インターネットで低俗な人が言うことは信じてはならない - シットヨートン釈明

一つ前の投稿で紹介したBloodyElbowの記事が出たあと、ONEのCEO、チャトリ・シットヨートンがネットインタビュー番組『MMA Hour』に出演、Ariel Helwaniの取材に答えた。財務について問われたシットヨートンは、下記の通り明快な回答の回避に終始した。

ハレワニ記者: 昨日、BloodyElbow.comにONEの財務状況について非常に長いレポートが掲載されました。中でも、グループから子会社への4億ドルの譲渡という大きな項目があり、その結果ONEの2020年は巨額の利益を計上しています。この取引について、またONE Championship財務の健全性について教えてください。

シットヨートン: インターネットは危険な場所であり、読むものすべてを信じてはならない、と申し上げておきましょう。でも、その・・・大きなニュースがあるので、それをお知らせします。ワクワクするようなニュースがあって・・・それを聞いてください。ただ、インターネットは危険な場所です。読んだ事をそのまま信じると。特に低俗な人の言う事は・・・どういえばいいのか・・・そうですね、そういうことです。

ハレワニ: 報道が不正確だというなら、どう不正確なのかはっきりさせていただけませんか。

シットヨートン: いや、それは・・・つまり、不正確なこと、間違いが山ほどあって、1つや2つどころじゃない、1つや2つなら指摘するんだけどね。つまり、取り上げるほどのことではないんです。繰り返しになりますが、私は、時間が経つにつれて真実が明らかになるようにしたいのです。

例えば、長い間、私たちの視聴者数は疑われてきましたが、ニールセン社が数か月前に、世界最大のスポーツ団体に関する業界レポートを発表しました。Bloody某もこれまで、視聴者数についてキャンキャン吠えていましたが、ニールセンが「この通り、ONEは視聴者数やエンゲージメント指標で世界トップ10に入っている」と言っている。テレビで最もよく見られたスポーツ団体の第3位に入っている。動画再生回数は確か世界で4位か5位だったと思います。

こうして真実が明らかになっていくのが私は好きなんです。私はチームと懸命に働いています。セコイア・キャピタルやテマセク・ホールディングスなど、文字通り世界で最もスマートなトップ級の機関投資家が、うまくやれていない会社に3億4600万ドルもの資金を渡すはずもありません。それで、もし・・・この話はこの辺にしておきます。

ここで、12月5日のビッグイベントについて発表します。先週、MixedMartialArts.com に掲載された私のインタビューはご覧になったでしょうか。2022年はこれまでで最高の一年になりそうです。イベントの予定もまもなく発表します。(訳注:このインタビューは2021年9月に行われた。新型コロナウイルスにより延期された10周年記念イベント「ONE X」のことと思われる。)

ハレワニ: それは楽しみですし、ここで情報を開示してくれてありがたいです。で、株式上場の計画はあるのですか?

シットヨートン: 私も大きな発表をしたいですが、今はまだ何も話せません。あなたは・・・そうですね・・・ただ・・・そうですね・・・私には何も言えない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?