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映像音楽の巨匠久石譲の映像音楽を通して読み解く東アジア

はじめに 久石譲と映像音楽


おはようございます。テツジンです。
本日、久石譲の映像音楽を通して東アジアを読み解いてみます。

久石譲は作曲家として数々の魅力的な作品を世に送り出し、       2021年4月からは日本センチュリー交響楽団の首席客演指揮者に就任するなど、指揮者としての活動にも注目が集まっています。


あらためて、紹介する必要はないと思いますが、            念のために、略歴を確認しましょう。

久石譲は、1950年に長野県出身、国立音楽大学卒業。          在学中からミニマルミュージックに興味を持ち、            現代音楽の作曲を始めます。                    1981年、初のプロデュースアルバム「MKWAJU」を発表。       「風の谷のナウシカ」(1984)を皮切りに               宮崎駿監督の長編アニメの音楽家として活躍し、           「千と千尋の神隠し』や「となりのトトロ」、            「風立ちぬ」まで10作品の音楽を手がけました。

そのほか、高畑勲監督の長編アニメ「かぐや姫の物語」、        李相日監督作「悪人」、                       山田洋次監督作「東京家族」、福澤克雄監督の「私は貝になりたい」、  北野武監督の 「HANA-BI」 、                    米国アカデミー賞外国語映画賞に輝いた                 滝田洋二郎監督 「おくりびと」 などの映画作品の音楽を担当。       文句なしの映画音楽の巨匠と言えましょう。              日本アカデミー賞最優秀音楽賞、紫綬褒章受賞など数々の賞受賞。

写真 映画『私は貝になりたい』


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