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ニッポンの魅力発見の旅 大阪府(1)堺市を訪ねて

こんばんは。テツジンです。先日、出張で大阪に行ってきました。             今回の用務先は主に堺市でした。大阪府は約10回行きましたが、堺市は初めてでした。

今日は、堺市の魅力について書いてみたいと思います。

大谷晃一『大阪学』新潮文庫、1997年。

 

出張行く前から、堺市について事前の勉強を少ししました。「堺」の地名は平安時代には見られ、摂津国、河内国、和泉国の「境(さかい)」に発展したことによると言われています。

 

  • 摂津国は、現在の大阪府北中部の大半と兵庫県南東部にあたります。

  • 河内国は、現在の大阪府東部に該当します。

  • 和泉国は、堺市のうち、東区全域、美原区全域、北区の一部にあたります。

摂津、和泉、河内の国境は堺市内で交わる場所が三国ヶ丘です。

 

三国ヶ丘駅

                            

三国ヶ丘駅の周辺を歩いてみたら、「三国」がつく場所が複数ありました。例えば、幼稚園でも。

さらに「さかい利晶の杜 与謝野晶子記念館」を訪ねて、館内ガイドの説明によると、堺市のルーツとする道があるとのことです。それが大小路(おおしょうじ)です。時間調整をして歩いてみました。

 

大小路の道沿いにたつ看板

                                             堺の語源である国境の街を象徴する道路で、旧来の堺市街となる環濠内の概ね中央を北西から南東方向に貫いています。摂津国と和泉国の国境としての役割は、1871年に摂泉国境が大和川に変更されるまで続いたようです。

 

大小路


大小路

堺市に3日間滞在して、その他の地域の魅力も発見しました。また、後日、続編を書きます。本日は2021年の大晦日、つまり、2021年と2022年の境目となる日。本日、堺市を取り上げるのは、大阪の旅の記念であり、2021年の振りかえも兼ねています。

ここまで、ブログをご覧頂き、ありがとうございます!

良いお年をお迎えください。

 

参考文献                                   大谷晃一『大阪学』新潮文庫、1997年。


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