光の世界 20 高井哲朗 2019年7月12日 11:46 静まりかえった 朝の光 カサカサと でてくるんです においをかぐと ミカンの葉のにおい ホンノリと 光をあびて クシャクシャの ものを ゆっくりのばし しっかりするまで パタパタと 朝の光が あたりいっぱい 満ちて あったかくなるころ それは 始まります 地上をはいずっていた この子が サナギのなかで 液体になり カオスのなかで 羽根を つくる いのちの不思議 光をあびて 飛びたってゆく 太陽の輝きのなかで 命は 生まれ 育つ 20 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート