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ダベル製品開発の動機と、なぜ声のソーシャルネットワークに希望を託しているのか?のイントロダクション

ダベルの開発は基本的にマーケティングチームとエンジニアリングチームが、どんどん「製品価値仮説」を回していくことで成り立っている。

こういう製品価値を届けたいという時(価値仮説とは、その機能開発が理想とするゴールを指し示す...)価値仮説を具体的な機能仕様へと落とし込んで、実際に使える機能へと組み上げていく...。

例えばインスタの場合!スマホで撮影した写真をヒトに見せ感動を分かち合いたいと言う価値仮説だとして、構図の決まりやすい正方形サイズで切り取ったスナップ写真にワンタッチでフィルタリングして、キレイに見栄えを整え友達に共有できる手順をなるべくスムースに、使い勝手よく機能を開発してユーザーに向け提供していく訳だ。

じゃ、ダベルは何なのか?それは「知らない人と安心安全にしゃべれたらすごく楽しい!(に違いない)」と言う製品価値仮説だろうと思う。

ダベルは音声ソーシャルアプリと言うけれど、それは知らない人と自己紹介や他の人からの紹介など無くても仲良くなれる速度や楽しさに於いてテキストや画像、或いは動画よりも優れている側面があるからだ(と言うアイデアも、ここで言う製品価値仮説に含まれる...)。じゃ、そもそも人が知らない世界中の誰かと仲良くなれるシステムの開発と提供が必要と感じたのはなぜだろう?

その動機付けというか、そもそも製品開発に向かった欲求が何に起因するのか?はとても大事なポイントだと思う。そもそも自分はダベルを通じて何をやりたかったのか?
簡潔に言うとそれは自分自身がセカイカメラとテレパシーのCEOを立て続けにクビになって絶望していた頃(ダベルを開発するドキドキ社を創業する直前のこと..)人の孤独と孤立の解消、つまり孤独や孤立を抱えている人がもし世界中の誰かと喋ることが出来たら大いに救われる(場合がある)と言う強い期待があったからだ。

そう、この場合の「誰か」とは家族や友人や知り合いではない誰か。つまり既に知っている誰かより知らない誰かと話すことが出来た時にこそ、その人の大きな喜びと救いがあることに着目したからだ。....と、言うようなお話を今晩 22:00- 佐渡島さんとYouTubeで出来たら!と思っています。そして、この話は実際の製品開発の失敗と連続と悪戦苦闘の繰り返しを振り返りながら、また別記事で書きたいと思っています。


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