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映画のロケ地をめぐる旅―北海道編(1)

こんばんは。テツジンです。

本日、映画のロケ地を通して東アジア地域を読んでみたいと思います。本日、主に北海道の映画のロケ地について紹介します。

東アジア地域研究の一環として、私は2006年頃から、映画のロケ地をめぐる旅をスタートしました。

現段階、主に北海道にある映画のロケ地を訪ねています。10月7日、諸用で北海道日高振興局管内の南部に位置して浦河町に行きました。行き帰りの途中で、二つの映画のロケ地を寄りました。

1本目の映画『北の零年』(監督:行定勳、主演:吉永小百合、豊川悦司、渡辺謙)

写真 『北の零年』

映画のあらすじ

明治初期の北海道静内に四国淡路から移住した稲田家の人々の史実をモデルにした映画。幕藩体制を終わりを告げ、四国淡路に暮らしていた稲田家主従は明治政府から北海道への移住を命じられた。半月にも及ぶ船旅の末に、辿り着いた546名にはいろいろな試練が待ち受けていた・・・


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      開拓集団が北海道で上陸した地(2021年10月7日、撮影)


2本目の映画『君よ憤怒の河を渉れ』(監督:佐藤純彌;主演:高倉健、中野良子)

追捕   照片

映画『君よ憤怒の河を渉れ』のあらすじ

東京地検検事の杜丘(高倉健)は、ある日新宿の雑踏の中で見知らぬ女性から「強盗殺人犯」と騒がれ、その場で緊急逮捕された。
杜丘にはまるで身におぼえのないことだったが、証拠が揃いすぎていた。杜丘は家宅捜索の隙をみて逃亡した。 その日から、憤怒に燃えた逃亡の旅が始まった・・・


ミスター日本映画と呼ばれている高倉健(たかくらけん)は、日本で有名だけではなく、海外にもファンが多いです。特に中国に多いです。高倉健主演の『君よ憤怒の河を渉れ(中国語題:追捕)』(1976)が、1979年に中国で公開されるや、何と10億もの中国国民が鑑賞したといわれ、高倉健は中国人にとって最大級の日本人スターとしてリスペクトされるようになりました。

小倉牧場IMG20211007130735

      映画のなかで杜丘が訪ねた小倉牧場の現在の様子


西様似駅沿線に残っている鉄道レール

        西様似駅沿線に残っているレール


写真 西様似駅 葉書&プレート

          西様似駅の駅プレと葉書                杜丘が北海道で降り立った西様似駅は、日高線の廃線に伴い、撤去された




これからも映画のロケ地をめぐる旅を続け、映画による地域活性化の可能性についても考え続けたいと思います。


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