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RE:VISION 描き換える、わたしたちの未来。

国連UNHCR協会 × SEAMES Inc. で挑戦する『RE:VISION ART PROJECT』のコピー・コンセプトライティングとタイトルネーミング、そしてクリエイティブ全般の制作及びディレクションを担当しました✍️

01. RE:VISION ART PROJECT

本プロジェクトは、2050年に全世界で12億人を超えると試算されている、気候変動に起因する難民問題の認知拡大、そして問題解決、つまり「未来を描き換える」ためのプロジェクトです。

風景・背景画に定評のあるアーティスト・東京幻想とコラボし、気候変動と難民問題における「悲劇的な未来」と「理想的な未来」の二作品を掲示する、巨大なアートウォールを制作し、渋谷区内の公共施設や商業施設などに設置します。

キャンペーン開始時は「悲劇的な未来 (左側) 」のみ明らかな状態で、期間中の国連UNHCR協会に対する寄付者が増えるほど「理想的な未来 (右側) 」が徐々に浮かび上がる、つまり理想的な未来に近づく仕掛けになっています。

02. 言葉に込めた想い

オリエンテーションの際に、過去最大級の台風や猛暑が、毎年のように訪れ、もはや「日常」と化した、気候変動が引き起こす問題として、難民問題があること、そしてそれが遠い空の出来事ではなく、未来の日本も例外ではないと伺った際は衝撃を覚えました。

それと同時に、この問題は「今を生きる、わたしたち」が、何としても食い止めなければならないと強く感じました。

「REVISION」には「改訂・修正」という意味があります。僕はこの言葉に、気候変動が引き起こす、悲劇的な未来を「描き換える (改訂・修正) 」こと、そして「新たな未来を描き (VISION) 直す (RE) 」ことの力強い決意を込めました。

上記のコンセプト立案から、このプロジェクトが始まりました。改めて、コピーライターの仕事は、現象に名前 (言葉) を付けることではなく、言葉によって現象を生み出すことにあると強く感じました。

03. 最後に

本プロジェクトのアートウォールの制作・設置に向けた、クラウドファンディングを本日より開始します。本プロジェクトを通じて、ともに「未来を描き換える」仲間を探しています。ぜひページをご覧いただき、興味・関心をお寄せいただいた方は、ご支援・拡散により、応援していただけますと幸いです。

『気候変動と難民問題の未来を描き換えるアートプロジェクトに挑戦したい』https://readyfor.jp/projects/revisionartproject 


RE:VISION 描き換える、わたしたちの未来。
わたしたちの「快適」な生活の先で、
現在、洪水や干ばつなどの気候関連の自然災害により、
2,390万人の方が、故郷からの避難を強いられています。

そして、およそ30年後の未来である2050年には、
その数が全世界で12億人になると言われており、
日本で暮らすわたしたちも、決して例外ではありません。

これは、遠い空の下の出来事ではなく、
他でもなく、 今を生きる、わたしたちの問題なのです。

ただ、わたしたちはこの悲劇的な未来を
描き換えることができる、そう信じています。

なぜなら、
未来はいつだって、今を生きるわたしたちの、
踏み出した「一歩」の先にある
と思うから。

RE:VISION ART PROJECT は、
わたしたちの手で、
気候変動と難民問題の未来を描き換えるための挑戦です。

描き換えよう、わたしたちの明日を、未来を、世界を。
願わくば、あなたとともに。
 
RE:VISION ART PROJECT 実行委員会 一同

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