![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84436619/rectangle_large_type_2_a24cd6f6931d0283f556589483bfd3b1.jpeg?width=800)
トンポーロウ「(東坡肉)dōng pō ròu」について
ご訪問ありがとうございます。
前回のマーポードウフ「麻婆豆腐(mápó dòufu)」に続き、トンポーロウ「(東坡肉)dōng pō ròu」ついて紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1660126319340-nKlVEMsEj6.jpg?width=800)
トンポーロウ(東坡肉)は、よく知られている中華料理(浙江料理)の一つです。中国北宋の詩人蘇軾が好んだと伝えられるところから、名づけれれたと言われています。蘇軾について以前、一度書いたことがあります。
1079年、蘇軾は当時に為政者を批判した咎で逮捕され、黄州(現在の湖北省黄州区)に左遷されました。黄州に流された蘇軾は農作業を行っていた場所に因んで東坡居士と号しました。蘇軾は黄州の豚肉に目をつけ、東坡肉の原型となる紅焼肉(ホンシャオロウ、豚肉の醤油煮)を考案したと言われています。
前回のマーポードウフ「麻婆豆腐(mápó dòufu)」及び今回の、トンポーロウ「(東坡肉)dōng pō ròu」を見て分かるように、料理の語源と背景の物語など、料理にまつわる昔話を知ることは、語学勉強をする楽しみの一つでもあるのではないでしょうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?