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態度表明を繰り返すことで理想を現実に変えていくこと。

ダベルって何だ?な説明は、

いつも苦心惨憺するのですが、ケイスケくんとダベルでダベった時に貰ったインサイトは「人と人がお互いのパーソナルスペースを混ぜ合わせられる生活空間の共有システム」でした。これは実に言い得て妙です。

つまりダベルを音声配信サービスと捉えるなら通常はホストからリスナーへの音声ストリームをいかに効果的に拡散できるのか?が軸になるでしょうし、ラジオ的な音声ソーシャルメディアとして考えたとすると、いかにフォロワーを増やして影響力を増すのか?軸が重要視されてる可能性が高いでしょう..。

本来オープンでフラットな雑談空間を支えるツールのダベルは、ホストからリスナーへ届ける上流対下流の考え方とは馴染みづらいですし、と同時にインフルエンサー増幅ツールと考えるとするなら、少人数の自然な雑談スペースはいかにもインフルエンスのコスト対リターンの効率が良くないのです。

しかも馴染んだ人たちだけでなく、知らない人ですらいきなり自然に語り合いを始められるダベルならではの雑談空間は、その場を快適に維持するためのマナーとかリスペクトが、どうしても欠かせません(これも"コスト"だと言えるでしょう)。

新しく出会える人と、新しい話題を快適かつ安心安全に楽しめるのか?が今後ますますホットになるであろうソーシャル音声スペースの重要課題と言われています。

知らない人といきなり仲良くなれるのか?という探究テーマ

ダベルはそれを相互の思いやりや、相互の尊重に求めようとしています。

 2020年代のこのソーシャルメディアの荒廃を見る限りあまりに楽観的で理想主義的なアプローチと思えます。

が、自分自身のストレートな態度表明としてはずっとその可能性に賭け続けていることは否定しづらくてですね、自分は最近自前のダベルウィキで「知らない人と仲良くなる課題」と、そのテーマを命名しています..。まずは言語化から...

北米のブラインドユーザー達が「まず話し合うことで出会いと交流を促進できる」体験をいち早く発見した。そこから発展した ダベルバースの体験性が「知らない人とですら楽しく喋れるし、それを通じて新しい社会的接点を構築できる」という成果をもたらした。それが本件の「知らない人と仲良くなる課題」の解決策の入り口になる。その第一歩は「知らない人と話せるのか?課題」として仮説提唱され、徐々に解決されていく。

何はともあれ、ゴールを決めず、解決策を求めず、バリューとかソリューションとかそう言う、耳に入りやすい、甘い言葉に囚われず、フランクに、生産的に話し合うこと。それが世界を少しでも前に進めるならば、それに勝る喜びはないのです。

機能開発という態度表明

最近導入したばかりのオープントークという機能もその理想と構想を表明する態度表明と言えます。

ダベルの今までのリスナー招待制に加え、完全にオープンに、誰とでも話し合える機能がオープントークです。声のソーシャルメディアが、その健全な対話の機会を世界にもたらし続けられるのか?その理想像の探究に向けた製品開発と日々の使いこなしが、今や自分にとっての態度表明そのものです。

さあ、語り合おう!(っていうか、ダベろう!)


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