選手権滋賀大会準々決勝注目カード✨綾羽vs草津東

令和2年度 第99回全国高校サッカー選手権大会滋賀大会 兼 滋賀高校サッカー選手権大会 準々決勝は新人戦優勝の綾羽と現在この大会3連覇中の草津東の対決に注目です。

王者としてのプライド...。

この世代の最初の大会であった新人戦は綾羽が優勝。ここ最近の草津東は新人戦では予選免除や準備不足もあってか決勝トーナメント早々に敗退することがあるが、秋にかけてしっかりチームを作って選手権に合わせてくるという印象。今年はコロナ禍で思うような活動が出来てない可能性があるとは言え、そこは王者のプライドとして何がなんでも負けるわけにはいかないと思っているはずだ。

画像1

草津東のキャプテン、野崎陽登(FC湖東)は2.3回戦とセンターバックとして抜群の安定感を見せている。セットプレーの時は必ず攻撃参加し常にゴールを狙っている。

画像2

そのセットプレーでは3回戦から出場している宇野颯人(セゾンFC)が精度の高いキックでチャンスを演出。実力差が無くなってくると、やはりセットプレーがポイントになってくる。

画像3

しかし、ゴール前にはこの男がいる。どんな相手にも競り負けない自信があると話す小西祐汰(京都紫光SC)が草津東の攻撃を跳ね返すだろう。この攻防は見どころのひとつです。

画像4

エース10番対決にも注目。草津東は鮫島拓巳(MIOびわこ滋賀)は1年から選手権大会に出場し、昨年は茨城国体も経験。彼のシュートセンスは他を圧倒するものがある。彼の出来がこの試合の勝敗を左右すると言っても過言ではない。しかし、そんな鮫島にも負けず劣らずのファインシューターが綾羽にも。

画像5

綾羽のエース渡辺夢叶2年(ラドソン滋賀FC)も3回戦の守山戦ではフリーキックを直接決めている。ラドソン仕込みのテクニックと競り合いにも強く、一瞬でも隙を見せるとどこからでもシュートが打てる。2トップの相方の西本悠亮2年(MIOびわこ滋賀)と2人だけで点が取れるのも魅力だ。

映像で見ると草津東も3回戦から2トップ気味になったような。2回戦で途中出場ながら4得点の木村成寿(MIOびわこ滋賀)が3回戦では先発出場で鮫島とMIOコンビで前線でゴールを狙う。元々ジュニアユース時代から点取屋として名を馳せていた木村がここへ来て大爆発。3回戦も4ゴールと2試合で8得点をあげている。綾羽にとってはかなり厄介な相手になるだろう。

画像6

センターバックの小西を中心に草津東の攻撃を強固な守備を誇る綾羽がどう抑えるのか、とても楽しみだ。

左サイドバックのキャプテン藤重優(佐川滋賀FA)も対人守備に強いが攻撃的な選手でもある。綾羽は1本のパスで大きく局面を変えることが出来るので、逆サイドで常に高い位置を取り攻撃参加を狙っている。映像で久しぶりに彼を見たが、下半身が他の選手とは比べものにならないくらい大きくなっていたのには驚いた。これはコロナ期間に相当走り込んだはず。中学時代に駅伝で全国大会に出場した走力に磨きが更にかかったのは言うまでもないね。

決勝のカードでもおかしくない両チームの対戦。ここで1チームが消えてしまうのは本当に惜しいがこればかりは仕方ない。勝ったチームが準決勝へ。どちらが勝つか全く予測不能です。

準々決勝 11/3

会場非公開

綾羽vs草津東


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?