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北海道の地名について考える:アイヌ語語源の地名を中心に

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本日、アイヌ語語源の北海道の地名について紹介します。

北道邦彦『アイヌ語地名で旅する北海道』朝日新書、2008年。

北道邦彦によれば、北海道の地名のうち、約4万5000ヵ所の地名がアイヌ語と推定できると言います(北道、2008:4)。

北海道の地名に関心を持ち始めたのは、北道邦彦の『アイヌ語地名で旅する北海道』を読んだのがきっかけです。特に2015年に、北海道大学附属図書館北方WG企画展示「北海道の地名」を見学してから、よりいっそう関心を持ちました。

北海道大学附属図書館北方WG企画展示「北海道の地名」パンフレット(表紙)


北海道大学附属図書館北方WG企画展示「北海道の地名」パンフレット


この企画展示のパンフレットを参考すれば、


札幌(サッポロ):サッ・ポロ・ペッ sat-poro-pet「乾く・大きい・川」

江差(エサシ):エ・サ・ウシ・イ e-sa-ushi-i「頭を・浜に・つけている・者」

昨日、江差(追分)について触れましたので、ご関心のある方はご覧ください。


参考資料

・北道邦彦『アイヌ語地名で旅する北海道』朝日新書、2008年。

・北海道大学附属図書館北方WG企画展示「北海道の地名」パンフレット


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