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マーポードウフ「麻婆豆腐(mápó dòufu)」について

ご訪問ありがとうございます。本日、日本でもよく知られているマーポードウフ「麻婆豆腐(mápó dòufu)」について紹介します。


出典:陈志田主编『舌尖上的中国』北京联合出版公司,2014年。


私は料理専門家ではないので、麻婆豆腐の作り方について教えることはできません。麻婆豆腐の作り方については上記のサイトを参照してください。私が関心を持っているのは、料理の文化誌的な側面です。


中国と日本の文献とウェブサイトで麻婆豆腐の歴史について調べてみました。ウィキペディアによれば、

清の同治帝の治世(1874年以降)に、成都の北郊外の万福橋で陳興盛飯舗を営む陳森富の妻の劉氏が材料の乏しい中、有り合わせの材料で来客(労働者)向けに作ったのが最初とされる。陳劉氏の顔にはあばた(麻点)があったため、「陳麻婆」と呼ばれていたので、彼女が作る名物の豆腐料理も「陳麻婆豆腐」と呼ばれた。


つまり、「麻婆豆腐」は、普段イメージする四川料理の辛い料理であるだけではなく、料理の語源には奥深い由来があるのです。これからも料理の名前の文化誌について探求し、紹介していきます。

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