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アクモンのアレックスがマジでイタいやつってことに賭けてもいいよ。

I bet that Alex looks good on the dancefloor.
アクモンがアルバムを出した(やったー!)

MVがちょろちょろとではじめてから宣伝に煽られながら期待していましたよっと。
昨日(10月21日)発売で到着を今か今かと楽しみにしていたわけです。
ほんで本日めでたく日本語版LPをフィジカルでゲットです。

今回このthere'd better be a mirrorballが解禁されてからめちゃくちゃ楽しみにしてた。
というのも会社帰りの徒歩で初めてMVを見たんだけど、初見したタイミングで込み上げるものがありすぎて涙流してしまった自分がいた。
多分このMVに自分がかっこいいと思うもの全部はいってたんだと思う。

というわけでその日にレコードをポチったわけです。
日本語帯付き、カスタードヴァイナル!久々の和訳解説ライナーノート付き!(やったぜ!)

朝から解説を和訳を読みながら何周もしましたがめちゃくちゃ良かったです。

なにが良かったってやっぱアクモンはアクモンでかっこいいことをずっとやってるロックバンドだからだ。

there'd better be a mirrorball(ミラーボールがあればいいのに)
和訳読みながらなんだけどこれってフラれた男が強がる話じゃないですか。
Don't get emotional that ain't you.(感情的になるなよ、きみらしくもない。)
なんか上からだけどフラれたことをさも映画のワンシーンに仕立てあげたい男の話じゃないですか。
そこにミラーボールがあればいいのに、って。
フラれてんのによく言うよって。マジでイタくないですか。

よくよく思い返してみてください。
1stからアレックスはマジでイタいやつだったすよね。
どこかのクラブの話や、男友達とのしょーもない話をずっと歌詞に載せてるじゃないですか。
あいつは昨日キスした女の子じゃねぇ!(from the ritz to the rubble)とか、ダンスフロアの君はめっちゃ綺麗!(I bet you look good on the dancefloor)と大抵ディスコとかが舞台じゃないですか。
そこでイキった男の話だったじゃないですか。
それをクソイケてるギターのリフ中心に曲を展開してキッズを踊らせたじゃないですか。

今回もこの曲から始まってめちゃくちゃ1stを思い出しました。
あーそういえばこんなふうに物語を書く人だったなと。
んで全編聞いてみるとどこがサビがわからないずっとミディアムテンポの曲が流れ続けて、歌詞にはこれがイケてるだろってわけわからんジェットスキー、ギター、車、映画などなどの俺たちの好きなものを並べやがって!

MVから滲み出る昔の映画のようなざらっとした質感の音色。
オーケストラとバンドが入れ替わり立ち替わる音像の多さ。
耳に残るようなリフは全くないのに飽きずに聞いちゃう展開の妙。
いやーほんとにいいな今回のアルバム。
フィジカルで正解!

MVとか見てるとほんとにカッケーって思っちゃうんんすよね。
そうそう、これがかっこいいと理想にしてたイメージ!みたく自分の理想像が具現化されている感じがあって非常にいいです。
そうです自分は男でしたし、こういうもの、哀愁を身につけたく人生を始めたんでした。
ちょっとまだまだ道のりは険しいっすね。
男磨き頑張るっすわ。


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