第99回全国高校サッカー選手権大会滋賀大会 いよいよ開幕✨part2

本日、10/24から無観客ながら滋賀県でも選手県予選が開幕します。新人戦ベスト4の綾羽、水口、近江、野洲を軸にどんな戦いが繰り広げられるのか、注目選手を紹介しながら大会の展望を綴っていきます。

近江悲願の選手権出場なるか!

強化5年目?はっきりとした数字は覚えてませんが滋賀で強豪校として定着してるのは間違いありません。ただ、ここぞというところで伝統校に力負けしてしまってるのはどうしても否めない。そんな雑音をはね除けるためにも選手権出場は是が非でも掴みたいところではある。とはいえ、昨年インターハイ出場を経験してる3年生も多くその中でも森雄大(FOSTA FC)は昨年から中心選手として存在感を示している。

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ゲームを作るだけでなく隙があればゴール前に顔を出しゴールを狙っている。今大会は対戦相手から徹底マークに合うと思うがそこでどれだけ仕事が出来るのかとても楽しみです。

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森と同じFOSTA出身の那須日夏留も注目選手。レフティ独特のボールタッチと予測不能の縦パスは秀逸。近江のビルドアップには欠かすことの出来ない選手だ。その他には冨板優馬(REVANTE FC)や山中亮弥(京都サンガJr.ユース)や幸林聖悟(岐阜VAMOS)も注目選手だ。

近江に対抗できるのは...

1番の対抗馬は水口だろう。

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水口のエースでもあり、滋賀国体のエースとしてもトレセンリーグや茨城国体で抜群の存在感を示した澤田忠和(セゾン滋賀)。県内屈指のドリブラー。何人に囲まれようが慌てないし、自信を持って仕掛けることが出来る。常に主導権を握ってボールを保持しているので、DFはうかつに飛び込めば澤田の餌食になってしまいます。ゴールを決めるだけでなく、アシストが多いのも彼の特徴だ。

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そしてもうひとり中盤でいぶし銀な選手を。小山千豪(栗東中)。献身的な守備と的確なボール捌き。ボランチとしての資質を備えてるだけでなく前への推進力も彼の魅力である。澤田のような派手さはないがチームには無くてはならない存在であることは間違いない。

新人戦決勝で綾羽との激闘も記憶に新しい。このオレンジ軍団が隠れ優勝候補と言っても過言ではないでしょう。しかし、その水口も3回戦では立命館守山と対戦することになりそうだ。

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立命館守山といえばこの男。2年前の選手権準決勝で細川兄弟と実況で連呼されていたのがつい最近のように思います。細川侑駿(立命館守山中)がボールを持てば迷わず仕掛ける。水口の澤田とはまた違ったタイプのドリブラー。スピードがあるだけでなくキレのある切返しで再三ペナルティエリアに侵入しゴールへ向かう迫力があります。ペナルティエリアに侵入されると、簡単に足を出してファールを取られる可能性が高くなるので相手DFは対応が求められます。吉田先生の指導で毎年選手権にはしっかり仕上げてくる印象の立命館守山。コロナでどれだけ強化が進んでいるかわからないが注目のチームです。その立命館守山は2回戦で彦根東と水口東との勝者と対戦します。実は面白いカードと予想しています。その前に先ずは初戦の湖南農業戦で勢いをつけたいところ。

2回戦で、伊吹対滋賀学園のカードも楽しみな対戦ですね。

今年はコロナ禍で、あまりどのチームもしっかり見れてはいませんので、これはあくまでも少ない情報の中での予想です。予想外の展開になることも勿論あると思ってます。そしてそうなれば滋賀のレベルは更に上がっていくとも思います。

コロナ禍で出来るかどうかもわからなかった選手権大会。なんとか開催にこぎつけられた事を本当に嬉しく思います。大会開催に向けて携われた多くの関係者の皆様には本当に感謝しています。

そしてこの大会が無事最後まで行われる事を、心から願いつつ、最後までしっかり見届けていきたいと思います。


http://www.bbc-tv.co.jp/sp/

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