![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75021694/rectangle_large_type_2_8f34c6bf0743fefe9738a74d7afdf10b.jpeg?width=800)
中国語における外来語について
ご訪問ありがとうございます。本日、中国語における外来語について考えてみたいと思います。中国では外国から入ってきた物事に対し、「洋」という文字をつけて呼んでいた時期がありました。
例えば、「洋火」(yáng huǒ、マッチ)、「洋车」(yáng chē、人力車)、「洋酒」(yáng jiǔ、西洋のお酒)などあります。
時期がくだって、外国の言葉をそのまま取り入れるようになりました。その方法は、「音訳したもの」と「音訳に類名を加えたもの」の二つに大別されます。
一つ目は「音訳したもの」で、そのまま漢字にあてたものです。
例えば、「咖啡」(kāfēi、コーヒー)、「可口可乐」(kěkǒu kělè、コカ・コーラ)、「巧克力」(qiǎokèlì、チョコレート)といったものが挙げられます。
二つ目は「音訳に類名を加えたもの」です。 原語を音訳して、さらに意味を示す中国語をその後に付け加えたものです。
例えば、「啤酒」(píjiǔ、ビール)のように、「啤」は「beer」の発音を示す漢字で、その後に類名を表す「酒」という漢字を付け加え、物事の所属や種類を分かりやすくしています。その他に、「保龄球」(bǎolíng qiú、ボーリング)、「高尔夫球」(gāo’ěrfūqiú、ゴルフ)、「咖哩饭」(gā lǐ fàn、カレーライス)といった類である。それぞれ前の文字はもともとの言語の発音で、最後の一文字はその所属する分類を表しています。
本日は、特に「咖哩饭」に注目にして頂きたい。
![](https://assets.st-note.com/img/1648212126510-cWlHEBmhAI.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1648212158047-c8qdLmAvVg.jpg)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?