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100名の男性と会った女性の1番の不満


40代のケイコさん(仮名)は、大学を卒業後、大手の広告代理店で働いて、給与は同じ歳の平均以上を稼いでいた。趣味もなく、しっかりと貯金をする堅実なタイプの女性。

ずっと1人で生きていくこともできたが、40歳を境に結婚してみたいという気持ちが大きくなっていった。私は今年40歳。やっぱり、まだ子どもを諦めたくない。そんな気持ちが年々強くなり、婚活を始めた。

でも、ケイコさんには大きな課題があった。それは、恋愛経験が少なかったため、結婚したい男性の基準が一切わからなかった。

だから、自分から選ばずに、自分のことを選んでくれた男性と積極的に会っていった。3ヶ月で15名の男性と会った。でも、すべてお断り。仮交際に進む男性はいなかった。


ケイコさんは婚活をしている男性に「絶望」していた。

ホテルのラウンジは婚活でお見合いをする人たちで毎回混雑。席を取るために集合時間よりも早めにくる男性もいたが、私とお見合いする男性は時間ピッタリか、もしくは遅刻してきた。

挙句の果てには、「ここ混んでますね。場所移動しましょう。このあたりでイイ場所しりませんか。ボク詳しくないので・・・」なんて言ってくる男性もいた。

そして、私が早めに来て席を確保していても、なんのお礼も言わず、会話も自分本位で盛り上がらない。相手を思いやる会話もできない。こんな男とは結婚は絶望的。

その中で、ある男性と仮交際に進むことになった。婚活はお見合いをして、仮交際して真剣交際をしてプロポーズという流れが決まっている。その男性との仮交際のデート中に、手を繋ぐ機会があった。1度つないだけど、キモチが悪くて、デートが終わったあとに、仮交際終了を申し出た。


最後にケイコさんから、「やっぱり私は結婚には向いていませんでした。そもそも、男性自体がキライで苦手なんです。婚活をはじめてから、体調も悪く、仕事も休みがち。婚活をやめたいと思います。」


ケイコさんの婚活はこれで終わった。婚活の世界に女性をうまく扱える男性はいません。そんな男性がいたら、安くない会費を払って結婚相談所に登録なんてしません。その大前提が欠落していると、男性へ求める条件が高くなり、求める条件と実際の男性の「落差」が強烈にひらいてしまい、体調を壊してしまうことにつながってしまう。

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