます。

ただ本音としては杉本選手が昨年と比べると落ちてしまい、吉田選手のほかの打者が厳しい現状なので即戦力スラッガーが欲しいところ。

東北福祉大の杉澤龍選手は天才と評するほどスカウトの中で評価されていて守備走力も申し分ありません。昨年1位の椋木選手の後輩なので指名はありそうです。

1位も曽谷投手を外した場合はそのまま投手で立教大の荘司投手、東芝吉村投手で行くパターンと路線変更して中京大の澤井選手や中央大の森下選手に行くパターンもあります。

曽谷投手を外した場合は中位で大阪商業大の伊原投手やトヨタ自動車の長谷部銀次投手などの指名が検討されます。

また個人的な意見として投手育成のスペシャリストであるオリックスには帝京長岡の茨木秀俊や富島の日高暖己投手の山本由伸に近い雰囲気を持った二人がどのように化けるのかが非常に楽しみではあるのでぜひ指名してほしいところ。エゴです。

また、高校生捕手も指名濃厚で、健大高崎の清水選手や聖光学院の山浅龍之介選手らが指名候補に挙げられます。


推し10選

自意識過剰かもしれないけどかなりの確率で活躍する推し10選

今年も選ぶが大変でしたが一人ずつ紹介していきます。


1.西村瑠伊斗 外野手 京都外大西高

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今年1番の推し選手は西村選手
浅野が怪物だとしたらこの選手は天才型。高校No.1のミート力と高校通算54本のパワーを持ち合わせた世代屈指のスラッガーです。

今年の京都大会の成績がこちら
18打数11安打/打率.611/本塁打4/打点10/四死球10/三振1/出塁率.750/長打率1.556/OPS2.28

控えめに言ってえぐいです。

王貞治や丸佳浩に似た独特でほかの選手とは違った打撃フォームで、一番の長所はインコースに対する打撃です。

自分の評価点として左打者は力負けせず引っ張っていけるかに注目していますが西村選手はインコース裁きが天才的で打球の伸びも予想よりはるかに伸びる打球を打ちます。

フルスイングというよりもミートしてしっかりバットに乗せるような柔らかいスイングですが、スイングスピードは157キロ(高校時代の森が140キロ)と圧倒的な数字。

チームでは2年生からエースとして活躍しMAX147h/kmを投げれる肩と50m6.0秒の脚力もも居合わせます。

浅野に注目が集まっていますが自分がスカウトなら西村を推します。

浅野、内藤を出し抜き第二の村上になれるか。

2.村松開人 内野手 明治大

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けがに苦しんだスピードスター

今秋で復帰し一気に評価を上げ、立浪監督に高評価を受けていました。
現在はセカンドですが本職はショートです。

静岡高校時代から有名な選手でしたが明治大にキレイにしごかれたなという印象。

まず左打者の評価点であるライト方向への強い打球も打てますし、打撃時に左肩がしっかり止まっているのでどんな球へも対応しやすく崩されにくいフォームです。近本に近いですね。現在首位打者争い中。

宗山に明け渡したショートがどれだけやれるかでこの選手の評価は分かれると思いますが今年の即戦力ショートの中では打撃力は間違いなくトップですのでセカンドでも十分おつりがくると思います。

盗塁も今シーズン6盗塁をマーク。走塁技術も高いです。

糸原の穴を埋めたい阪神に本当におすすめの選手。

3.安西叶翔 投手 常葉菊川

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個人的今年度No.1高校生投手

サイドハンドから力強いストレートと捕手がおびえるほどのスプリットが武器の剛腕投手。

練習中の中日スカウトのガンで150h/kmを記録。
しかも平均球速も145h/kmをコンスタントにマーク
フォームも自分は高校生でここまで完成度の高いサイドスロー投手は見たことないです。

変化球もかカットボールやツーシーム、スプリット等速い球が多く暴れるタイプ。

甲子園には残念ながらコロナで行くことはできませんでしたがもし出場できていたら1位は堅かったと思っています。

大勢投手を先発にしたような投手になってくれるのではないかという期待感しか感じられない投手です。

4.松尾汐恩 捕手 大阪桐蔭

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高校No.1キャッチャー

正直打撃フォームがプロだと差し込まれて改善が必要だなと感じていたので推しに入れる予定はなかったです。
実際甲子園での長打はほとんどがレフト方向で巻き込んで打っているのがわかります。

