2021.06.04 関東甲信越完全制覇(第一夜)伊豆箱根鉄道 十国峠ケーブル(十国鋼索線)

今回の旅の最初の標的は「十国峠ケーブル」。伊豆箱根鉄道が運営しているものですが、距離が0.3km、高低差が101m、最急勾配は408 ‰と、ケーブルカーとしては小品の部類。ただ、軌間が1,435mmというのが、国内のケーブルカーとしては珍しいといえます。

十国峠の「十国」とは、十国五島(伊豆・駿河・遠江・甲斐・信濃・武蔵・上総・下総・安房・相模、大島・新島・神津島・三宅島・利島)を展望できるところから名付けられたとのこと。頂上展望台の足元には、十国それぞれの方角がペイントされています。

平日の午後ということで、麓のドライブインに立ち寄る観光客がチラホラいるぐらいで、わざわざケーブルを使う人はほぼ皆無。往復とも貸し切り状態で、展望を撮影することができました。ただ、この日は黄砂が酷くて、晴天なのに遠方の眺めがいまひとつだったのが、唯一残念だったところです。

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