315系導入に伴う考察 (2022年3月ダイヤ改正時点)

1. 前書き
○315系の導入数
8両編成23本、4両編成42本
○315系による置き換え車
211系0番台(K50)
211系5000番台(K0・K100・LL・SS・GG)
213系5000番台(H)
311系(G)
○現在315系導入で明らかになっていること
・2023年までに中央線名古屋~中津川は315系で統一→プレスリリース等      
・2022年3月ダイヤ改正で中央線は全列車8両編成で統一→プレスリリース等
・2022年3月ダイヤ改正で中央線は朝ラッシュ時3本増発→プレスリリース等
・2022年3月ダイヤ改正で東海道線名古屋地区の列車両数のうち2両・4両・  
 6両を6両・8両に統一(4両の消滅?)→JR東海労のHPより
・2022年3月ダイヤ改正で中央線~東海道線直通運用2本を廃止→JR東海労のHPより
・2022年3月ダイヤ改正で中央線の南木曽発、坂下発の3本を中津川発とする 
 →JR東海労のHPより
・2022年3月のダイヤ改正では、東海道線・中央線・関西線を白紙改正とする→JR東海労のHPより
・静岡車両区に海鉄(大垣・神領)から313系の移動あり(番台未定)→JR東海労HPより
・神領区の313系は大垣車両区、静岡車両区に転属予定


○2022年3月ダイヤ改正で変わること(予想)
<新製>
315系8両編成7本56両→神領車両区に配置
<廃車>
211系0番台(K50)4両編成2本8両
211系5000番台(K100)3両編成10本30両
<転属・貸出>
313系1000/1100番台(B0)4両編成6本24両→大垣車両区に転属
313系1500/1600番台(B100)3両編成7本21両→静岡車両区に転属
313系1700番台(B150)3両編成3本9両→静岡車両区に転属
313系1300番台(B500)2両編成6本12両→大垣車両区に貸出
<考察>
○中央線
中央線は現在、愛知環状鉄道直通や東海道線・関西線・武豊線送り込み、
南木曽・坂下発の運用数合計が22本ある。東海道線直通2本廃止、増発3本
で1本増発し、23本だと思われるが、おそらく白紙ダイヤ改正で、運用順
序を見直すと思われる。例えば、神領区→(回送)→関西線運用→(回
送)→神領区の運用などが、神領区→中央線運用(4両+4両)→名古屋で4両+4両を切り離し、関西線ラッシュ時間帯のみで使用後、名古屋駅で再度連結し、中央線運用に入る車両が増加するのではないかと考えられる。ここでは22本→21本(関西線送り込み含む)で運用表を作りたいと思う。また、今後の通勤需要によっては、21本より少なくなる可能性もなくはない。2022年3月ダイヤ改正時点では、315系8両編成×7本、211系4両編成+211系4両編成×9本、211系3両編成+211系3両編成+313系2両編成×2本、313系3両編成+313系3両編成+313系2両編成×2本、313系3両編成+211系3両編成+313系2両編成×1本で回すと思われる。また、関西線で運用されていた313系4両編成や211系0番台は211系4両編成(中央線からの送り込み)に車両変更が行われると思う。それによって313系1000/1100番台(B0)6本24両を大垣、313系1500/1600番台(B100)7本21両、313系1700番台(B150)3本9両を静岡に転属することが可能である。また、武豊線の313系1300番台送り込みは大垣に必要数6本を貸出(車籍は神領区のまま)し、Y100+B500、Y0/J0+Y30+B500でB500を大府切り離しとして運用することができる。また、飯田線で運用されている313系1700番台は、静岡区に転属し、検査時の返却や送り込みは、豊橋発着の列車に増結し、送り込みを実施するのではないかと考えられる。
○関西線
関西線では、現在運用数が12~13本ある(ここでは12本と仮定する)。両数は2・3・4・5両が存在するが、ダイヤ改正で2・4両に統一され、3両・5両の列車は4両で運用され、3両車の運用は代走を除き消滅すると考えられる。また、211系0番台の廃車、313系4両編成が大垣区に転属に伴い4両編成は送り込みで入線する211系5000番台(K0)や313系1300番台(B400/B500)を2編成連結した状態で運用すると考えられ、2022年3月ダイヤ改正時点では、211系5000番台(K0)4本、313系1300番台(B400/B500)を2編成連結した4両×6本、313系1300番台(B400/B500)単独×2本で運用すると考えられる。
○東海道線名古屋地区
・東海道線名古屋地区では、快速系統、普通系統を含めて全列車6・8両となる予定だが、現在の状況では、車両数が不足する。また、武豊線直通運用は、4両編成のままではないかと考えられる。これらの状況を踏まえると2022年3月ダイヤ改正の時点で、311系の廃車はないと思われる。それに加えて神領区から転属した313系1000/1100番台(B0)6本24両が転入し、J0編成として運用するのではないかと思われる。それでも車両数は不足するので、現在の大垣車静岡乗り入れ運用を豊橋までとし、豊橋以東は静岡車で運用するのではないかと考えられる。浜松発8両(新快速)、菊川発4両、静岡発4両編成は、神領区から転属した313系1500/1600番台で置き換え、
B100+B100×3本で置き換えると思われる。
○東海道線静岡地区
・東海道線静岡地区は、大垣車撤退以外は現行のままではないかと思われる。

<中央線(名古屋~中津川)>
315系(C0)×7本
211系(K0)+211系(K0)×9本
211系(K100)+211系(K100)+313系(B400/B500)×2本
313系(B200)+313系(B200)+313系(B400/B500)×2本
313系(B200)+211系(K100)+313系(B400/B500)×1本
計21本(うち2本は関西線送り込みを含む)
<関西線>
211系(K0)×4本→中央線からの送り込み
313系(B400/B500)+313系(B400/B500)×6本
313系(B400/B500)×2本
4両運用10本、2両運用2本の計12本(うち4本は中央線送り込みを含む)
<神領車両区予備>
211系(K0)2本
211系(K100)2本(B200改造完了後は1本は廃車)
313系(B200)1本
313系(B400)1本
313系(B500)1本
<東海道線名古屋地区>
○8両編成
313系(Y100)+313系(Y30/Z)×8本
313系(Y100)+313系(R100)×1本→R100は飯田線からの送り込み
313系(Y100)+313系(B500)×3本→B500は大府駅で分割、武豊線運用
313系(J0)+313系(J0)×8本→うち3本は元神領区B0
313系(Y0)+313系(Y0)×3本
311系(G0)+311系(G0)×4本
311系(G0)+313系(Y0)+313系(R100)×1本→R100は飯田線からの送り込み
○6両編成
313系(Y100)×5本
313系(Y0)+313系(Y30)×7本
311系(G0)+313系(Y30)×3本
○4両編成(武豊線直通用)
311系(G0)×3本
8両運用28本、6両運用15本、4両運用3本の計46本
(武豊線・飯田線送り込み運用を含む)
<大垣車両区予備>
313系(Y0)×2本
313系(Y30)×2本
313系(R100)×3本→飯田線・美濃赤坂線兼用
213系(H0)×1本→飯田線専属

次回は2023年3月ダイヤ改正時点の説明を書きたいと思う


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