
日経はなぜ、中国の日本への選挙介入の可能性を書かないのか
日経新聞がきのう(8月18日)の一面トップで、中国が外国への政治介入を狙い、SNSを通じた情報工作や政治工作に乗り出した疑いを報道した。ロシアによるアメリカ大統領選への介入の先例があったことや、中国軍が高度なサイバー攻撃技術を擁しアメリカからの軍事技術盗み出しを指摘されてきたことから驚きはなかったが、産経ならともかく経済紙である日経が「疑惑」を報じたことには意外さもあってインパクトはあった。
記事では中国が「試験」的に政治介入したとみられるカンボジアの話などを取り上げ、台湾など近隣諸国への選挙介入の可能性を指摘しているが、日本については取り上げていない。11月24日に台湾での統一地方選を前に、尖閣の地元でもある沖縄で9月30日に知事選が行われるだけに奇異な感じもするが、「書かなかった」背景として、日本の対中報道をめぐる複雑な業界事情があるのではないか。
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