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映像音楽の巨匠坂本龍一の映像音楽を通して読み解く東アジア

はじめに

ご訪問、ありがとうございます。
昨日、映像音楽の巨匠久石譲の映像音楽を紹介しました。


本日、日本のもう一人の映像音楽の巨匠坂本龍一の映像音楽を通して東アジアを読んでみたいと思います。


読者のなかには、私のこと、熟知している知人もいますが、ほとんどが未対面の方です。新しい読者が、この先の内容が頭に入りやすくするために、時たま私のバックグラウンドを開示しながら、話を進めさせていただきます。


学部時代は外国語教育、修士課程は日中韓の言語文化の比較研究、博士課程は人の移動と移民研究および東アジア地域研究を専攻しました。研究領域がどんどん広がっていきました。


その理由を簡単に言いますと、ライフワークとしての多文化共生について研究するために、一つだけのアプローチは限界があると思うからです。


あくまで私の考えですが、研究は自己満足のためではなく、研究成果を社会に還元しなければならないと思います。

つまり、コンスタントに知識をインプットし、定期的にアウトプットもしなければなりません。


私の場合、インプットは主に読書ですが、また音楽を聴き、映画もみます。そして、定期的に様々な現場に行ってフィールドワークも行います。


アウトプットは、通訳・翻訳、語学研修、オンライン講座など。ブログ記事を書くのも、アウトプットだと考えます。


前置きが長くなりましたが、本日の本題に入ります。

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