それでも急遽押しに入れたのは国体でのこのプレーを見ってしまったからです。

こんなことができるキャッチャー今までいなかったですし今後も出てくるか怪しいです。

身体能力の高さから打撃も改善できると思いキャッチャー歴も短く今後の成長スピードが尋常じゃなさそうだということで推しに入れさせていただきました。

打って走って守れる今までになりキャッチャーになってほしいです。

坂本勇人キャッチャーバージョンみたいな選手になると思います。

5.矢澤宏汰 二刀流 日本体育大

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大谷翔平以来の二刀流選手へ

4年前の高校生の際に最推しにさせてもらった矢澤投手。
まっすぐの強さとバネの強さを評価していましたがまさか二刀流になるとは思ってもいませんでした。

辰巳から守備力を引いて打撃力と走力をちょっと足したみたいな選手。

脚力に関してはプロでも5本の指に入ると思います。

野手としての1番の魅力は肩だと思います。本当にばねがすごいのでレーザービームは本当にほれぼれするので早くプロの舞台でのバックホームが見たい選手ですね。

投手としてもMAX152h/kmと力強く切れのあるスライダーも魅力的で、現状リリーフのほうがよさそうな気もしますが二刀流でリリーフ難しいので先発で頑張ってもらいたいところ。

6.田中幹也 内野手 亜細亜大

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ジャパニーズニンジャ

今まで多くの菊池二世と呼ばれる選手がいましたが一番菊池になれるのがこの男。

まずその武器は盗塁能力。
リーグ通算47盗塁で歴代二位(1位は52盗塁の野村謙二郎監督)1試合最多6盗塁を決めた22年春は歴代2位となる11盗塁をマーク(最多は野村謙二郎監督)した異次元のっ盗塁能力に加え走塁も常に先の塁を狙う姿勢が見られ塁に出るとかなりの確率でホームに帰ってきます。

守備もニンジャと言われる守備職人でそれを追いつくのかという守備範囲とたぐいまれなるグラブ捌きが魅力。

そしてこの男走る守るだけではなく打てるのが魅力。
通算OPSは現在.761で、牧が.814で鵜飼が,762です。
ホームランがなくてこの数値は立派。

切り札ではなくしっかりとスタメンで活躍することのできる選手ですね。

7.大津亮介 投手 日本製鉄鹿島

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細身の体から投げる威力のあるボールが魅力の投手

MAX152h/kmのストレートとスプリット、さらに菅野を参考にしたワンシームを覚え今年に入って覚醒した投手。

派手さはないが多彩な変化球を投げ分けながらのらりくらりと抑えていく投球はまさに先輩の大貫を彷彿とさせます。

都市対抗では三振があまり奪えていなかったのが懸念点なので上位指名はなさそうだが変化球に磨きをかけて何か一つウイニングショットを手に入れられたらたちまち10勝できる投手になれる。

現在横浜や日ハム含む10球団が調査書を出しており指名が濃厚。

8.内田湘大 内野手 利根商業

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双子の二刀流スラッガー。

投手としてはMAX149h/kmと魅力的だがやはりプロでは中田翔を彷彿とさせるバッティングが見たいと思わせる選手。

高校通算35本でボールを救い上げるような典型的なホームランアーチスト。
ボールを拾うのがうまく長打を狙いながらも三振が少ないバッター。

そして意外と足も遅くないので村上のように足がウィークポイントになることなく活躍できそう。

現状ファースト専なのが玉に瑕だが投手がメインだったので今後サードや両翼ができるようになれば球界を代表する選手になれる。

ちなみに本人も双子ですが妹二人も双子というツイン双子の珍しい家系。

9.橋本達弥 投手 慶応義塾大

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何気に唯一?の大学生投手の推し
慶応の守護神です。

回転数の多いMAX152h/kmのストレートと伝家の宝刀フォークボールが武器のリリーフ投手。春には六大学最優秀防御率を獲得した。

フォークはプロでも手が出てしまうようなスっと落ちる素晴らしいボールで、高校時代に小園海斗から今まで見たフォークで1番えぐいといわれるほど。

夏の練習試合でも藤原、ブライトから空振り三振を奪うなどプロにも通用するところを見せてくれました。

リリーフ投手の駒が足りていない、絶対的守護神が欲しいそんなチームにお勧めの投手です。

魔球を武器にプロでも守護神の座につけるか。

10.浅野将吾 外野手 高松商業

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今年全体No.1の評価を受けるこの男。

最後の1枠は誰を入れるか悩みましたがやはりこの男は外せなかった。

現地で見させてもらいましったがバッティングセンスはさることながらめちゃめちゃ足が速くてびっくりしましました。
一歩一歩のスライドの回転が速く加速していく感じで身体能力の高さがうかがえます。

2年生のころから前川や田村がいながらこの選手が今年のNo.1の野手だなと思うくらいにはぶっ飛んでましたね。

打席での雰囲気もほかの選手とは全然違かったです。

打ってよし走ってよし守ってよし鈴木誠也になれるのはこの男です。


入れたかった推し選手

・小孫竜二 投手 鷺宮製作所
・金田優太 内野手 浦和学院
・吉田賢吾 捕手 桐蔭横浜大
・林優樹 投手 西濃運輸
・日高暖己 投手 富島

高寺と中野で悩んで中野外してしまったのめちゃくちゃ悔しいんで5人だけ載せとく


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