3年前の再現カード。

令和2年度 第99回全国高校サッカー選手権大会京都大会 兼 京都高校サッカー選手権大会の準々決勝が太陽が丘で行われた。いよいよベスト4が出揃い、明日亀岡スタジアムにて準決勝の2試合が行われ、ファイナルに進む2チームが確定する。

準々決勝

京都橘6-1城陽

福知山成美2-1久御山

向陽1-3龍谷大平安

東山3-1大谷

画像1

夜半まで降り続いた雨も上がり、好天に恵まれた準々決勝はどの試合も白熱し、その映像は昨日の京スポでもハイライトで放送されました。

勝ち上がったのは、京都橘、福知山成美、龍谷大平安、東山の4チーム。どのチームも実力を兼ね備えた強豪チームばかりです。

明日の準決勝。京都橘vs福知山成美をちょっとフォーカス。

画像2

記憶に残ってる方もきっと多いでしょう。両チームは3年前の準決勝で対戦しています。準決勝まで圧倒的な強さで勝ち上がってきた京都橘と接戦を勝ち抜いてきた福知山成美。左ブロックというところも合わせて似た構図となっている。

画像3

当時のメンバーも高校サッカーファンにはお馴染みの名前がずらり。

画像4

試合は、終始京都橘が主導権を握り5-2で勝利しましたが、福知山成美は最後まで諦めない姿勢を見せ、京都府予選で唯一京都橘から得点を記録した。

画像5

そんな熱戦をスタンドから見つめていた男が、明日の準決勝に出場する予定だ。福知山成美MF井口駿(修学院中)。準々決勝の久御山戦で先制ゴールをアシストしている。当時、中学3年生だった井口は兄が出場するということもあり、あの日西京極陸上競技場(現たけびしスタジアム)に足を運んだ。兄の頑張りや、福知山成美の選手たちの強豪相手に魂のこもった戦いを見せられ、3年後必ず自分も!と心に誓い進路を決めたようだ。

3年の歳月を経て、場所は違えど兄と同じ舞台までやってきた。京都の新しいサッカーの聖地『亀岡スタジアム』へ。兄を超えるという意識はないはず。全国大会出場という目標を達成するために、明日は福知山成美の9番が最強軍団京都橘相手に大仕事をやってのけるかもしれない。

準決勝

@亀岡スタジアム

京都橘vs福知山成美

11:00キックオフ

龍谷大平安vs東山

13:30キックオフ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?